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マツダ新型アテンザ、夢のエンジンSKYACTIV-X搭載で生まれ変わる
- 2017/10/9
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- マツダ, 東京モーターショー
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いよいよ新型アテンザが登場です。
アテンザといえばマツダ魂動デザインを引っ張る旗艦モデル。そんな重要な車に、究極のエンジンであるSKYACTIV-Xエンジンが搭載されます。
ますます注目な新型アテンザに迫ります。
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Contents
新型アテンザのデザインについて
アテンザにはセダンとワゴンのボディタイプがありますが、今回はセダンを中心にお話ししたいと思います。
現行アテンザは、私の記憶ではCX-5に続き、魂動デザイン及びフルSKYACTIV採用車第2弾だったと思いますが、早い段階での投入にも関わらず、非常に洗練されたエクステリアをしています。国産セダンにありがちなやんちゃなデザインでもなく、落ち着いた男性が乗るととても似合うスマートなデザインです。
新型アテンザでは、現行アテンザのようなエクステリアを維持してもらいたいのですが、印象をガラリと変更するのか、キープコンセプトとなるのかはわかりません。
フルモデルチェンジ後の新型CX-5はキープコンセプトですが、フロントマスク自体は大きく手が加えられていると感じます。ヘッドライトが細くなったことで、力強い印象からクールで美しい印象を受けるようになりました。
CX-5はSUVなので、どちらでも構わないと思います。
ただ、アテンザが目指しているのは、欧州サルーンのようなスマートさとプレミアム感。全体のシルエットはキープコンセプトで問題ないと思いますが、フロントマスクはガラリと変更しても良いのではないかと。
近年はどのメーカーもヘッドライトが細く、長くなっている車種が多いので、新型アテンザのヘッドライトも細く、長くなるのではないでしょうか。
新型アテンザのシグネチャーウイングはどうなる?
http://blog.mazda.com/archive/20130521_01.html
マツダのグリルデザイン、5ポイントグリルは確実に継承されます。
そして、5ポイントグリル下部にメッキのラインが沿っていることがわかるかと思いますが、これはシグネチャーウイングと呼ばれるパーツで、マツダ車のフロントマスクの印象を大きく変えます。
シグネチャーウイングは年々太くなる傾向にあります。太い方が細いよりゴージャスな印象を与えるので、新型アテンザもほぼ確実に太くなります。
さらにシグネチャーウイング両端のデザインが、車種によって大きく異なることにお気づきでしょうか。
多くの現行マツダ車のシグネチャーウイング両端は、ヘッドライト内部に続く形になっているのですが、中国専売のCX-4はヘッドライト上部に沿う形となっています。
2015年の東京モーターショーで初公開されたコンセプトモデル、RX-VISIONと新型CX-5は、シグネチャーウイング両端がヘッドライト下部に沿う形となっているんですね。これはフロントマスクのデザインがほぼ共通となるCX-8でも同様です。
CX-4は例外として、今後公開されるマツダの新型車は、高確率でシグネチャーウイングがヘッドライト下部を沿う形となるでしょう。それはつまり、新型アテンザも同様ということです。
セダン、ワゴンに続きクーペを投入か
現行アテンザのボディ形状はセダンとワゴンの2種類ですが、新型アテンザにはクーペが追加されるという情報も。
この情報の真相は定かではありませんが、現在国産メーカーのラインナップはラグジュアリークーペが不足しているので、もし発売するとなれば、それなりの販売台数は見込めるかもしれませんね。
また、可能性としては大いにあるのが、アテンザセダン、アテンザワゴンに続く形でアテンザクーペを発表するのではなく、セダンを廃止して4ドアクーペを投入するというパターン。
4ドアクーペに厳密な定義はなく、言ってみればセダンと変わりはありません。クーペ風の美しいシルエットを持った4ドアセダンのことを4ドアクーペと呼ぶだけなんですから。
やはり車好きとしては、アテンザクーペの発表に期待したいところですが、アテンザセダンが4ドアクーペ化するだけでも非常に嬉しいです。
