【最終更新日】2018/04/20

スバル初となるフォレスターのPHV車が登場!

漢心をくすぐる車づくりが特徴のスバルから、ついにPHV車(プラグイン・ハイブリッド車)が登場するという有力な情報を入手しました。PHVが設定される車種は、なんと新型フォレスター。

今回は新型フォレスターPHVのスペックと、気になる魅力について迫ってみたいと思います。


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プラグイン・ハイブリッド(PHV)とは?

引用元:autoblog

新型フォレスターPHVについてお伝えする前に、まずは基本的なことをおさらいしましょう。そもそもPHVとは、いったい何のことでしょうか。

PHVとはプラグイン・ハイブリッドの略称で、ハイブリッドシステムの一種です。メーカーによっては、PHVではなくPHEVと呼称する場合もあります。

ハイブリッドシステムには様々な種類がありますが、プリウスなどに搭載されている最も一般的なハイブリッドシステムはスプリット方式と呼ばれるもので、ストロング・ハイブリッドなどと呼ばれることもあります。搭載されているエンジンとモーターを、時と場合によって使い分け、もしくはその両方を使用して走行するシステムのこと。エンジンの始動を極力少なくすることで、燃費性能を向上させるというモノです。

 

エンジンを始動させることなく車を走行させるためには、モーター単体を駆動させる必要があります。モーターを駆動させるためには、当たり前ですが電気が必要ですよね。

ストロング・ハイブリッドはエンジンの回転やブレーキングによって、運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、それをバッテリーに蓄えています。要するに、自動車単体で発電する仕組みが出来上がっているというワケです。

これ自体は非常に便利な代物なのですが、外部から電気を蓄えることはできません。従来のハイブリッドカーは自力で生み出した電気以外を使用することはできなかったんです。それを可能にしたのが、プラグイン・ハイブリッドです。

 

その名の通り、車にコンセントを差し込み(プラグイン)、バッテリーを直接充電することができます。外部から蓄えた電気でEV走行が可能。従来のストロング・ハイブリッドも組み合わさっているので、ストロング・ハイブリッドを採用している車と同様に、ガソリンで走行することもできます。

つまり、従来の自動車(ガソリン車)と電気自動車(EV)の良いところを取り入れた次世代のハイブリッドシステムが、プラグイン・ハイブリッドなのです。

新型フォレスターにPHVモデルが登場!

引用元:レスポンス

スバルの強みである水平対向エンジンと4WDを組み合わせ、オンロードとオフロードの両方に対応した唯一無二のクロスオーバーSUVがフォレスターです。1997年に発売開始となり、現在では4代目が販売されている歴史あるクロスオーバーSUVですが、これまでは硬派なSUVといった感じで、ハイブリッドモデルの設定などはされていませんでした。

ですが、2018年内の発売が予定されている新型フォレスター(5代目)には、満を持してハイブリッドモデル、しかもPHVが設定されると噂されています。新型フォレスターに搭載される予定のハイブリッドシステムは、トヨタが供給している「THS II」だと言われています。これにより、新型フォレスターの燃費性能は従来と比べ、圧倒的に向上する模様です。

これまでのフォレスターは、スバルの代表車種であるインプレッサをベースに設計・開発が行われてきたクロスオーバーSUVですが、新型フォレスターは「SGP」を用いて設計・開発が行われています。「SGP」とは、スバル・グローバル・プラットフォームの略称で、スバルが新たに生み出した次世代プラットフォームです。

 

もちろん、現在販売されているインプレッサもこの「SGP」を用いて設計されています。「SGP」によって、新型フォレスターは従来のモデルと比べ、様々な面で総合的な進化を遂げています。ボディ剛性のアップにより、直進安定性や耐衝撃性の向上。また、静粛性などの快適性も向上しています。

こればかりは実際に乗ってみないことにはわかりませんが、「SGP」をいち早く採用したインプレッサの評価は高く、新型フォレスターの完成度も期待して良さそうです。

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新型フォレスターPHVのスペック

全長×全幅×全高(mm) 4,645×1,820×1,715
車両重量(kg)  1,650
ホイールベース(mm) 2,680
エンジン詳細(cc) 1.6L水平直列4気筒ターボエンジン
エンジン最高出力[kW(ps)/rpm]※ 125(170)/4,800-5,600
エンジン最大トルク[Nm(kgm)/rpm]※ 250(25.5)/1,800-4,800
モーター最高出力[kW(ps)] 53(72)
トランスミッション CVT
JC08モード燃費(km/l)
価格 約320万円

※1ps=0.736kW    1.359
※1kgm=9.807Nm   0.102

次に、新型フォレスターPHVの予想スペックをチェックしてみましょう。

まずは、新型フォレスターPHVのボディサイズについて。新型フォレスターの派生モデルとして登場することがほぼ確定的な新型フォレスターPHV。両車のボディサイズに違いはないと思われます。

