【最終更新日】2017/11/12

ダイハツ・ムーブキャンバスの中古車評価。意外と男性にも似合いそう

  • 2017/11/20
  • ダイハツ・ムーブキャンバスの中古車評価。意外と男性にも似合いそう はコメントを受け付けていません

最近のミニバンに、気が付いたことありませんか、なんかどれもいかついな~と思われた方、わたしも同感です。ヴォクシー、エスクァイア、アルファード、ヴェルファイアなど、自宅の駐車場などに置いていると、訪問客が減るのではないか、近所の人たちから敬遠されるのじゃあないかと危惧する程です。

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軽自動車にも、その影響が現れているのではないかと思われるものが、多々見受けられます。グリル周りにメッキを多用して、肩で風を切るような雰囲気があります。どういう方を対象にしておられるのか、どうもにも、使われる方と、車の雰囲気があっていないんじゃあないかと思うのです。それでも売れているのは、やはり私の様な者は少数なのでしょう。

ところが、今回のムーヴキャンバスです。やっと付和雷同ではない、面白い車の登場です。といっても、発売は去年1月で、今さらという方もおられるでしょうが、再度目を向けて、この車の魅力を探してみませんか。


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Contents

ムーヴキャンバスの面白さ

今日も、2週間に一度の買出しに、40分以上費やし町に出掛けます。スーパーの駐車場、そこで初めて隣の駐車位置にムーヴキャンバスを見つけたのです。今まで走っている姿は見かけたものの、止まっているキャンパスを見たのは初めてで、ひとり中に入らず、ぐるぐる回りながら、じっくり見るチャンスを得る事が出来ました。

外観

色はイメージカラーの白とミントメタリックのツートンカラー、全体的に柔らかなイメージと、華美な装飾もなくシンプルなデザインで、都会的な洗練されたお洒落な雰囲気を漂わせています。

横から見ると、タント程ではありませんが、全高163㎝のムーヴより若干高い165.5㎝と、結構背の高い車であるはずなのに、そう高く感じないのは、ルーフが白いこのツートンカラーの影響なのでしょう。縦横のバランスがとても良く見えます。

ボンネットから、サイドを通って後へと、直線的に続く白いカラーも、ただ可愛らしいと言うだけでなく、引き締まったシャープさが垣間見えて、そのためか知的な感じさえします。この車を買われるのでしたらプラス6万円しますが、絶対ツートンカラーにするべきです。8種類のツートンカラーが用意されていますが、どれをとっても個性的でワクワクします。

フロント周りも可愛らしく、とても個性的です。ふとワーゲンバスを思い出しました、あの車と雰囲気かよく似ています。ただ私的には、もう少しブサ可愛い方がいいのにと、柄にもなく思ってしまいました。

インテリア

運転席周りも、メーター類はダッシュボードのセンターに位置されていて、実にシンプルです。その分ナビゲーションがとても強く主張しています。この車はツートンカラーの他にナビが必須です。

使い勝手

これに乗られている方は、若い女の人で、ひょっとして学生さんかな、と見ているだけで、勝手に妄想が膨らみます。そうこうしているうちに、持ち主さんが帰ってこられました。妄想より少し上の御年の女性の方(申し訳ありません)。買い物をした荷物を両手にぶら下げて、スライドドアのノブのボタンを押してドアを開け、荷物を、運転席とその後ろの席の間に置いてあるお洒落な木箱の中に入れられました。なかなかのセンスです。

電子カードキーがあれば、ノブのボタンを押すだけで、ロック解除の上スライドドアが電動で開きます。両手が塞がっていても楽々です。リヤシートも足元も十分広く、リヤシートの下には“置きラクボックス”と呼ばれるケースが用意されているようですが、荷物が多いと、この方のように、お洒落な木箱を置いておられた方が、より安心かもしれません。

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男性にも意外と似合うかも

 男性と言っても、私の様なむくつけき風貌のおっさんは、どうやっても無理でしょうが、そうでない、お洒落な方なら、男性でも似合うと思うのです。スクーターはスカートをはいた女性のために開発されたようですが、意外と、お洒落な若者にも支持を広げたのと同じようにです。

外観デザインも、決して可愛さに媚びたような感じではありません。むし生活を楽しむ知的な匂いもします。ぜひご自身の目でお確かめ下さい。

走りの快適さ

カタログを見ていますと、車重と馬力の関係で、チョット非力かなと、想像できます。パワーウェイトレシオというやつです。17.50 kg/psという数字は決して高くありません、むしろ下の方でしょう。でもこの車を見ていて、さあ走るぞ、と意気込む人がおられるとは思えません。むしろそういう事を考えさせない車です。

ネット上の感想でも、走りに不満があるという声は聞こえてきません。このタイプの車の本来の使い方としては、当たり前の事でしょう。それに走りの快適さというのは、カタログ数値だけでは決まりません。美味しい料理が、味覚だけで決まらないのと同じです。私も運転して走ったことがありませんが、このシンプルな運転席を見ると、快適さの意味を問い直す必要があるように思います。

とはいえ、決められる前に、出来たら試乗されたらいいでしょう。やはり自分で実感されるのが一番ですからね。

ムーブキャンバスの中古車市場

2016年9月販売の車ですから、まだ1年しか経ってはいません。そのため数も少なく、値段もそれなりにして、コストパフォーマンスが高い車ではありません。ただどれも程度の良いものばかりです。

得か損かと問われれば、もちろん損はありませんが、純粋に値段だけで考えると、得の幅はそう多くありません。むしろ得の幅だけで、決める事が出来たなら楽なのですけど。

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最後に

この車は走って楽しいというより、乗って楽しいという、選ぶ際の原点を強く感じさせてくれる車です。この車が嫌いという女性の方はまずおられないでしょう。

ダイハツさんはたまにこういった面白いことをするから好感が持てます。





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