スズキスペーシアの評価と中古車相場。不人気車だが実は素性の良い車

世の中には、結構不公平という現実に出会う事がよくありますが、車の世界でも同じように、車自体に問題がある訳でないのに売れない車があります。不人気車と呼ばれている一群です。

不人気車というのは色々ありますが、実はどれをとっても、とってもお得な車だということがなかなか分かって貰えないので、今回もともと競争の激しいハイトワゴンの世界の中で、不人気扱いされるスズキ・スペーシアに注目していきます。


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スペーシアって、ちょっと不運

スペーシア、CMでもあまり見かけませんよね…。そう、スペーシアは不人気車種の一つです。でもとっても良い車なのです。様々な事情により隅に追いやられているだけで、中古車になると、とってもコストパフォーマンスの良い車になるのです。

そもそもスペーシアはそれまであったパレットの進化形ですが、どうして名前変えちゃったのですかね。確かにパレットはワゴンRに隠れてしまって影が薄かったのは事実ですが、心機一転にしてはスペーシアはインパクト薄いですし、せっかくパレットという名前も売れてきたのにまた一からなんてもったいない。はっきり言って知名度が薄いです。

日産自動車が三菱との共同開発(といっても実質三菱製eKですけど)により、スズキの日産へのOEMが中止になったのも、知名度に影響を与えたのかもしれません。日産の販売網で売れてくれれば元祖スペーシアといって、もう少し知名度もアップしたかもしれませんが。現在はマツダにフレアワゴンという名前でOEM供給されています。

 

そんなスペーシアですが新車は売れています。今年度上半期でも軽自動車乗用部門で7位に位置していて、たしかにホンダN-BOXやダイハツタント・日産デイズに比べると明らかに数は少ないのですが、それでも、そこそこ売れています。むしろ先の3車が売れすぎなのです。特にN-BOXについては断トツで、2017年度上半期において、2位とは1.5倍の差を付けていて、ひとり勝ちと言ってもいいくらいです。

スペーシアは人気車に決して負けてはいない良い車

スタンダードタイプのスペーシアは、どちらかというと優しい顔をしています。カスタムになれば、今流行りのメッキを多用した男性的な主張の強い顔も用意されていたり、その他にも様々な安全機能を搭載した特別使用車Gリミテッドはその中間の高級感のある顔をしていたりと、沢山の顔を持つことでなるべく多くのひとに受け入れられるよう調整されています。

室内空間も他のハイトワゴン同様広々として、比べても全く遜色なく、勿論細かいことを言い出したらきりがない(例えば開口部が少し狭いとよく言われる)のですが、実際の使用時において、その差を感じる事はまずないと言えます。あくまでカタログ上の感想だといえます。

特に燃費面では、スズキ独自のS -エネチャージの採用により、燃費の面では他車に負けない数値を示していて、カタログ上の数値ではなんとその燃費は32.0km/ℓとなっています。ホンダN-BOXの27.0 km/ℓと比べても、頭一つ抜きんでています。

スペーシアの中古車について

お勧めタイプ

お勧めのタイプはスタンダードタイプです。せっかく不人気と呼ばれるメリットを享受するためにはターボ付きはそぐわないと思うのです。でも出来たらグレードはXをお勧めしたいのです。

グレードXは少し高くなりますが、ブレーキサポートシステムなどの安全装備の充実や、スライドドアクローザーなど、日常的に子供を後ろに乗せる機会の多い方には安心のスライドドアの半ドア防止機能が装備されています。転ばぬ先の杖です、ぜひお勧めします。

中古車相場

価格は3年落ちだと、程度も良く走行距離も少ない車が100万円以下でごろごろしています。新車も結構売れていますので、中古車の数も多く、探される時に苦労されることはありません。

でも、これって普通の値段だと思うのです。他のライバル車の人気がありすぎるのです。チャンスとも言えるのですね、中古車はみんなと同じものを選ぶと、かえって損をすることもあるという事です。株もそうですが、裏道にお金が落ちているということです。

販売店にとって

スペーシアの様な、とてもいい車なのに人気が薄いだけで値段のお得な車は、売る側の立場に立てば販売時のストレスが少ない車といえます。なんとかこの車の良さをわかってもらおうと、自然に頑張ってしまいます。

それに引き換え、人気があるあまりコストパフォーマンスが良くない車というのは、販売時ちょっと気が重たいのです。「新車と殆どかわんないよね」と思ってしまい、別に商売上では当たり前のことですが、お客さんに対し申し訳なく思ったりします。まあ私だけかもしれませんが。

それに人気というものは何時までも続くものではありません。落ち着いて相場も安定してくる時がやってこないとも限りません。でも冷たい言い方をすれば、どちらが売れても利益は同じなのですが。

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最後に

いかがでしたか。今回は日の目を見ないスペーシアに焦点を合わせてみましたが、自分が気に入りさえすればこれほど素性の良い軽トールワゴン車は無いと思います。

中古車屋さんで見かけた時はぜひ気にかけてみて下さいね。





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