やっとこさ新型ビーゴの登場です。個人的に心待ちにしていたこの車、2017年東京モーターショーで初お披露目です。
コンパクトクロスオーバーを早いうちから作り続けてきたダイハツ。その中でもビーゴはトヨタにもラッシュという名前でOEM供給されるほどのメイン車種だったのに、2016年、惜しむらくも生産終了してしまった車でした。
今でこそ世界的クロスオーバーブームな自動車の世界ですが、ちょいと前まではほんとに貴重な車だったんです。そんなビーゴが見違えるほどカッコ良くなって帰ってきました。
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ビーゴってどんな車?
ビーゴはダイハツ・テリオスという車の息子で、2006年に発売されました。ビーゴはトヨタにラッシュという名前でOEM供給され、2つのチャンネルで同時に売られていました。
基本パッケージは1.5LコンパクトSUVのFRか4WDで、普通の4ATと5MTが用意された真面目な車でした。当時このクラスで小型SUVという選択肢があまりにも少なかったように記憶しています。軽自動車や2.0Lクラス以上にはたくさんある楽しいSUVが枯渇していたんですね。だからビーゴは貴重でした。
普通乗用車に乗り慣れた人がSUVを運転すると、その車高の高さから来る都市部での扱いやすさに惚れ込む傾向があります。乗り降りのしやすさ、高い視点、ちょっと個性のある形。今でこそ雨後の筍のように作られているクロスオーバーですが、ビーゴはSUVをブームの前から真面目なダイハツによってしっかり作られ続けていた良質な車です。それなのに時代が合わなかった…。販売で苦戦を強いられたビーゴは2016年に姿を消すこととなりました。
中古車市場でも大人気のヴェゼルやC-HR、ジュークなどに隠れ、非常に地味な存在となっており、程度の良いタマが比較的買い求め安い価格帯で相場形成されています。そのため、こっそりこの車を狙う人も一定数存在します(笑)。
実は狙い目ビーゴの中古車価格を見てみる goo-net(グーネット)
新型ビーゴのコンセプトモデルははDN TREC
2017年東京モーターショーでのダイハツ一番の注目株はDN TRECでしょう。もう今回のあらゆるコンセプトカーの中で一番の好みです。パット見はまるでフォルックスワーゲン製小型SUVのような感じですが、よく見るとDと書いてあるのでダイハツ車と判別できます。今までのどのダイハツ車にも似ていないので、新たなる挑戦といったところでしょうか。
DN TRECは先代のビーゴと同様、1.5Lクラスの小型クロスオーバー車です。先代が1.5Lエンジンだったのに対し、新型では1L、もしくは1.2Lエンジン+モーターという組み合わせで登場です。つまりダウンサイズ化されハイブリット仕様も加わるというわけです。
全長×全幅×全高は、3980×1695×1600。はっきりいって、都心部ではこれ以上大きなSUVは必要ありません。ちゃんとドアも4枚あるし、ハッチもあるので日常ユースは必要十分を満たしつつ、狭い路地でもストレスを感じず、全高も1600mmなのでタワー型駐車場にもすっぽり入ります。なんて素敵なSUVなんでしょうか。ダイハツさん、このまま出して下さい。きっと売れます。
新型ビーゴのライバルはもちろんスズキのXBEE(クロスビー)です。どちらもコンパクトクロスオーバーカテゴリーに属し、かなりの面白度を誇ります。XBEEの方は間違いなく大人気となるでしょうから、その好敵手としての新型ビーゴは共に同クラスの市場を盛り上げていくメインキャラクターとなるでしょうね。
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新型ビーゴの発売日は
新型ビーゴの発売日は2018年中頃になりそうです。
今から楽しみですね。
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