なんとあのトヨタの旗艦、スープラが復活との話です!
トヨタスープラと言えばかつて全日本GT選手権、頂上のGT500クラスでGT-RやNSXと戦ったスポーツカー。人気も高く圧倒的なトルクによるダッシュ力が半端ないクルマでした!
そんなスープラですが、2002年8月、排ガス規制により姿を消すことになりました。あれから14年、遂に新型開発のニュースが。最近の国産スポーツカーブームはホント嬉しいですね。
それでは新型スープラに迫ってみます。
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いよいよ登場!80系の意思を受け継ぐトヨタ・新型スープラ!
かつて90年台を代表する国産スポーツカーのトップクラスの1台として存在感を示していたスープラ(80系)ですが、日本の景気の悪化やスポーツカーに対する世論の冷え込みにより次第に存在意義が薄れ、ついに排ガス規制により生産終了となってしまったという過去があります。
そんなトヨタのイメージシンボル・スープラがフルモデルチェンジし、新型スープラとなって帰ってきます。
トップ画像は2014年のアメリカデトロイトショーで公開されたトヨタFT-1コンセプトと呼ばれるスポーツカーです。当初からこのクルマが新型スープラだと言われていました。まだ確定ではありませんが恐らく近いデザインにはなるでしょう。
それにしてもFT-1はカッコいいですね。なんだかル・マンカーのトヨタGT-ONEのような雰囲気を持っていますね。私はル・マンが大好きです。24時間の男の耐久バトルなんてロマンありますよね~。新型スープラはこのデザインコンセプトでデビューしてもらいたいものです。
新型スープラの発売日は2018年~!
まだ発売まで時間の掛かりそうな新型スープラですが、2015年から確実に開発が進んでいる模様で新型の発売は2018年以降とのことです。おそらく東京オリンピックよりは前に出してくるでしょう。トヨタは抜け目無いですからね(笑)新型スープラは2+2クーペスタイルで、かつての32フェアレディZのようなパッケージングです。
個人的にはFT-1カッコいいしトヨタっぽいデザインで速そうなんで、新型スープラはもうすこし小さくして先代JZA80型スープラぐらいの大きさで出して欲しいと思います。
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新型スープラのスペックは?
気になる新型スープラのスペックですが、エンジン排気量は先代と同じ3リッターターボエンジン仕様(300psオーバー)に加え、2リッターターボエンジン仕様(250ps前後)もラインナップに加わります。
これは日本市場と米国市場を睨んでいるからでしょうか?私はエンジンなど1種類で十分なのになと思います。
最新情報では新型スープラは近々登場予定のBMWZ5とプラットフォームを共有化するとのうわさもあります…まさかエンジンも?信じがたいですね。2社の連携はスムーズのようで、確かにトヨタはフラッグシップモデルに対して他社製のエンジンを搭載することがあるので無くもない話です。
BMWからZ5(つまり新型Z4)が登場!価格発売日最新情報!
しかしいくら効率化を求めていたとしてもトヨタのブランドイメージ構築に一役買うことになるフラッグシップスポーツカーであるスープラのエンジンという心臓部を他社に任せるというのは考えにくいのでやっぱり自社製のエンジンを搭載してくるでしょうね。
新型スープラの価格は?
価格は恐らく400万円~900万円とエンジンの種類によって幅が広がる模様です。しかし国産スポーツカーも高くなりましたよね。普通の会社員がちょいとボーナス貯めて買う額ではなくなりつつあります。
家電などではあまり感じませんが、車ほどの高価な商品になると近年の物価の上昇を肌で感じることができますね。給料は上がんないのに物価は上がり金利は下がるのですから日本円の実質的な価値は下がり続ける一方です。やっぱトヨタも軽スポーツ作りましょうよ!笑
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トヨタのフラッグシップスポーツカー復活に対して思うこと
ここ数年、90年代のようなスポーツカーブームが起きています。スポーツカー人気ランキング記事でも詳細をお伝えしましたが、2011年の震災以降スポーツカーへの人々の関心がどんどん上昇している状態です。つまり日本が変わりつつあります。
スポーツカー人気ランキング2016!面白カテゴリ分け大集合!前編
今までスポーツカーと言う乗り物はメーカーに体力があり、ユーザーに求められて初めて具現化できる代物でした。だからバブル経済崩壊やリーマン・ショック以降スポーツカーに対する風当たりの強さはすさまじいものがあり、それどころかスポーツカー=マニアの乗り物のような風評被害…(いや実際に今となってはマニアカーなんですが 笑)により中途半端なモデルは一斉に撃沈。さらに元々人気だった車種まで窮地に追い込まれ生産終了になってしまうなどスポーツカーにとってイバラの道状態でした。
ところがここに来てマツダのスタイリッシュスピリッツデザインブームやホンダのスポーツカーラッシュが起きています。特にホンダの動きは特筆すべきことで、去年はF1参戦に加えS660 というエポックメイキングの登場、さらに新登場S1000や新型S2000、新型CR-Z、さらに新型NSXまでがスタンバイ中です。
【特集】ホンダ新型スポーツカー軍団S660からNSXまで一気に大集合!
また日産も黙ってません。大幅に戦闘力をアップさせた鮮烈なイメージカラーの「アルティメイトシャイニーオレンジ」GT-Rをスタンバイ中です!ウルトラカッコいいです!
そして日産GT-RはR35へ。対性能での値段設定はバリュー価格
そうした動きを受けて遂にトヨタ大本営が重い腰を上げたようです。86で往年トヨタファン達に軽くジャブ打っといて、S-FRで新しいクルマ好き層達にボディーブローかまして確実に仕留め、スープラというド・ストレートで一気にスポーツカーブランドイメージをぶち上げつつマーケットの支持を根こそぎかき集める気でしょうか??(笑)
こりゃ90年代のフラッグシップスポーツカー三国志時代の再来ですかね!?
去年のカー・オブ・ザ・イヤーはファントゥドライブスポーツカーであるマツダロードスターとホンダS660の一騎打ちという夢の審査会でした。こんなに楽しかったカー・オブ・ザ・イヤー選考も久しぶりでした。
私達クルマ好きにとって今後数年はしばらく話題に事欠かない状態が続くでしょう。時代はより楽しく、そしてよりクリーンになっていきます。王者TOYOTAから勇ましく発進するフラッグシップスポーツカー・NEWスープラが日本のモータリゼーションをどう塗り替えていくのか?わくわくモーターライフの未来が今から楽しみですね。
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