中古車を売る時に、光っているものは光らせる。
その中で一番効果があるのは、ヘッドライトカバーですと以前ご説明しました。
そこで今回は中古車屋でも行っている素人でも出来るヘッドライトの簡単な磨き方をご説明します。
ヘッドライトが黄ばんだままだと残念な印象ですが、きちんと光っていると車の印象が格段に上がりますよ。
黄ばんだヘッドライトの磨き方
ヘッドライトの磨きはいろんな方法があり、カーショップにも専用のグッズがいっぱいならんでいます。しかし中古車店ではそう特別な物は使いません。耐水ペーパーとコンパウンドを使って根気よく磨いていくのみです。
作業前に必ず養生をしてください、そうしないと誤ってボディを傷付ける事になりかねません。具体的には、ヘッドライト周りをマスキングテープで覆います。水が垂れるバンパーなどはブルーシートで覆ってください。
目的は、紫外線と付着物による表面の汚れを削って一皮むく事です。削る為、耐水ペーパーは1500番2000番と数字の小さい方から使います。これはかなり細かいので時間がかかりますが、その分失敗しにくくなります。
この耐水ペーパーを、ヘッドライトをはみ出す事の無いように、四分の一程度に小さく切って使います。水につけながらただひたすら磨きます。時々拭き取って確認しながら一心不乱に磨きます、その後コンパウンドを使って仕上げていきます。ただこれだけです。これで十分きれいになりますし、無駄にお金をかける必要はありません、時間はかける必要がありますが。
こちらの記事は黄砂対策のボディー磨き記事ですが、そのままヘッドライト対策としても使えます。
ただ古いものでは、材質のポリカーボネートが紫外線により表面だけでなく、内部まで変色していることがあります。
頑固な黄ばみは、業者などでは電動ポリッシャーなどで一気に畳み掛けることも多いのですが、一般の家庭にそんなものなかなか置いていないと思います(笑)。
手磨きで上記の方法を取ると、重症なヘッドライトでは一個少なくとも2時間~3時間は掛かります。場合によってはもっと掛かることもあります。腕がパンパンになりますし、日が暮れます。ある程度やってみて変わらないようなら、ヘッドライト、もしくはヘッドライトカバーを新しく交換するしかありません。
もっとお手軽にヘッドライト磨きたい!
上記ではヘッドライト磨きであまりお金を掛けずに時間をかける方法をお伝えしました。でもヘッドライトの黄ばみが軽症な場合は、もっとお手軽に磨ける方法があります。それが便利グッズです。
以下の様なものが使いやすいです。
これらの商品は耐水ペーパー掛けではなく、付属のクロスに付属のコンパウンドを付けてひたすら磨くタイプです。ささっとやりたい方にはおすすめです。ただし頑固な黄ばみは取ることができませんのでご注意。
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