2016年4月11日にトヨタのプチプチ乗用車「パッソ」が新型になってフルモデルチェンジします。
私はヴィッツよりもパッソのほうが好きです。なんか可愛いんで。男性からも女性からもご年配の方や若い人から幅広く人気を集める車種であるだけにどんなモデルチェンジになるのか気になります!!
今回のフルモデルチェンジによってパッソは3代目となります。現行の2代目は1リッターと1.2リッターの2種類のエンジンが用意されていましたが、果たして新型パッソはどんなラインナップで登場するのでしょうか?
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実は6年もモデルチェンジされていないパッソ
うちの奥さんは「ぷっちパソパソ♪・・・あれ?」と呟いてましたが「トヨタ最小プチトヨタ♪」の可愛いCMでプチトマトをイメージしながら2004年に華々しくデビューした初代パッソ。軽自動車は作らないと意地を張るトヨタにとって、ヴィッツよりも車幅が30mm小さい車として誕生しました。
確かにイメージカラーがレッドだったんでプチトマトみたいでしたね。笑 同時に兄弟車としてダイハツから「ブーン」が登場しましたよね。
初代パッソはセールス的にはまぁまぁヒットでした。そして2代目が女性スタッフの手によって2010年に生まれ、初代パッソよりもちょっと丸みを帯びて女性寄りなデザインになりました。
けっこう売れていた初代を大きく変えるわけにはいかなかったので、2台目はわりと初代に似ています。
個人的にはヴィッツという優等生がいるのでパッソはもっと車として冒険しても良いんじゃないかなと思いました。長女は良くできた子だけど次女はヤンチャで自由気ままな性格みたいな。
日産にも主力コンパクトカーであるノートがありますが、パッソのような自由なフリースタイルコンパクトカーはラインナップに無いです。※そのかわり変態仕様としてジュークがありますが。
パッソは新車本体価格がリーズナブルで、軽自動車に迫る安さです。冒頭でもお伝えしましたが、1.0と1.2リッターエンジンがあり、およそ110万円ほどから購入することができます。
パッソはスポーツモデルもあった!
初代は女性向けの車とはいえ割と角ばったデザインだったためにレーサー仕様の男性向け特別モデルも存在し、「パッソ・レーシー」として一部のファンに愛されてきました。
このパッソレーシーは意外とホットなモデルで有名で、車重は僅か940kgと軽量で、固められた足回りと92馬力の高レスポンスな直4DOHCエンジンでとても楽しい車に仕上がっていました。
意外とかっこ良くて私も買おうかと一度検討したことがあります。このスポーツモデルはさすがに2代目パッソでは消えてしまいましたが、また復活を望みます。
私だけかも知れませんが、この初代パッソのデザインって大人気ハイブリッドカーである「アクア」になんとなく受け継がれているような気がします。
3代目トヨタ新型パッソのはどんな車なの?
肝心の新型パッソですが、いまのところ2016年4月にデビュー予定です。大きさは今とほぼ同じで、唯一全高のみ10mm小さくなります。まぁ10mmなんてどうでもいいですね。笑
ただ、世界的なダウンサイジングの流れや大規模モジュール化、ラインナップのムダを省く意味でエンジンが直列3気筒1.0Lのみに絞られます。トランスミッションもCVTのみでしょうね。
これはとても良いと思います。なぜ同じ車にエンジンが2種類も必要なのか。日本の車は細かくグレードを展開し過ぎです。もうバブル期ではないのですから。日本の車メーカーはもっとヨーロッパのようにラインナップはシンプルでありながら基本装備はちゃんとしているといった潔さが欲しいですね。
今までの車販売のやり方はまるでややこしくなりすぎて自らの首を締める結果となった大手携帯会社の分かり難い料金体系のようです。
エンジンを一本にしてその分作りこむ。完成度を上げれば燃費も良くなるし無駄なコストも掛からないので販売価格も下げることが可能で、それこそユーザー視点に立った車作りだと思います。
その点新型パッソの流れはとても好印象です。
新型パッソには低速域衝突回避支援システムやスマートアシスト2を採用、エンジンは2020年の燃費基準を2割も上回る性能を発揮するそうで、およそ28.0㎞/L前後です。そしてなんと、あのパッソレーシーの後継もスタンバイしているようです!これはクルマ好きとして非常に楽しみですね!他にも自動ブレーキなども搭載されるようですが、この際ぜひトヨタさんには独創的なものを出していただきたいです。
新型パッソが頑張るべきポイント、カラー展開は?
何度も言いますがパッソは基本装備だけをしっかりさせ、あとはユーザーが自由に選べるような楽しさがあると良いと思います。ヴィッツがいるのですからパッソはお利口さんでいる必要な無いはずです!それこそVWルポのように内装はとても簡素なものだけどちょっと気の利いたデザインで、無駄な豪華装備など徹底的に省いて車として大切な部分に力を投入して欲しいですな!
エントリークラスの車の内装の樹脂に塗装など必要ありません。上手に樹脂の色でオシャレ感を演出、まるで丸亀製麺で素うどんを食べるような、そんな清々しい車になれる素質があるのはパッソなんですから。
その代わり浮いたお金でユーザーの心をキャッチするカラフルなボディーカラー展開にするとかして欲しいです。パッソファン達は豪華装備などよりも見た目の楽しさを重視するハズです!現行パッソで既に15パターンもの多色展開をしているのですから新型パッソも期待できますね!ツートンカラーを組み合わせたらほんと楽しそうです。
さらにトヨタの現社長である「豊田章男」氏も大のモータースポーツ好きで、バンバンレースしたりしてますから(笑)社長命令で今度のパッソのレーシーモデルも面白くしてもらいたいですね。
かつてのホンダ・シビックが小さくて使いやすくてみんなに距離が近くて愛されたように、また新しい価値観をユーザーに与えすっかり国民車となったスズキ・ワゴンRのように、3代目パッソは本当のお客さん視点の車であることを切望します!
いよいよスズキワゴンRの新型が2016年フルモデルチェンジ!
追記 パッソモーダが加わります
新型パッソにはパッソモーダというちょっと上質クラシカル路線デザインのパッソがラインナップに加わります。まるで欧州コンパクト、Aセグメントの車のようです。
パッソモーダは2トンボディーカラー展開や専用グリル、ヘッドライト、リアコンビネーションランプなどを装着、パッソのもう一つの顔となってます。すぐに高級路線・・・やっぱりこうなるのですねぇ(笑)お化粧グルマに金かけるのならぶつけても財布の傷まないウレタンバンパーをオシャレに配置するとかしたらどうですかね?え?板金屋が儲からない??それこそ運転の苦手な女性ユーザー視点を無視した施策だと思いますけどねぇ。
ついにトヨタがダイハツを完全子会社化しましたから、今までのパッソ・ブーンの2台展開にも変化が起きるかもしれません。
追記 新型パッソの価格は?
新型パッソはおよそ140万円前後になるようです。新しいトヨタ最小コンパクトカーとして期待大ですね。
燃費良しデザイン良し小さくて使いやすくておしゃれで可愛くて愛着湧く、さらに買い求めやすくて10年トータルコストもハイブリッドカーより低いとなれば売れないわけがありません。ニューパッソはアクアの購買層を食っちゃうかもしれませんね。
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