
トヨタが世界に誇る、国産量産型ミッドシップスポーツカー。それがトヨタ・MR2/MR-Sです。
あの大御所トヨタが遊びゴコロを前面に打ち出し、今では考えられないほど冒険した車、そんなエポックメイキングな車がMR2シリーズです。
今回は私自身も大好きなこのMR2シリーズを、初代のAW型、2代目のSW型、そして最終となるZZW型(MR-S)の3車種をご紹介していきます。
スポンサーリンク
Contents
シリーズ一ピーキーな初代MR2 AW型登場
ミッドシップレイアウトのスポーツカーと言えば、あなたはなにを思い浮かべますか?
エンジンをボディの中心付近に搭載することで、圧倒的な運動性能を実現するミッドシップレイアウトは、構造上実用性と整備性が悪いため、趣味性の高い一部のスーパーカーにしか採用されていませんでした。
しかし、1984年。NSXが誕生するよりもずっと前。ついに量産型のミッドシップスポーツカーが日本で誕生することになります。
それが初代トヨタMR2です。型式名でAW11、愛好家たちからはエーダブと呼ばれるこの車、かなりピーキーで凄く面白い車なんです。とても古い車ではあるものの、未だに先進的なエクステリアだと感じさせる小さなスポーツカーです。
そんなAW11に注目してみます。
トヨタ初代MR2 AW型の中古車の選び方と注意点。レストア向けか
スポンサーリンク
成熟を重ねリアルピュアスポーツへと進化したSW型
かの名作、公道暴走漫画『頭文字D』に登場したこともあり、AW10/11型よりも一般的な知名度は高いかと思います。
あのトヨタが失敗を重ねながらも諦めずに熟成を重ね、足回りやブレーキの改良、馬力UPなどを経て、モデルサイクル後半(3~5型)は、MR2を名乗るにふさわしいミッドシップスポーツカーへと成長を遂げています。
そんなSW20についての記事です。
2代目トヨタMR2、SW20の中古人気の4型5型の維持費は?
オープンエアミッドシップを格安で楽しめる魅惑のスポーツカー、ZZW型(MR-S)
MR-Sは気軽に乗れるトヨタ製ライトウェイトミッドシップオープン2シーターです。
ぱっと見可愛いポルシェのような外観が特徴で、実用エンジンを搭載することで市場に安価で提供されました。こう見えても走りは楽しい生粋のスポーツーです。
私の家の近所のMR-Sのオーナーさんは、もう十数年もの間、何台もMR-Sを乗り継いでいます。ボディーカラーもイエロー、レッド、グレーと変化してきました。よほど好きなのでしょう。ミッドシップ2シーターという最も実用性がないパッケージの車を、何台も乗り継ぐ姿には熱いものを感じます。
トヨタMR-Sの評価。中古の注意点は幌。燃費良く乗って面白いトヨタらしいオープンカー
スポンサーリンク
MR2/MR-Sは、トヨタから私達への遊びの誘い
トヨタMR2とMR-Sは、トヨタが私達へ送ってくれた、車趣味テーマパークへの招待券です。買うまでは勇気がいるけど、買ったらずっと長く楽しめる素敵なチケットです。
走りを味わうも良し、外観にうっとりするも良し、カスタムするもよし。積極的にハンドルを握りたくなる不思議な車です。
それはやはり、このMR2シリーズには、他の車にはない異質な魅力が沢山つまっているからでしょう。国産には珍しいミッドシップ、オープンカー、ピュアスポーツ、ワクワクさせるエクステリア、やる気にさせるインテリア等々、今の車ではなかなか見られない粋なポイントが随所にありますよね。
あなたも今度の休みに中古車屋に繰り出して、楽しい相棒を見つけに行きませんか。きっと楽しいドライブを堪能することができますよ。
スポンサーリンク
関連記事です
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。