そもそもセダンの国内市場なんて縮小する一方で、現在でも購入している層は、それなりにお金に余裕のある40代以降の人が中心。そういった層の多くは、よほどマツダに思い入れがない限り、トヨタ車か欧州車に流れるでしょう。
勝てもしないセダンでやり合うより、選択肢が少ないラグジュアリークーペ市場を確実に奪いに行くという作戦。ミニバン市場から撤退して3列シートSUVに注力するマツダですから、正直、絶対にないとは言えないと思います。
内装はフラッグシップモデルらしく質感を意識
次に新型アテンザの内装ですが、マツダは車種問わず共通部品が多いです。
初代CX-5と現行アテンザの内装が似ているように、新型アテンザの内装も新型CX-5と似たデザインとなると思われます。アテンザはフラッグシップモデルですから、CX-5より上質さを持ち合わせた内装になることでしょう。
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新型アテンザセダンのスペック予想(主要諸元)
全長×全幅×全高 | 4,880mm×1,840mm×1,440mm |
車両重量 | 1,540kg |
ホイールベース | 2,800mm |
エンジン詳細 | 2.5L直列4気筒ガソリン |
エンジン最高出力 ※ | 154kW(210ps)/5,500rpm |
エンジン最大トルク ※ | 270Nm(27.5kgm)/3,500rpm |
モーター最高出力[kW(ps)] | — |
トランスミッション | 6MT/6AT |
JC08モード燃費 | 25km/l |
価格 | 約350万円 |
※1ps=0.736kW 1.359
※1kgm=9.807Nm 0.102
現在のマツダ車と言えば、クリーンディーゼルエンジンによる力強い走りも特徴のひとつです。新型CX-5でも売れ筋グレードとなっているのは、2.2Lディーゼルターボエンジン搭載のモデル。
しかし、新型アテンザで目玉となるのは、もちろんSKYACTIV-Xです。このエンジンの搭載によって、新型アテンザの燃費性能は格段に向上します。低回転時にアシストを行うモーターの恩恵もあり、燃費は25km/l前後になると思われます。
さらにSKYACTIV-Xの熱効率の高さによって、エンジンの最大出力が210馬力、最大トルクが27.5Nmにパワーアップ。これは非常にありがたいです。パワーアップしたのに、燃費は良くなるなんて本当に信じられません。
ボディサイズとトランスミッション
ボディサイズは現行アテンザから、大きく変更されることはないと思います。より美しいシルエットになると予想し、全長を拡大、全高を低く設定しました。
それにより、ホイールベースも少し延長です。新型アテンザには、Dセグメントの枠内に収まりつつ、進化を遂げることに期待。
車両重量はエンジンの重さとボディサイズを考え、60kgほど重く設定しています。パワーウェイトレシオを計算すると、7.33kg/psとなりました。走りの楽しさを十分に感じることができる数値となっていますね。
トランスミッションは6MTと6AT。新型アテンザは、新型CX-5と同様にMTの設定がラインナップから消えてしまうのではないかと考えていますが、SKYACTIV-Xの発表会では、MTの設定があったようです。
ですから、6MTが残る可能性としては半々ですかね。
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新型アテンザはFFではなくFR?
最後に駆動方式。現行アテンザはFFと4WDの設定がありますが、新型アテンザではFFの設定がなくなり、代わりにFRが新たに設定されるとの噂があります。
走る楽しさや上質感を重視しているマツダですから、ありえない話だとは思いません。走る楽しさを追求しているのにFF、高級路線でいきたいのにFF、では格好がつきませんからね。
FFが楽しくないと言っているわけではないですよ。あくまでマツダが人馬一体と掲げている以上は、FFよりFRだろうと個人的に感じているだけです。
それに、マツダには長年積み上げてきたFRスポーツの技術とノウハウがあります。正直、それをロードスターだけに流用するというのはもったいないです。
新型ロータリースポーツの情報もありますが、その前に、フラッグシップセダンであるアテンザは、ぜひFR化してほしいと思います。
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