トヨタ レクサスUX登場。実質CT200hの新型か。価格発売日最新情報
トヨタが世界に送り出す高級車ブランド、レクサス。ブランド発足当初と比べ、その知名度は格段に向上しました。
現在、レクサスのエントリーモデルを担っている車種はCT200hです。コンパクトなボディサイズと、比較的手の届きやすい安価な車両価格が人気を誇っていますが、噂によるとCT200hはフルモデルチェンジを行わず、現行モデル限りで販売終了となるとのこと。
となると、レクサスはCT200hに代わるエントリーモデルを発売しなければなりません。実は、ジュネーブモーターショー2018に、CT200hに代わるエントリーモデルの出展が決まっています。
その名もUX。NXの弟分となる、コンパクトクロスオーバーSUVです。今回はレクサスの新型クロスオーバーSUV、UXのスペックや発売日などをお届けします。
スポンサーリンク
Contents
レクサスUXってどんな車?
レクサスは国産自動車メーカー唯一の高級車ブランドですが、そのラインナップをよく見てみると、意外と手の届きそうな価格帯に位置する車種もあります。エントリーモデルであるCT200hの価格は約377万円、エントリークロスオーバーSUVにあたるNX300の価格は約440万円です。
どちらも大きな車ではないので、車格を考慮すれば十分に高級車なのですが、一般人でも頑張れば夢のレクサスオーナーになることは可能だというワケです。そんな我々一般人に夢を与える新たな車が、レクサスから登場します。
UX。エントリーモデルであるCT200hの後継車種として、NXの弟分となるコンパクトクロスオーバーSUVとして、発売が予定されています。ボディサイズがコンパクトとは言え、クロスオーバーSUVにエントリーモデルを担わせるのは中々珍しい判断だと思います。しかし、クロスオーバーSUVが世界中から人気があることを考えると、あながち間違った判断だとは言えないでしょう。
このUXは、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2018で、レクサスの目玉となる車種です。これまで私たちに与えられていたUXの情報はごくわずかで、その素性が明らかになるのはまだまだ先だと考えていました。
しかし、2月末、突如レクサスがUXの外観を初公開。ジュネーブモータショー2018直前での初公開は、レクサスの自信の表れなのかもしれません。それでは、早速UXの外観をチェックしましょう。
引用元:clicccar
大都会をバックに、堂々と佇んでいるクロスオーバーSUV。これがレクサスが誇る、エントリーコンパクトクロスオーバーSUV、UXです。ベース車両はトヨタのコンパクトクロスオーバーSUV、C-HRなのですが、それを微塵も感じさせません。
レクサスのエンブレムが似合う、落ち着いた外観を採用したクロスオーバーSUVとなっています。
まず目に飛び込んでくるのは、迫力のあるスピンドルグリル。2012年にはじめてスピンドルグリルを採用したときは、デザイン面での批判も少なからずありました。しかし、6年も経てばそれもなくなり、一目見ればレクサスだとわかる、ブランドの象徴になりました。
眉間にしわを寄せているような、ヘッドライトの形状が特徴的です。強いて言えば、ISのヘッドライトに似ていますね。そして、レクサス車のもうひとつの特徴として、ブランドネームの頭文字、「L」を模した弓矢形状のLEDフロントポジショニングランプが挙げられます。
多くのレクサス車は、このLEDフロントポジショニングランプがヘッドライト下部に位置するのですが、UXの場合はCT200hと同様に、ヘッドライト内部に納められています。眉毛のようなイメージで、エントリーモデルならではの愛嬌も感じますね。
引用元:clicccar
これはレクサスが2月中旬に初公開したティザー画像の一部です。UXのリアを映した1枚ですが、テールライト以外は明らかになっていません。おそらくこれがテールライトの全貌ではないでしょうが、この画像を見る限り、UXのテールライト形状はこれまでのレクサス車にはない、非常に挑戦的なデザインをしていることがわかります。
次に、UXのスペックをチェックしましょう。
スポンサーリンク
新型UXのスペック(主要諸元)
全長×全幅×全高(mm) | 4,420×1,810×1,600 |