プリウスのように、通常のハイブリッドモデルとPHVモデルで異なる外観を設定するほど、スバルは大きな会社ではありません。プリウスほどの高いブランド力があるワケでもありませんしね。

 

車両重量は1,650kg前後とやや重め。フォレスターはミドルサイズのクロスオーバーSUVなので、元々それなりの車両重量があります。新型フォレスターPHVには、新型フォレスターと同様のエンジンではなく、ダウンサイジングされたエンジンを搭載する模様です。

搭載されるエンジンは1.6L水平直列4気筒ターボエンジン。現在販売されているインプレッサと同じモノですね。最高出力は170ps、最大トルクは25.5kgmと、非力ではありませんが、単体で新型フォレスターPHVをキビキビ走らせることのできる代物でもありません。

このエンジンは「THS II」と組み合わせることで真価を発揮するよう、調整が図られています。72psを発生させる高出力モーターがアシストするので、パワー不足を感じることはないと思います。

 

これまでのフォレスターは、MTが設定されてきました。ですが、今回のフルモデルチェンジによって、MTは姿を消す可能性が高いとされています。昔のフォレスターは走りもバリバリこなすモデルでしたが、現在の方向性とは少しズレていますよね。クロスオーバーSUV+MTは流行らない時代なんです。

せめてCVTではなくATだったら、昔ながらのスバリストも満足できたかもしれませんが、実は現行モデルの時点で、フォレスターはATからCVTに移行していました。マニュアルモード付CVTなのが、不幸中の幸いと言ったところですかね。

新型フォレスターの価格

最後は新型フォレスターの価格について、お伝えします。

現行フォレスターの価格は約241~313万円です。この中の最上級グレード「2.0XT アイサイト」は2.0Lターボエンジンを搭載していますが、非常にコストパフォーマンスが良いと感じます。

もし新型フォレスターの価格が現行フォレスターと同じくらいだとすると、新型フォレスターPHVの価格は320万円前後のスタートになりそうです。つまり、新型フォレスターのガソリンモデル最上級グレードと、新型フォレスターPHVのエントリーグレードが同じくらいの価格帯に位置することになると、私は予想します。

フォレスターPHVのどんなところが気になる?

フォレスターは国産クロスオーバーSUVの中でも、非常にコストパフォーマンスの良い自動車です。多くのクロスオーバーSUVがFFモデルを設定しているなか、その流れに逆らっている姿勢には好感が持てます。

そんな新型フォレスターに、私が期待しているところが2つあります。ひとつは外観。昨今のクロスオーバーSUVと言えば、流麗なスタイリングが特徴です。

マツダのSUVなんかは、まさにその代表格とも言えるほど美しいスタイリングをしていますよね。あくまで私の意見ですが、フォレスターはこれらの軟派なSUVとは方向性が違うので、武骨で漢らしいクロスオーバーSUVというポジションを追求してほしいですね。

 

現行フォレスターもマイナーチェンジ以降は一部採用していますが、スバルは「ダイナミック・ソリッド」をデザインテーマに掲げています。新型フォレスターでは、この「ダイナミック・ソリッド」が全面採用されることになるので、非常に仕上がりが楽しみです。迫力のある漢くさいクロスオーバーSUVの登場に期待しましょう。

もうひとつは、スバル最大の特徴でもある力強い走りと燃費性能の両立です。スバルは以前から、水平対向エンジンと4WDシステムを自社の目玉と考えています。近年は第3の柱として、アイサイトをウリにしていますが。やはりスバルをこれまで支えてきたのは最初に挙げた2つだと、私は思っています。

特に4WDシステムは、もはやスバル車を購入する人の大半が求めているモノだと言っても、過言ではありません。それほどまでにスバルの4WDシステム「シンメトリカルAWD」には、素晴らしい技術が惜しみなく投入されているのです。

 

最新の電子制御システムとこれまで培った4WD技術のノウハウが詰まっているにも抱わらず、スバルは自動車を安価に提供しています。これは本当に素晴らしいことです。

「シンメトリカルAWD」と「THS II」を組み合わせることで、さらなる進化を遂げるのかと思うと、ワクワクが止まりません。国産車随一の4輪制御と燃費性能を両立できるのか、期待大です。

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最後に

これまで地道に硬派な車づくりを行ってきたスバルが、新型フォレスターに次世代の技術を組み合わせようとしています。スバル車の弱点のひとつでもあった燃費性能を改善することで、これまでよりも多くのユーザーがスバルに目を向けることでしょう。

インプレッサがフルモデルチェンジによって、街中で見かける機会が増えたように、新型フォレスターを街中でたくさん見かける日も、そう遠くないのかもしれません。





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