【最終更新日】2018/04/24

車の修理費用を節約するためには、部品代を見直すのが一番。

今回は、車を長く乗る限り避ける事の出来ない修理に関しての特に部品に関してのお話です。修理をおこなう時、多くの場合部品交換を伴っていて、そしてその費用が修理代金の多くを占める場合が多々あります。そこでなるべく修理代を安くするためには部品代を節約する事が求められます。

部品代を安くするとはどういうことか、中古品を使うという事か、でもそれだと結果が心配だと思われる方に向けての話です。ここで交換部品について色々あることを知って頂ければ、これから修理をしなければいけなくなった時、きっと修理代の節約につながりますよ。


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交換部品の種類

交換部品には新品部品と中古部品がありますが、それぞれの中にもいくつか種類があります。次はそれについて説明していきます。

非純正品(社外品)

新品部品も、純正部品と非純部正品(社外品)とに分かれます。純正部品と言うのは、品質において自動車メーカーの基準に準じ、その流通経路に乗ったものです。社外品には実に様々な物があります。オイル類、フィルターエレメント、バッテリー、電球、ワイパーゴム、ベルト類、プラグ、などの小さな物だけでなく、オルタネーター、ウォーターポンプなどの機械部品を含めてまだ一杯あります。

その他にも性能アップ系やドレスアップ系では、サスペンションコイル、ブレーキパット、ステアリング、アルミホイル、などがあります。

社外品の中には同じ製品を製造しているメーカーでありながら、自動車メーカーの流通に乗らなかったため社外品となっている物と、そもそも製造しているメーカーが違う海外製に代表されるものなどがあります。

 

ウィンドウガラスなどもそのうちの一つです、自動車メーカーの認証(ロゴマーク)が印字されていなくて、旭硝子や日本板硝子などガラスメーカーの名前だけが印字されている物があり、これも社外品になります。

車を査定する時には、そっとフロントガラスをみて確認したりします。社外品だと、どうして交換したのだろうとより念入りに見ていくことになります。

値段的には、性能アップ系やドレスアップ系などは純正品より高くなりますが、そうでない社外品はおおむね安くなります。新品部品にしたいが値段が高いと迷っておられる方は、一度自分が交換する部品に社外品がないか修理工場に相談されるとよいでしょう。

ちなみにフロントガラスは、車種によっても違いますが、同じメーカーの物でもロゴマークの付いている純正品に比べて2割から3割近く安くなることもあります。ただ気を付けて頂きたいのは、海外メーカー製の社外品の中には、信じられないくらい安価な物があります。一応JISマークが付いていたりする物もありますが、性能的には未知数です。

中古部品

中古部品にも3種類あります。それら3種類を使う事で修理代をかなり節約できるはずです。ただ修理箇所によってどれを使うかは大体決まってきます。

〇 解体部品(リユース部品)

読んでのごとく、解体車両から部品取りしたものです。鈑金塗装屋さんは、よく使います。ドア、ボンネット、トランク、フェンダー、バンパーなどの外殻部品が多いのですが、新品部品を使用する時に比べると防錆処理やその他の下地処理の手間が省けますので、時間の短縮的にも工賃の節約にも寄与します。ただ安易に交換すると査定価格にマイナスとなりかねません、そこはよくご相談の上選択してください。

基本的にすべての部品が交換部品として使えます。修理部品としては一番安価だと言えますが、中古品であるためどうしても信頼性には欠けますので、可動する部分の交換には適さないかもしれません。ただ解体屋さんが選ぶ部品は一応良い物を選んでいますので、あと1年とか2年しか乗らないというのであれば、試してみる価値はあります。

〇 リビルト部品

リビルト(rebuilt)とは rebuildの過去形、過去分詞 です。再構築したという意味でしょうか、ですからリビルト品というのは、中古品を新しく組み立て直した物という意味です。

