およそカローラという車ほど、日本車という工業製品の全てを物語っている存在もないでしょう。
壊れない信頼性を武器に世界中の道路を走り続け、その累計生産台数はなんと4400万台以上。名実ともに「世界のカローラ」として君臨しています。
そんなカローラがフルモデルチェンジするとあって、さらにあのゴルフGTI並の過激なモデルまで登場を控えているということで、取り上げずにはいられなくなりました(笑)。
さて新型カローラはどんな面白ポイントを持っているのでしょうか。
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トヨタ・カローラとは
説明する必要もないかと思いますが、カローラはトヨタ自動車が1966年から現在まで製造・販売を行っている乗用車です。日本が誇る世界有数の大企業、トヨタの代表的な車の名称ですね。
ボディ形状はセダンからハッチバック、ワゴンまで多種多様に存在します。記念すべきカローラの誕生から50年が経過しており、この車なくしてトヨタ自動車は語れない。そんなレベルの車です。
現在ではセダンモデルのカローラ・アクシオにワゴンモデルのカローラ・フィールダーなどが販売されており、派生車種や兄弟車まで含めるとキリがないです、本当に。
今回はカローラという名前を冠するアクシオ、フィールダーを中心にお話しようと思っています。アクシオ・フィールダーは現在の日本を代表するカローラです。
現行のアクシオ・フィールダーは2012年にフルモデルチェンジしてから既に5年が経過しており、いよいよフルモデルチェンジを迎えようとしています。近年のカローラはオーナーの高齢化が進んでおり、なんとか若者にも乗ってもらおうと四苦八苦していますが、なかなかうまくいっていません。
アクシオ・フィールダーはマイナーチェンジ時にキーンルックへとフェイスリフトを行い、先入観を除けば若者らしいフェイスになったとは思います。しかし、セダンとワゴンというボディ形状では、若者に訴えかけるのは難しいのでしょうね。
また、カローラという歴史ある名前がなんとなく高齢感を感じるのも事実。ですが、そこをなくしてしまうのも、なんだか本末転倒な気がしなくもありません。
そんなに若者に乗ってほしいんだったら、いっそのこと、SUVモデルを投入しては・・・と安直な考えは置いておきまして。
新型カローラは今まで通り、スタイリッシュで若者らしいデザインを意識しつつ、スポーツモデルを復活させるという話も出ています。
なんでも、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIのスペックに迫るハイパフォーマンスなハッチバックモデルが発表されるのだとか。2017年から世界ラリー選手権に復活もしていますし、ヤリス(ヴィッツ)に代わるハッチバックモデルが登場してもおかしくはなさそうです。
ハイスペックなカローラに期待!
つまり、新型カローラはセダンモデルのカローラ・アクシオ、ワゴンモデルのカローラ・フィールダー、そしてカローラ・ハッチバックの3モデルがラインナップすることになります。
ついに5ナンバーサイズを超え、3ナンバーサイズへとボディが拡大されるようです。
新型カローラ・アクシオは大衆車からの脱却を目指し、プレミアム路線へと進む模様です。ミドルセダンであるマークXが現行モデルで生産終了という話もありますし、クラウンに続くミドルセダンポジションに、マークXが空けた穴に滑り込む形で誕生するのではないでしょうか。
次に新型カローラ・フィールダー。こちらは方向性は今のまま、スタイリッシュで都会派なものになりそうです。
ボディサイズが拡大されれば、単純に積載量も増えますし、良い判断かもしれません。
最後に謎のベールに包まれたままの新型カローラ・ハッチバック。こちらは通常モデルに加え、スポーツモデルの投入が予想されています。
上記でゴルフGTIに迫るスペックだとお話しましたが、具体的には2リッター直4ターボエンジンを搭載。最大出力は260馬力前後になるとの見通しです。
ヴィッツより一回り大きな車格となり、コンパクトカーのスポーティーモデルとして販売されるわけではありません。WRCで勝つための、本格スポーツベースモデルとして誕生するようです。
本当にわくわくが止まりません。できれば3ドア・・・いや、わがままは言いません。せめてC-HRのような3ドア風5ドアで発表してくれたら泣けます。
ハッチバックを含め、新型カローラは未だ謎に包まれた存在です。続報が気になりますね!
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