車両重量(kg) | 1,550 |
ホイールベース(mm) | 2,640 |
エンジン詳細(cc) | 2.0L直列4気筒エンジン
2.5L直列4気筒エンジン |
エンジン最高出力[kW(ps)/rpm]※ | –(–)/– |
エンジン最大トルク[Nm(kgm)/rpm]※ | –(–)/– |
モーター最高出力[kW(ps)] | –(–) |
トランスミッション | 6AT もしくは CVT |
JC08モード燃費(km/l) | 25km/l |
価格 | 約400万円 |
※1ps=0.736kW 1.359
※1kgm=9.807Nm 0.102
UXのスペックについては未だ詳細が不明なので、予想や考察を交えてご紹介します。まずはUXのボディサイズですが、ボディサイズはC-HRの数値を参考に、一回り大きな数値を予想しました。
全幅が1,800mmを超え、コンパクトクロスオーバーSUVとしては大柄なボディとなります。ボディサイズが拡大したので、車両重量がC-HRの数値から100kgほど増加しています。ホイールベースはC-HRと同じ2,640mmです。
UXのパワートレインは2.0L直列4気筒エンジン、2.5L直列4気筒エンジン、2.5L直列4気筒エンジン+モーターの3種類。すべてNAエンジンで、過給機の設定はありません。
出力やトルクに関しては一切不明ですが、コンパクトクロスオーバーSUVに設定されるパワートレインとしては非常にパワフル。動力性能に関しては申し分ないと思います。最上級グレードに設定されるパワートレインは2.5L直列4気筒エンジン+モーター、いわゆるハイブリッドシステムです。
搭載されるトランスミッションに関しても、詳細が不明です。しかし、車格が上のNXや同じエントリーモデルであるCTに設定されているトランスミッション次第で、UXに採用されているトランスミッションを予想することはできます。NXはNX300(ターボモデル)に6SuperECT(6AT)を、NX300h(ハイブリッドモデル)にはCVTを採用。CT200hもCVTを採用しています。
UXもNXやCTと同じく、ハイブリッドモデルにはCVTを、それ以外のモデルには6SuperECTを採用するものと思われます。UXの燃費性能については、パワートレイン次第で大きく変動するでしょう。ハイブリッドモデルだと、25km/lを超えてくる可能性が高いです。
レクサスの新たなエントリーモデルを担うUX。高級車ブランドだとしても、エントリーモデルである以上は手の届きやすいリーズナブルな価格であることが絶対です。
車格が上のNXは、最も安いモデルで約440万円です。UXはNXの弟分なので、NXの約440万円よりは確実に安い価格設定のはずです。同じエントリーモデルであるCTが約377万円であることを考えると、UXの価格は約400万円前後だと予想することができます。
クロスオーバーSUVは同じ車格の車と比べ、若干価格が高い傾向にあります。そのため、UXの車格がCTと同じだとしても、その価格は若干高く設定されるというワケです。
レクサスUXの発売日
レクサスのエントリーモデルであるUXは、高級車なのに手の届きやすい価格設定になることは間違いありません。そのうえ、今流行りのコンパクトクロスオーバーSUVでもあるので、大ヒットは間違いなしです。現時点で、すでに購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
3月に行われるジュネーブモーターショー2018で正式に公開されることになるUXですが、初公開されたあとは、発売までそう遠くはありません。公開後すぐに、とは行きませんが、ディーラーでの予約はすぐに開始されると思います。
発売日自体は早ければ4月、遅くても7月頃になるでしょう。
スポンサーリンク
最後に
トヨタの高級車ブランド、レクサスのエントリーモデルが発売されるということで、購入を検討している人は多くいるものと思われます。LXやLX、LCを購入するとなると、どうしても経済的に難しい側面もありますが、UXの価格ならサラリーマンでも十分に購入できますね。
UXは間違いなく、レクサスの中で最も人気の車種となるでしょう。街中で見かける日もそう遠くないかもしれません。まずは、ジュネーブモーターショー2018での正式公開が楽しみですね。
スポンサーリンク