一つの部品でも、部品内部で消耗品のように劣化・摩耗していく箇所があります。例えばオルタネーターの場合、内部のブラシと呼ばれるものがどうしても摩耗していき、やがて発電能力が無くなります。このオルタネーターを交換する場合、そのまま新品にすることも考えられますが、それより内部のブラシを新しくした方が安上がりです。もちろんそれだけでなく、ベアリングなども新しくしてより新品に近づけていきます。そういった物がリビルト品と呼ばれるものです。これなら性能的には何ら変わらず新品と比べると3割は安く出来ます。

電装屋さんは、交換した古い物を持ち帰って自分の所でリビルドします。そのため修理と言っても、リビルト品を持って来て古い物と交換するだけですので、あっというまに修理が終わります。

 

もっと安くしたいのであればネットでリビルト品や社外品を探して、自分で取り替える事です。作業としては簡単な部類になります、ただベルトの張りだけには気を付けてください。問題なのはそれらの品質がわからないということです。保証の問題です。

その他のリビルト部品としては、エンジン、ミッション、ターボチャージャー、ドライブシャフト、クーラーコンプレックス、他にもよく利用するラジエターなどもあります。すべてオーバーホールした物です。

解体部品(リユース部品)に比べると、値段は高くなりますが信頼性は新品と互角になり、なお且つ値段は新品と比べて3割~5割近く安くなります。物によっては半額以下という事もあり得ます。修理をされる時は、新品部品にこだわりが特になければ、安くするうえでも品質に差がないこれらを使われることをお勧めします。その為にも修理の際にははっきりとなるべく安くしたいので、リビルト品なども積極的に使って欲しいと伝えておくことが肝心です。そうしないと探す必要のない新品部品を安易に使ってしまう事もあります。

〇 リンク部品

これはリビルト部品に含まれるものと言われるますが。説明するにはリビルト部品についてもう少し説明をする必要があります。

前の章でリビルト品は劣化・摩耗していく箇所を交換したものと言いましたが、もう少し詳しく説明するとそれだけでは無いのです。対象部品のはずせる部品はすべて外して洗浄し調整し直して再度組み立てます。

先のオルタネーターでいえば、ブラシ、ベアリングの交換だけでなく、コイルの巻き戻しまで行います。それが新品部品と変わらないと言わせる理由です。エンジン、ターボチャージャーすべて同じように再組立てします。

 

一方リンク品と呼ばれるものはそこまでしません。ただ劣化・摩耗した部品を交換するだけで、分解、調整はしていません。その為、稼働部品の大きい物や部品点数の多い(エンジン、ターボチャージャー)物などはリビルト部品と比べて信頼性が薄らぎます。一方値段はその分安くなっています。

問題なのは、近年このリンク部品をリビルト部品と区別していないのではないかと思われるケースがあります。確かに見た目で判断する事は困難ですが、安ければいいだろうと大きくリビルト部品にまとめるには抵抗があります。見分け方としてリビルト品は、ちゃんと走行距離と期間に結構長い保証が設定してあります。それとあまり安い物はリンク品の可能性があります。

でもリンク品と言ってもすぐ壊れるものでもないと思われるので、そこは修理する車と使用条件によってどの部品を選ぶかを決定するのが良いでしょう。

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結果どの部品を使って修理するか

何も言わずにただ見積書を出してくる修理屋さんがあります。どうせユーザーには分からないからと説明することもありません。今までそれでやってきたのでしょうが、そろそろそれも卒業してもらいたいものです。こちらが中古車屋と知っていても何も言わず新品部品の見積書を出したディラーもあります。それがいままでの習慣なのでしょう。

消費者であるユーザーも賢くなって、積極的にかかわることが大事です。その為にもこの部品における知識は取っ掛かりになります。一つ一つの部品について詳しく知る必要はありません、部品と言っても色々あるという事を知るだけでも、そこから修理屋さんに相談することができます。

修理をする時は、只々修理屋さんに任せるのではなく、積極的にかかわって相談の上、二人三脚で修理を進めていくのが賢いユーザーと言えます。修理屋さんも、どの会社の再生部品が信頼おけるのかは、実はよくご存じだと思いますので、気軽に相談されると良いでしょう。





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