【最終更新日】2017/12/25

寒いと不安な車のバッテリーに交換の目安はあるのか。サイズと種類おさらい

今回は、寒い季節になると心配になるバッテリーの話です。車に乗られる方は、なんとなくわかっておられると思いますが、あらためて整理しておこうという趣旨です。

先日、ある大手カーショップにてオイル交換を行なったのですが。無料点検サービス期間中ですと言われ、断るのも面倒なのでつい承諾したのですが、1時間ほど買い物をして帰ってくると案の定ワイパーゴムが切れているとか、バッテリーの比重が低いので交換した方が良いとか、強いセールスに遭いました。きっと期間中のノルマの様な物があるのでしょう。結局断るのに、初めから断っとけばいいものをと後悔したのです。

でも本当に交換した方が良かったのでしょうか。そこんところにも一定の結論を出していきます。


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そのまえにバッテリーの種類やサイズ(規格)のおさらい

本論の前に、一応バッテリーの規格をおさらいしておきましょう。

例えば60B19Lこんな表示がバッテリーにされているのを目にされたことがおありでしょう。

これはバッテリーの性能やサイズを表したものです。これの意味を知っておくと、色んな応用が出来ます。それに関しては後でまた書きましょう。

60B19L

60という表示はこのバッテリーの性能を表します。ちょっと難しく言いますと、5時間率容量と呼ばれるもので、5時間で全放電させた時1時間当たり何アンペア放電する事が出来るかというややこしい基準で、60÷5=12 つまり12アンペアの電気を5時間放電させることが出来るという事を表しています。

でもこんな事憶えておく必要はまったくなく、これは電気をどれだけ貯めておけるかを表していると理解して下さい。つまりこの数字が大きいほどたくさんの電気を貯められるという事です。

Bは、バッテリーの側面黄色で表したところで、高さと幅で大きさを表し、A~Hまで大きさ順に決められています。

19は単純にこのバッテリーの長さを表しています。

最後のLはバッテリーの+-のターミナル位置を表しています。下の図のようになっています。

以上がバッテリー規格の説明でした。ここからやっと本題に入ります。

どうなったら交換する?交換時期は?

症状が出た後に交換

一般に交換される時と言うのは、一番に考えられるのはバッテリー上がりを起こした時というのが多いかと思いますが、そうなる前に交換しておきたいですね。そのためには、前兆を感じ取ることが大事です。

簡単にわかることはエンジンを掛ける時セルモーターの回りが弱くなってきた時です。でもかかりの良いエンジンだと気付きにくいかもしれませんね。

もう一つ、ライトの明るさです。信号待ちなどで停車した時のライトの明るさと、その後走行している時の明るさが変わるかどうか見て下さい。もし走行している時に明るくなる様なら、バッテリーの寿命が近付いています。

特にエアコンやオーディオ・ワイパー・パワーウィンドウなども同時に動かしてみれば、より顕著にわかるはずです。でも夜は乗らないという方や、最近LEDを使っているライトも多いでしょうし、それだと気付かないかもしれませんね。

とにかくこの2つの症状に気付かれたら、直ちに交換して下さい、それも至急にです。この季節、明日の朝エンジンがかからなくても何の不思議もありません。ご存知と思いますが、気温が下がるとバッテリー能力は急激に低下しますからね。

症状が出る前に交換

前の二つは正直気付かない人もおられますし、気付いた時は遅いという事もあり得ます。ましてあまり乗らないという方は、その時が突然やってきたと感じられるでしょう。そうならない為には前もって交換する必要があります。さてその時期は何時でしょう。

一番確実なのは、バッテリーの保証期間が切れた時です。多くのバッテリーの保証期間は二年ですから新車から一回目の車検は別にして、車検時に交換としておけば、ライトの消し忘れ以外ではまずバッテリーあがりを経験する事はないでしょう。

私の経験上では、二年ではあまりに短すぎるように思います。二年を待たずダメになったのは外国産以外ではありませんでした。二年保証が付いているのなら、そして年3万km以上走るような使い方をなされないなら、四年に一度車検時に交換というのが、コストと安心の折り合いが一番付くのではと思っています。この方法をお勧めします。

バッテリーが上がってしまったら?

もしバッテリーが上がってしまった時はこちらの記事を参考にして下さい。

冬、なぜ車のバッテリーは上がりやすいのか?その理由と対策

電圧や比重による判断は正確か?

先頃、私が受けたようなカーショップやガソリンスタンドなどで行われている電圧や比重によるバッテリー判断は正しいのか。正直バッテリーの寿命を判断するのはプロでも無理でしょう。判断できるのは、バッテリーの能力値でしょうか

そもそもバッテリーの寿命というのは、充電・放電を繰り返すことで電気容量が低下し、セルモーターを回すだけの電気量を貯め込むことのできなくなった状態です。専門的には内部抵抗が増すことによりセルを回すだけの電圧を維持できない状態といいますが、ようはバッテリー内部が錆びちゃったと理解して頂いて結構です。

ですから、沢山電装品を取り付けられる方は、充・放電のバランスが取れなくなった時、容量に余裕がないためすぐバッテリー上がりを起こします。

電圧チェック

エンジンを始動した時のバッテリーの電圧を測るものです。三回ほど繰り返して、どのくらい電圧が下がったかで良し悪しを判別します。10V以上は欲しいですが、9Vを下回るともう危ないかなと考えられます。

比重チェック

バッテリー液の比重を調べる事で、バッテリーの能力(容量)を見る物です。比重というと解りにくいかもしれませんね、ようは液の密度(濃いのか薄いのかという事)を調べる物です。

でもこれも結構難しく、まず液が少なくなっている場合は、正確に測る事が出来ません。基準は1.25以上で良、1.24以下で要注となっていますが、6つの各セルの間の比重の差も0.04以下が正常とか、神業のチェックで、私にはとてもこの比重チェックは出来ません。

結論

今まで延べた事を総合して。これらの計測器による判断は参考程度にしかならないと結論付けられます。測定条件を整えなければ誤差も大きいですし、測定する人間の熟練度と判断の経験値も高くなければいけません。いかにも科学的ですが、意外と不安定な計測でもあります。

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最後に

最近はカーナビ付きの車も多くなったり、セキュリティ機器を取り付けておられる方も多くなったりと、バッテリーも大忙しです。そのため新しく取り替えられるときは同じサイズでも一つ二つ上の容量の大きい物をお勧めします。週末のみ使用するという方はとくにです。自然放電も馬鹿にできません。

一ヶ月近く乗らないという方は、バッテリーを外して家の中に保管しておくことも忘れずに。





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