あ~冷えない!カーエアコンってすぐダメになりますよね・・・。
えっ?そんなことない?私の車がボロすぎるのか・・・いやいや、いくらメイド・イン・ジャパン世界一の精密機械メーカーである日本製エアコンが積まれている日本車だって、10年以上も乗ってたらさすがにヤレます。クソ暑い夏のドライブや超寒い冬のドライブ前に怪しいエアコンを直しておきたいですねー。
そこで今回はカーエアコンが効かなくなる原因を列挙していきます。
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Contents
様々な理由で効かなくなるカーエアコン!!
それでは壊れたら困る装備の代表格であるエアコンが効かなくなる原因を冷房と暖房でまとめてみます。
冷房が効かない! | 暖房が効かない! |
コンプレッサーの故障 | サーモスタットの故障 |
エアコンガス不足・漏れ | 冷却水の減少 |
コンデンサーファンの故障 | 温度センサーの故障 |
色々ありますね~。どうしたら良いのでしょうか。
と、その前にエアコンが効く、つまり良く温まる・冷えるとは一体どういうことが起きているのでしょうか?それを先に理解しておきましょう。
暖房の仕組み
カーエアコンの暖房はエンジン熱を利用します。排熱を利用するので燃費にそれほど影響はありません。エンジンは内燃機関なので常に熱が発生するからですね。
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冷房の仕組み
冷房は全く構造が違います。こちらはコンプレッサーという機械で圧力を掛けたエアコンガスをコンデンサーに送って、勢い良くエバポレーターという機械に吹き掛けます。そうすると一気に気化し熱を奪うのです。いわゆる気化熱というやつですね。
これらの仕組みが上手く回っているときは「エアコンが良く効いている」という状態です。
カーエアコントラブルそれぞれの対処法
先に挙げたエアコントラブルですが、1つずつ調べていきます。
冷房のトラブル対処法
コンプレッサーの故障・・・まずコンプレッサーが生きているかを確認します。エアコンのスイッチを入れると通常は「カチッ」とエンジンルーム内で音がするはずです。もし壊れていたら修理の必要があります。
エアコンガス不足・漏れ・・・エアコンガスが足りないとか圧が適正でない場合もエアコンの効きが悪くなります。専門の業者に頼んで調整してもらいましょう。
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コンデンサーファンの故障・・・コンデンサーファンが壊れると風による気化熱を奪うという仕事をすることができなくなるので、車内を冷やすことができません。コンデンサーファンを交換する必要があります。
冷房全般に言えることですが、車屋さんの他に電装屋さんに見てもらうのもとても良いと思います。
暖房のトラブル対処法
サーモスタットの故障・・・サーモスタットはバイメタルや水銀の膨張を応用して作られた特殊スイッチで,自動的に熱源を制御する温度調節装置とも言えます。これが壊れると冷却水が常にラジエーターに流れることになり、エンジンの温度を制御することができなくなり暖房が機能しなくなります。
冷却水の減少・・・カーエアコンはラジエターと呼ばれるエンジンを冷やす装置の冷却水を使って暖房を行います。そのため冷却水が減ってしまうと効率よく車内を暖めることができなくなります。
温度センサーの故障・・・車には様々なセンサーが付いているのですが、そのうち室内温度感知センサーが壊れると適正な温風を出すことができなくなります。
カーエアコンのトラブルまとめ
いかがでしたか?このように一言でカーエアコンといっても凄く沢山のパーツから構成されて、比較的壊れやすくトラブルメーカーとも言えますね。
昔はカーエアコンなんて高嶺の花で、庶民の車には付いてないオプションパーツでした。この高温多湿ジメジメ日本でエアコン無いなんて考えられませんよね。
今でも国産車のカーエアコンは優秀なので海外の評価も高いです。外車はエアコンがすぐ壊れるor元々付いてないということが多く、海外の人からしたら日本車の優秀なエアコンが羨ましくて仕方ないのです。
日本に生まれて良かったですね。
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