18スバルBRZの新型がスタンバイ!フルモデルチェンジは19年か?

2002年に行われた大規模な排ガス規制のおかげで、日本を代表する名スポーツカーは次々に生産終了となりました。それから約10年間、日本はスポーツカー氷河期となります。

排ガス規制から何とか生き残ったS2000や、新たに排ガス規制に対応したマツダ・RX-8などは、その期間も販売されていましたが、それらも販売不調により生産終了となってしまいました。ですが、時は2012年。冷え切ったスポーツカー市場に新たな光が灯されます。


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スバル・BRZについて

悲しいですが、このご時世、爆発的なヒットを飛ばせるスポーツカーを生産する余裕もなく、スポーツカー好きは残念な気持ちになりましたよね。各自動車メーカーがスポーツカーをカタログにラインナップする時代は終わったのか、と・・・。

しかし、2012年にトヨタとスバルが共同開発したスポーツカーが発売されることになりました。それがトヨタ・86とスバル・BRZです。

雑誌やWebメディアでは、よく86/BRZという表記がなされていますが、開発を行っているのはスバルです。また、搭載しているエンジンもスバルの代名詞、水平対向エンジンなのでほぼスバルの車という形になります。ですので、細かいですが正確にはBRZ/86という表記が正しいのではないかと思っています。どうでもいいですけど。

 

2012年の発売以降、落ち込んではいるものの、売れ行きは概ね好調のBRZ。2016年にマイナーチェンジを行い、スポーツカーとしての完成度を向上させました。簡単にBRZのスペックを紹介します。

ボディ形状はご存知の通り、2ドアクーペです。2017年現在、国産クーペは非常に貴重な存在となりました。エンジンはスバルの水平対向4気筒エンジンにトヨタの直噴技術を組み合わせたFA20型エンジンを搭載しています。

高回転型を目指して設計されているものの、街乗りでも乗りやすいように中低速トルクは犠牲にされていません。マイナーチェンジ後の最大出力は207馬力で、最大トルクは212N.mです。車両重量は最大1,250kgと、排ガス規制以前のスポーツカーと比べると少々重いかなとも思いますが、必要十分でしょう。これ以上、パワーと軽さを求めても大半のドライバーは扱いきれませんからね。

 

ホイールベースは2,570mmと長めの設計になっています。BRZのパッケージングとしては、短めのホイールベースが正しいのではないかとも感じますが、現代のスポーツカーとして新開発するからには、実用性の面を考慮しなければならなかったのでしょう。直進安定性や乗り心地、居住空間などをできるだけ確保したのだと思います。

余談ではありますが、86/BRZの開発技術はトヨタとスバル両社から持ち寄っているらしいです。開発は両メーカーの技術者の合議の元ですし、開発費用も折半だと言われています。86はBRZのOEMだと言う声もありますが、スバルのBRZをトヨタが購入してエンブレムを変えている、というような単純な話ではないのだとか。

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新型BRZのスペック

発売から早5年が経過し、2016年にはビッグマイナーチェンジも迎えたBRZ。マイナーチェンジ後の評価も非常に良く、FRスポーツカーとして成熟しました。となると、次に楽しみなのは2代目となる新型BRZです。スペックだけではなく、内外装のデザインもよりスポーティーなものとなることが予想されます。

まずは、新型BRZのスペックを紹介したいと思います。

全長×全幅×全高(mm) 4,280mm×1,780mm×1,300mm
車両重量(kg)  1,280kg
ホイールベース(mm)  2,580mm
エンジン詳細(cc)  1.5L水平対向4気筒ターボエンジン
エンジン最高出力[kW(ps)/rpm]※ 110.3kW(150ps)
エンジン最大トルク[Nm(kgm)/rpm]※ 258N・m(26.3kgf・m)
モーター最高出力[kW(ps)] 50ps(36.7kW)※ハイブリッドのみ
トランスミッション  6MT/6AT
JC08モード燃費(km/l)
価格 約250万円

※1ps=0.736kW    1.359

気になる新型BRZのスペックですが、ボディサイズに大幅な変更はなさそうです。全体的にわずかに大きくなる程度ですかね。気になるのはエンジンスペック。BRZもダウンサイジングターボの波に乗るようで、排気量も当然縮小します。

エンジン単体での最大出力は150psと、現行BRZと比べて大幅にパワーダウンしますが、新型BRZではそれをハイブリッドシステムで補うようです。1.5L水平対向4気筒ターボエンジンにモーターを組み合わせ、最大出力は200psになると予想されています。

上記の1.5Lターボエンジンと1.5Lハイブリッドターボエンジンに加え、1.8Lダウンサイジングターボエンジンの3つがラインナップされるという情報が現在では有力です。

以前は2.4Lターボエンジンを搭載するとの情報がありましたが、それでは新型BRZではなく、まるっきり別物のスポーツカーになってしまうので、可能性は低いです。実際に北米では、スバルが新開発の2.4Lターボエンジンを量産していますが、これは北米市場に投入する大型SUV、アセントに搭載するものです。いくらチューニングするとはいえ、SUVに搭載するための新開発エンジンをスポーツカーに搭載するというのは、ちょっと考えにくいですよね。

ということで、新型BRZは、パワーアップに力を注ぐのではなく、新たな次世代システムに注力する模様です。個人的には、1つくらいNAエンジンをラインナップに加えても良いのでは? と思わなくもないですが、これがスバルとトヨタが下した決断のようですね。ならば我々はその決断を信じるしかありません。

車両重量はそのまま、もしくはハイブリッドシステムの重量分加算するとの見方が強いです。ハイブリッドシステムなんて積まずに軽量化頑張れよと思っている人も多いでしょうが、BRZがこの先生き残っていくには環境性能の向上が必要不可欠です。自動車の電動化はこのまま加速していくんでしょうか・・・。

新型BRZでは、STIがついに設定される!?

スバルのスポーツモデルと言えば、どうしても気になってしまうのがSTIモデルの有無。

STIとはスバルテクニカインターナショナルの略称で、スバルの子会社です。モータースポーツ部門を主に担当しており、レース活動やエンジンチューニングなどを行っています。STIモデルは、ざっくり言うとハイパフォーマンスモデルのことで、内外装が通常モデルと異なったり、エンジンに手が加えられていたりします。

過去にインプレッサやフォレスターなどに設定されていまして、BRZにもSTIモデルが設定されると噂になりつつも、結局されていません(tSは設定されましたが)。

 

ですが新型BRZでは、ついにSTIモデルが販売されるとの情報があります。これもあくまで噂段階ではありますが、期待するのはタダですからね(笑)

ガワだけではなく、車両全体をチューニングした本格的なBRZ STIの発売に期待がかかります。そのスペックはどうなるかわかりませんが、とんでもないモンスターマシンになることでしょう。

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新型BRZへのフルモデルチェンジは2019年

現在では、新型BRZへのフルモデルチェンジは2019年だと言われています。2016年にマイナーチェンジを行ったばかりなので、2017~2018年のフルモデルチェンジには期待できないでしょう。

個人的にはもう一度ビッグマイナーチェンジを挟むのではないかと考えているんですが、如何せん86/BRZの販売が芳しくないようで・・・。86/BRZの発売以降、じわじわとスポーツカー市場が盛り上がってきているので、予定より早めにフルモデルチェンジを行ってテコ入れするようですね。

どんな形になろうとも、スポーツカー市場が賑わうのは良いことです。2010年代序盤のスポーツカー市場を盛り上げた86/BRZには、2010年代終盤も盛り上げてほしいところ。我々スポーツカーファンはその時を楽しみに待ちましょう。





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