【最終更新日】2018/04/20

タイヤ交換の工賃料金高いと思いませんか?工具使い自分でやれば安いです。

  • 2018/3/30
  • タイヤ交換の工賃料金高いと思いませんか?工具使い自分でやれば安いです。 はコメントを受け付けていません

このタイヤ交換時の費用については、以前より問題ありと思っています。以前大手カ-ショップでタイヤの安売りをしていたのを見て、この際と思い交換しようと出掛けたところ、あまりの手数料の高さに、ちょっと苛立って、文句を言ったことがあります。

実は、驚かれるでしょうが、長い中古車ライフの中で、わたしは一度も新品タイヤというものを買ったことはなく、タイヤ交換となればどこからともなく中古タイヤを探してきて、自分で交換してきたものです。でもその時はやってきました、現場を離れた為初めて新品タイヤというものを買おうと、出掛けて行ったのです。

そこではじめての御使いではないですが、カルチャーショックというものを少なからず体験することになったのです。

Contents

タイヤ購入時にかかる費用

タイヤを購入した時にかかる費用にとして、次の様なものを挙げられました。

  • タイヤ組み換え   (一本)     500円 (消費税別) ~
  • タイヤバランスの調整  (一本)  500円 (消費税別) ~
  • ゴムバルブの交換   (一つ)   300円 (消費税別) ~
  • 廃タイヤ処理費用   (一本)   300円 (消費税別) ~

これは軽トラのタイヤ交換の場合です。条件としてそのお店でタイヤを買う必要があります。持ち込みの場合それぞれ倍近くになります。

普通車になればタイヤ組み換えは1,000円~、タイヤバランスは1,000円~に上がります。

その時私が買おうと思ったタイヤの価格は4本で12,800(税別)円と、国産の割に格安だったのですが、結局タイヤ代金以外に7,000円弱掛かることが判り、すっかり買う気が萎えてしまいました。誘蛾灯に引き寄せられて、大変な目に合う虫たちの気持ちのような気がしたのです。

安さに引き寄せられてきたお客に、結局は高い買い物をさせるような気がして嫌な気持ちになったのです。相手はピットもそれで食べているのでと言ってきたので、「私から言わせてもらえば、それはそちらの勝手だ、こちらは商品に見合う金額だから出すのであって、決してピットに給料払うためにお金を出すのではない。」と捨て台詞を吐いて後にしたのですが、少し大人気なかったかもしれません。まあ色んな考えがあります。

その後、夕方までタイヤ屋さん巡りをしたのですが、わかったことは、カーショップ系列やタイヤチェーン店の取り付け費用の項目はほぼ同じだという事、値段も多少の違いはありますが大差なく、もうこれは商習慣として確立されているようだという事です。

安くタイヤ交換をする方法はないのか

ネットショップやオークションでタイヤを安く手に入れる事は可能ですが、その後のタイヤ交換をどうするかが問題です。

お知り合いにタイヤ屋さんや整備工場の人がいれば一番良いのでしょうが、中小の中古車屋さんでは、タイヤチェンジャーなどは持っていないでしょうし、持っているような大手では、営業もなかなか融通が利きづらいため、安く出来るかもしれませんが、タダとはなりそうもないでしょう。

あとは自分ですることですが、さてDIYで出来るのでしょうか。

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自分でやってみよう

 タイヤ交換を作業順番に見ると次のようになります。

  1. タイヤを車から外す。
  2. 旧タイヤをホイールから外す。
  3. バルブを新しい物に交換する。
  4. 新しいタイヤをホイールに取り付ける。
  5. 新しく取り付けたタイヤのバランスを取る。
  6. 新しいタイヤを車に取り付ける。

かなり荒い作業順番ですが、大まかにいうとこのようになります。この中で、DIYで難しいのは④の新しく取り付けたタイヤのバランスを取る、この作業でしょう。そのためバランスだけ専門店に依頼するというのが無難だと思われます。

実を言うとこのバランス、絶対できないという訳ではないのですが、安全のためです、専門家の力に頼りましょう。

タイヤ組み換えに必要な道具

タイヤ組み換えに必要な工具は次の様な物です。

  • タイヤレバー 2本
  • 虫まわしドライバー
  • ビードクリーム

最低これだけあれば何とか出来るのですが、何事も慣れないと時間がかかります。タイヤレバーは2本必要です。30センチほどの大きなドライバーの様なものもあるのですが、上の画像の様な物の方が汎用性もあり使いやすく、長さは40センチ程です。

