修復歴ありの車を少しでも高く売りたい!査定に自信ないときはどうしたらいいの?

今回も車を売る時の疑問について、考えていきます。今回は修復歴のある車についてです、はっきり言いますと、事故車として扱われる車についてのことです。事故車というと、あまりイメージが悪いので一般的には修復歴のある車と、呼ばれています。ここでも、修復歴車と呼んでいきます。

なかなか売却し難い車です、自信をもって交渉できる訳ではありませんが、そう落ち込む必要はありません、そこは何とかなるものです。どうやって売却するか、それも少しでも高くというのが今回のテーマです。

先ずは修復歴車の定義から

そもそも修復歴車って何のことかご存知ですか? 事故を起こした車だと思っておられる方がほとんどでしょうが、接触事故を起こしてボンネットとF・バンパー及びグリルを交換しました、これは修復歴車というのでしょうか、また前後ドア交換しました、これはどう思われますか?

じつは、これら事故により修理された車は、修復歴車(事故車)とはいいません。単に修理交換された車です。

修復歴車の定義は日本自動車査定協会により一応定義されていて、車体の骨格部分(フレーム等)の損傷およびその修復をされたもの、となっています。ただしこれも微妙で軽微なものだと、オークション会場により、修復歴車となったり成らなかったりと、分かれることがあり、昔はそれを狙ってオークションを替えながら出品したりする者もいました。

でも、今は一応統一されていて、査定員の研修においても迷ったときは、修復歴車とされるようです。その為、修復歴車とされたものにも、ピンからキリまであり、走行には全く影響がないものから、2台を一台に合体させたようなものまで、幅が広いものです。

この修復歴車の基準を全部書き出しますと、一冊の本が出来ますし、それを見分けるには、それ相応の経験が必要なため、ここでは簡単に説明しますが、要はフレームとフレームに溶接されている部位の修復歴があるかどうかですが、サイドステップや前・中央・後ろのピラーなどは板金修理などでは、修復歴車とはならず、あくまで溶接などにより切り継ぎされるかどうかが分かれ道になります。ネジで止められているドアなどは交換されていても修復歴車とはなりません。

修復歴車に需要があるのか

この問題解決の出口はあるのかという、根本的な問題から出発していきます。

その前に、私事ではありますが、わたくし、農地復活の為先月より荒れ地を覆っている笹竹を、仮払い機のエンジンぶん回しながらなぎ倒していまして、その時に出た笹竹の処理のために、細心の注意を払って焼却していました。

ところが、先日近所の方から、その笹竹が欲しいといわれて、軽トラ4杯分の量を運ぶことになり、そのお礼にと、当分野菜は要らないと思えるほどの色んな種類の野菜を、段ボール箱いっぱい頂くことになりました。

このように、誰か欲しい人がいれば、廃棄する必要がなく、むしろそこに価値すら生じます。ご存知のように需要と供給の関係です。

さてこの修復歴車の需要はあるのでしょうか、結論を言いますと結構あるのです。それも、修復の程度によっては意外と沢山あります。何処、いや誰が修復車を求めるのでしょうか。

修復車を求めるのは次の方たちです。

  1. 一般の中古車販売店
  2. 修復車専門店
  3. 輸出業者
  4. 解体業者

1. については、以前は一般の中古車専門店では、うちでは絶対に置かないというお店も多く、それを売りにして信頼を得ようとしていたところも多くありました。今でも基本的にはそう変わってはいませんが、中古車の絶対数の不足やユーザー側の低価格車への需要の増加に伴い、時々修復歴ありという車を見かけます。

私も、走行に問題のない車が、修復歴ありとされて余りにも安く売られていたりすると、もったいないと、敢えて修復コーナーとして10台余りを隅に設置したこともあり、修復の内容説明に時間を多く割き、修復に起因する故障に関しては2年間の保証を付けて販売したところ、意外と需要があり、思いのほか売れていったものです。

修復歴車の問題点は、一番は安全ですが、それがクリアされるとあとは、次に下取りなど売却される時、またそれなりの値段しかつかないという事です。しかしそれはお買い求めの時安く買われているわけで、別に損をしたわけでなく、むしろ乗り潰しを考えておられたなら、かなりお得な買い物といえます。

 

2. は上の考え方を、突き詰めた結果行きついたものです。むしろ修復歴車と割り切って堂々と販売することで、逆にあそこの車は安心できると言わせるまで努力されたお店です。でも実際は玉石混交なのかもしれません。

 

3. は海外へ中古車を輸出することを生業にしている業者さんです。海外では日本の中古車は人気があり、受け取り先の国により種類や値段帯は様々ですが、日本では修復歴車と呼ばれている車でも、相手先によってはそもそもそのような区別さえ無い所もあり、むしろ日本のほうが神経質すぎるぐらいです。

 

4. については、ここでは関係ないかもしれませんが、ついでですので説明しておきます。この業者さんは、基本的に部品取りを目的としているため、修理された車を国内販売用に高く買い取ることはしません。ただ事故等により廃車用に回された車を買い取り、解体して部品を取り、中古部品として販売しています。また、外した部品をコンテナーに隙間なく詰め込んで、海外に輸出したりもします。車だけ輸出しても部品がなければ修理できませんからね。

修復歴車を具体的にどうやって売っていくか

昔はどこも買取り手がなく、廃車になったり、相手の言い値で我慢して売ったりしたものですが、今は大丈夫です。先に示したように意外と需要はあるのです。これだけ需要があるのですから、自信をもって売却にとりかかりましょう。

まず手っ取り早く一括査定に出しましょう。そこで大体の値段を把握したうえで、修復歴車専門店または修復歴車を置いてある店があればそこへ持ち込みましょう。

そうです、普通の車と同じです。修復歴車といって殊更に小さくなる必要はありません。すべてはこれまで書いてきたように、需要と供給の関係なのです。そして需要はあるのです。胸を張って売りに行きましょう、もちろん高くですよ。

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