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プロフィール
はじめまして。
このサイトの管理人、「アドレナ」と申します。
「車が好きだ」この思いだけで高校時代から社会人になるまで車と共に過ごして来た、大のクルマ好き・自動車ファンです。自動車好きが高じて理系を選択し、大学は工学部に在籍、部活は自動車部、バイトはガソリンスタンドと車漬けな学生時代でした。
当時は流行りのイニシャルD真似て夜な夜な山に走りに行って死にかけたり、サーキット行ったりドリフトしたりエンジンをバラバラにして組み上げたりオールペンしたり。時には車の模型を作ったり、さらに徹夜でグランツーリスモやったり、モータージャーナリスト目指して大手の自動車雑誌編集部で働いたり…。
そんなハチャメチャな10代20代、人にも迷惑を掛けてきた若造でしたが、私も大人になり少しでもクルマというものが持つ魅力を、少年時代のようなこのワクワクを、人生への彩りをあなたに伝えることができればと思い、このサイトを作りました。
今日本の自動車工業会は過渡期に差し掛かっています。日本の製造業の中では家電業界などと比較してまだ世界的に優位に立つ車業界ですが、どんどん製品はモジュール化し、個が失われてゆきます。これは世界的な流れですから止めることはできません。さらに電気自動車や自動運転が市場の覇権を握る日もそう遠くないでしょう。
そうして自由に移動することが出来る象徴、少年の憧れだったクルマというものが、ただの便利な移動手段に変わってしまったときに、あえて不便を楽しもうとする非合理な子供みたいなこんなクルマ馬鹿がいたんだよということを非力ながら地味に残してゆきたいと思っています。
もちろん環境問題は人類の命題です。ただ、日本は世界一の自動車立国でありながらミニバン・セダン・白黒銀の「全員右にならえ状態」と言えるあまりにもつまらないクルマが町中に溢れかえっています。
これは日本人の気質や日本の義務教育による影響だと思っていますが、周りとハッと振り向かせ、少し楽しい気持ちにさせるクルマがあと0.1%増えても良いんじゃないかなと思います。
町中を走っていて、1000台に一台でも面白グルマを見かけたら楽しいじゃないですか。西洋文化的なスペック重視ステータス重視のドヤ顔車は排除の方向で行きますが、日本人のDNAに深く刻まれる侘び寂び風情や自然神、奥ゆかしさ、江戸の小粋さといったクールジャパンを上手に再現した車が増えることを切望しています。
現在、日本にとってクルマというものは他には変えられない価値を持つ特別なものです。私達が暮らすこの日本という東洋の小さな島国では、他国から素材を持ってきて加工し価値を生み出すということを、大昔から先祖代々繰り返してきました。資源を持たない日本にとって世界の人々が欲しがる品物を生み出すことは生き延びる唯一の術だったからです。
そのような背景から、私は私達クルマ好きが背負う使命というものは決して小さいものではないと思っています。なぜなら日本人が車に興味を持つということは、国産メーカーの作り出す車達が魅力的になるということであり、それはそのまま世界から見たときの製品価値向上に繋がり、しいては国力が維持され日本の平和と安全に寄与すると感じるからです。
まぁ少し話が熱狂的になり過ぎた感がありますし、ナショナリズムだと思われるのもあれなので、ここで今一度クルマ好きについてフランクに考えてみたいと思います(笑)。
車の魅力は「プライベートが切り離されていること」だと感じています。同じメカでも、電車や飛行機、船といった乗り物には自由がありません。自分の意志で、好きなタイミングで好きなところへいける。自分が主体である。こういった魅力が車にはあります。もちろんバイクにもあります。仕事だって、ある程度自分が主体的に動けるほうが良いですよね。
車好きはどうして車好きなのでしょうか?人によって回答はまちまちだと思いますが、「心くすぐられる」という言葉は共通して言えるのではないでしょうか。
車好きには思い出も沢山あると思います。初めて親の車を運転したとき、自分の車を手に入れハンドルを握ったとき、仲間とノリノリでドライブしたとき、恋人を助手席に乗せて夜景を見に行ったとき、家族旅行に行ったとき、道に迷ったり渋滞に巻きこまれて、車内がピリついたあの独特の空気感とか…もね。
思い出を作るなら、やっぱり自分の好きな車とが良いです。死ぬまでに乗りたい車ってありませんか?私は街中で渋い車を見かけたときなんかはもう!ツレの話は耳に入ってきません(笑)でも車に興味のない人からしたら理解不能みたいですね。悲しいですわ。
まぁ、車って心底男に躍動感を与える特異な物体・存在で、車を取り巻く環境全体が人の人生に深く関わってくるものだといつも思っていますが、家庭を顧みずに人生を棒に振るってまで車に命をかけるというのは考えものです。
ただ、私はあなたのような本当は好きなクルマや憧れのクルマに乗りたいのだけれども、見栄や体裁、そして経済面、その他の様々な不安や社会の弊害によって心の底から喜びを感じる車選びが出来ないと嘆き悲しんでいる「潜在的クルマ好き人間」を理解し、ワクワクする未来へ向かってその背中を押すために・・・
そしてクルマ好きを心底楽しんで頂くためにこのサイトでコツコツ発信活動を続けていくつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
モーターバカ アドレナ