【最終更新日】2017/09/03

新型三菱RVRがクリーンディーゼル車としてフルモデルチェンジ!アクティブ系SUVが日本にまた増える!

  • 2017/9/2
  • 新型三菱RVRがクリーンディーゼル車としてフルモデルチェンジ!アクティブ系SUVが日本にまた増える! はコメントを受け付けていません

1991年にSUVテイストを盛り込んだトールワゴンとして誕生し、2002年に生産終了となった三菱・RVR。その後、8年の時を経てコンパクトクロスオーバーSUVとして市場に復活を遂げました。昨今のSUVブームの波に乗り、フルモデルチェンジを行う模様です。


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Contents

三菱・RVRについて

現在販売されているRVRは3代目にあたる、コンパクトクロスオーバーSUVです。

マイナーチェンジ前はランサーエボリューションX、ギャランフォルティスと同様のジェットファイターグリルと呼ばれるフロントフェイスが採用されていました。マイナーチェンジ後はアウトランダーと同様、ダイナミックシールドを採用しています。

RVRはコンパクトSUVらしくない、どっしりとした存在感がありますね。本来、RVRと言えばSUVテイストを盛り込んだトールワゴンとしてデビューしました。発売当時はRVブーム真っただ中で、スライドドアなどの装備が好評だったこともあり、それなりの人気を博すことになります。

 

現在はデリカD:5などに受け継がれている、トールワゴンでありながらオフロード走行を意識するなどの独自路線で2代目も順調なセールスでしたが、その後RVブームは長く続かず、売上は低迷。RVブームの終焉と共にRVRは生産終了となってしまいました。

2010年代、SUVブームが到来。三菱は発売するコンパクトクロスオーバーSUVに、RVRの名称を引き継ぐことにします。初代や2代目と同様、クロカン車ではないがオフロードを意識している、という点に関しては通ずるものがありますね。

正直、現行モデルとなる3代目RVRの最初の印象は、今は亡きランエボXの面影がちょっぴりあって、車高もちょっぴり高いコンパクトカーと言った感じでした。マイナーチェンジ後は、アウトランダー同様にダイナミックシールドを採用したこともあってか、SUVと認識するようになりましたね。

 

後期型RVRは可愛さもあって個人的には好みです。ヴェセルとC-HRが猛威を奮い、その他のメーカーが追いかける形になっているコンパクトSUV市場ですが、RVRも新型へとフルモデルチェンジを行い、反撃を仕掛けるようです。

新型RVRはクリーンディーゼル搭載!?

新型RVRはクリーンディーゼルを搭載するという噂があります。

現在の三菱には、上級SUVとしてアウトランダーが君臨しています。アウトランダーとRVRの中間を埋める存在として、エクリプスクロスと呼ばれるSUVクーペを投入することが決まっていますが、エクリプスクロスは2.2Lのクリーンディーゼルエンジンが搭載されることになっています。

そのエンジンはデリカD:5のクリーンディーゼルエンジンと共通のエンジンです。そのエンジンが新型RVRにも搭載されるということなのですが、可能性としては必ずしも高いわけではありません。しかしゼロではないです。RVRに2.2Lクリーンディーゼルが搭載されることになれば、その走行性能は非常にパワフルになることでしょう。これは興味深いですよね。

余談ですが、現在の私の愛車はCX-3です。ニューモデルのガソリンモデルではなく、1.5Lディーゼルターボエンジンを搭載しているのですが、これが非常に良いんですよ。とてもじゃないけど、1.5Lとは思えません。5人乗車時の坂道でもグングン駆け上がっていきます。クリーンディーゼルが気になっている方は、一度試乗をして体験してみると良いと思います。小排気量なんですが、このトルク感は病みつきになります。

新型RVRのエクステリアデザインは、現行RVRの後期モデル同様、ダイナミックシールドを採用することは明らかです。兄貴分となるアウトランダー、エクリプスクロスがどちらも採用していますからね。

ただ、同じダイナミックシールドでも方向性は違います。精悍なフロントフェイスで都会的なエクリプスクロスと比べ、アウトランダーはどっしりとしていて落ち着きがあります。どちらも非常にカッコいいですが、新型RVRではどのようなダイナミックシールドを採用するのか、今から楽しみですね。

個人的に大きな変化を加えてほしいのはインテリアデザインです。現行RVRの内装はひねりのないザ・コンパクトカーって感じのデザインで、面白みがありません。ぜひとも先進的でクールなエクリプスクロスのようなインテリアデザインに期待したいです。

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エクリプスクロスとの差別化が気になる

新型のコンパクトクロスオーバーSUV、エクリプスクロスが発表されてから、気になるのは新型RVRとの差別化です。どちらもコンパクトSUVの枠組みになるので、完全に食い合うような気もするんですが・・・。三菱の戦略としては、アウトランダー、エクリプスクロス、RVRの3車種展開で、それぞれのニーズに合う車を選んでもらうということなんでしょう。

価格としては、アウトランダーの車両本体価格が約250万円~320万円ほど。現行RVRの車両本体価格は約220万円~250万円です。その間を埋めないといけないエクリプスクロスの車両本体価格は、必然的に約240万円~300万円前後になると予想しています。

それにしても、価格設定が絶妙ですね。この価格設定から考えると、新型RVRも現行RVRと同様の価格になるのではないでしょうか。新型RVRへのフルモデルチェンジは2019年と言われています。まだまだ先は長いですが、楽しみに待ちましょう。





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