【特集】マツダを変えた進化の軌跡。技術、デザイン、企業ビジョンに期待
- 2017/3/8
- 車コラムと豆知識
- マツダ, デザイン, 特集記事
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近年、一番生まれ変わったメーカーといえるのがマツダです。
日本一欧州に近いメーカーとして、今マツダの作る車が光り輝いています。なぜマツダは変わったのでしょうか?そこには10年以上にも及ぶ血と汗と涙の技術革新と意識改革がありました。
その活動は多岐に渡るのですが、ここではマツダ刷新の要因となった3本の柱をご紹介していきます。それがデザイン、技術、伝統です。ここまで整理していくと、ここ数年のマツダの躍進ぶりが決して幸運だけで成し遂げられたものではなかったということが分かります。
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Contents
【デザイン】マツダの生まれ変わったソウルスピリッツを体現する魂動デザイン
マツダのクルマが気になるようになった。特に見た目が良くなった。
こんな声を多く聞くようになりました。もちろん反対意見もありますが、これほど人々の肝心がクルマのデザインに向けられるようになったことはとても良いことだと思います。
マツダが近年推し進める数々の施策の中でひときわ光る存在である「魂動デザイン」。日本の車メーカーが世界と対等に渡り合えるプレミアムメーカーになれるのか?そんなエポックメイキングなマツダの感性に迫ります。
マツダの魂動デザインはかっこいいのかダサいのか?世界の評価から考察してみて分かったマツダの変化
【技術】マツダのデザインは外装だけに留まらない。マツダ技術の集大成、スカイアクティブ
美しいのは見た目だけではない。
こんなマツダ技術陣の叫びが聞こえてきます。なんとマツダはエンジンピストン内部の爆発の美しさという一般人には理解不能な研究を長年続けていました。
ここ数年市場を沸かせる代名詞である「スカイアクティブテクノロジー」。この技術が生まれたのも、こうしたマツダの常軌を逸した研究の先にあったのです。
技術のマツダ、クローズアップ。
マツダスカイアクティブとは?エンジンの開発で燃焼の美しさを研究したマツダの英断
【伝統】往年の匠の技を後の世代に継承させたマツダ
モノ作りは終わった。
そんな声が聞かれるようになって幾年月か。でもマツダは諦めませんでした。技術は宝。職人の技が車を変える。こうした企業姿勢が製造現場までを巻き込み、今のマツダ車の魅力を底上げしていきました。
常に時代に逆らうように見えて、実は本流を捉えている。私の目にはマツダというメーカーがそういう企業に映ります。
エンジン製造で往年の匠の技術の伝承を進めたマツダ。モノ作りの負のイメージを払拭
マツダを代表する車、CX-5
やはり今CX-5を語らないわけにはいかないでしょう。
CX-5は2代目となり熟成されました。魂動デザインの牽引役として大活躍がCX-5。なぜこのクルマがこれほどまでに喝采を浴びるのか。私達クルマ好きがそこから学ぶことは?
CX-5の持つ魅力と、課せられた使命に迫ります。
【モデルチェンジ】マツダCX-5は新型と中古どちらの評価が高いのか。魂動デザイントップバッターの魅力に迫る
マツダのまとめ
スカイアクティブテクノロジー。魂動デザイン。今のマツダの快進撃を見ていると、この2つの言葉がふわっと浮かんできます。
まずは長年の蓄積によって具現化した技術がメーカーを変え、デザイナーを変え、社員全員の士気までを向上させることとなりました。そして素晴らしい技術にふさわしい素晴らしいデザインが与えられ、マツダのクルマは生まれ変わりました。
マツダは倒産の危機に喘ぎながらも自社の強みを探し続け、デザインを核としたブランディング、ハイブリッドに負けない燃焼技術を武器に、2%戦略を掲げ見事市場の心を掴みました。
私としては何よりも嬉しいのが、マツダには本当に車が好きなエンジニアが沢山いて、みんなで同じ価値観を共有し大きなビジョンに向かってより良いクルマを作り出していこうという気概を感じることです。
電気自動車や韓国・中国車の台頭など、日本の車メーカーの危機だといわれる昨今ですが、今から10年後もきっとマツダは、私達クルマ好きが思わず唸ってしまうような魅力あふれるクルマを作り続けていける数少ないメーカーの一つとして、力強くそこに存在していると思います。
ファンモビリティーの未来を魅せてくれるマツダに、期待が止まらないです。
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