虫まわしドライバーはタイヤの空気を抜く時に使用しますが、これも短いよりは20センチほどの長い物の方が使いやすいです。

ビードワックス、これはタイヤをホイールから外したり取り付けたりする際に、ビードと呼ばれるタイヤ側とホイール側の両接触面に塗り滑りを良くして、作業をスムーズに行えるようにする物です。昔は石鹸水を使ったりもしたのですが、やはり水分がタイヤ内に入ったりするのはどうかなと不安があります。それが原因で不具合が起きたという経験はありませんが、せっかく便利な物があるのですから、使わせて頂きましょう。

3点あわせても2,000円程です。

その他あればいいな、と思われるもの

その他にもあればいいなと思う物としては、次のような物があります。

左側はビードを落とす道具です。これがあるとビードを落とすのが楽です。無い時はタイヤレバーと、あなたの体重が武器になります。値段的には3,000円ぐらいでしょうか。

真ん中の画像はエアーコンプレッサーで、業務用ではなく小さい個人用のコンプレッサーです。プロが使う物に比べると容量が少ないですが、結構役に立ちます。でも少し値が張るのが問題です。ちなみに私のコンプレッサーは、ホームセンターで安売りしていた時購入したものですが、22,000円程でした。近所の人も気楽にタイヤの空気圧調整に寄って行きます。

右側の物は、カーショップなどでも売られているバッテリーを電源とする空気入れですが、トランクに入れておくと緊急時にも役に立つものです。高くても3,000円程です。ただ新しいタイヤに入れ替えた後、空気を入れてビードを上げなければならない時、扁平率の高いタイヤだとビード部分が固いために、空気の注入量が少ないこの空気入れでは上がらないかもしれません。そういう時はバランスをとる予定のお店に、そのまま持ち込みましょう。空気を入れる工賃までは取らないでしょう。

昔はスプレーガスを隙間から内部に噴射した後、火をつけて一気に膨らませるような猛者がいましたが、そういう事は止めましょう。危ないです。

実際の組み換え方法は

実際の組み換えは、動画でご覧になるほうが解りやすいと思います。

注意点としては、タイヤのビード部分が接するホイールの表面をあまりキズ付けないようにして下さい、空気漏れの原因になります。パンクしているわけでもないのに、ひと月ほどで目に見えて空気が減っていく、こんなことになりかねません。

でも、まあそんなに神経質になることはありません。わたしも結構な数の手組みをしましたが、一度も空気漏れをおこしたことはありません。でも幾つか、そのような空気漏れをおこしたタイヤを見たことはあります。そんな時はもう一度組み換えをやり直すと治ることがあります。ホイールとタイヤの接地面に異物が挟まっていたりすることも原因だと思われます。

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最後に

最初に私のタイヤ交換の話をしましたが、色々タイヤ屋さん巡りをした結果、昔からのタイヤ屋さんで購入することになりました。そこに最初のカーショップにあったタイヤと全く同じものがあったのです。

値段は2,000円ほど高く付けられていました。でもタイヤ以外の費用はバルブ代(4個)600円だけで、組み換え費用もバランス取りの費用も、古タイヤ処分費用もありませんでした。さんざん巡ってここに到達した時には感激して、タイヤを組み替えてくれた整備の若者に、思わずそっとチップをはずんでしまいました。結局最初のお店とあまり変わらなくなってしまいましたが、お金の問題ではありません、納得できるかどうかの問題です(頑固すぎる様な・・・)。

結局一番高かったのは大手カーショップ店やタイヤチェーン店でした。タイヤ自体は安かったのですが、トータルでは一番高くなりました。昔からのお店ではタイヤは高いかもしれませんがトータルでは安くなるお店もあります。要はタイヤを買う時はトータルの値段で選ぼうということです。

それでも一番安くなるのは、安売りのタイヤを買って、DIYで組み換えを行うことです。たしかに初めてだと、工具代などで足が出る場合もあるでしょうが、これからも自分で行うのであれば十分元が取れます。なにより少し楽しいですよ(私はさんざんやったので、もう嫌ですけど)。とは言いながら年末に近所の方に頼まれて2台も交換してしまいましたが。





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