【最終更新日】2017/10/06

2016スバルレヴォーグの評価口コミは何故こんなに高いのか?

街乗りのステーションワゴンからレースシーンにまで活躍の場を広げ続けているレヴォーグ。

決して安い車ではないのですが、最近本当に良く見かけるようになりました。その人気の秘密と高い評価はどれほどなのか、見ていきたいと思います。


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Contents

スバル、レヴォーグとは

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2013年東京モーターショーにて発表され、レガシィが4代目から5代目に移行する際海外市場を狙い大型化するため日本向けにレガシィの後のステーションワゴンの分野にスバルが投入しました。基本設計は4代目インプレッサをベースにスポーツセダンWRX同時開発で共通設計することにより大幅なコスト削減を行ったのです。

さらにEyeSightやAWDといった現在のスバルの高性能技術なども一通り搭載されています。2016年イギリスツーリングカー選手権BTCCに、イギリスのレーシングチームBMRとともに参戦しています。

性能の高さと魅力。そしてレースでの活躍

レヴォーグのエンジンは全グレード直噴ターボ仕様、1.6L車と2.0L車を設定しています。1.6L車は「インテリジェント””DIT””」と呼ばれる新開発の小排気量直噴ターボエンジンであるFB16型を採用しています。

小排気量でありながら最高出力125kW(170PS)、最大トルク250N・m(25.5kgf・m)を持つことで非常に高い運動能力と優れた燃費を実現するとともに、特筆すべきはハイオク仕様ではなく、レギュラーガソリン仕様だということです。普通はこのスペックであれば欧州車なら間違いなくハイオクでしょうね。このおかげでレヴォーグは経済性も優れています。併せて、最速約0.35秒でエンジン再始動ができるアイドリングストップシステムも備えました。

2.0L車の方は5代目・後期型レガシィ「2.0GT DIT」と同じ高出力・高トルク仕様の「ハイパフォーマンス””DIT””」と呼ばれるFA20型エンジンが採用されました。このエンジンは最高出力でおよそ221kW(300PS)を発生し、最大トルク400 N・m(40.8kgf・m)という鬼のようなパワーを持ちながら緻密な噴射制御技術や充電制御を採用することで環境面にも配慮しています。

 

レヴォーグの駆動方式は、全車スバル伝統の4WDを採用し1.6リッターは基本トルク配分が前60:後40で状況によって後輪にもトルクを配分する「アクティブトルクスプリットAWD」、2リッターは基本トルク配分が前45::後55で状況に合わせて前後トルク配分を連続可変制御する「VTD-AWD」を採用しています。

トランスミッションは1.6リッターターボ、2リッターターボ共にCVT(パドルシフト付き)ですが、パドルシフトは1.6Lターボが6段、2Lターボは走行モードを変えられ8段パドルシフトになるなどの違いを持ちます。

カタログに載るJC08モード燃費は、1.6リッターターボの最良値が「17.4km/L」、2Lターボが「13.2km/L」と、どちらもリッター100馬力を超える動力性能、またレギュラーガソリン使用と考えれば優秀なカタログ燃費となっていて財布にも優しいのではないでしょうか。

それだけにエコカー減税でも1.6リッターターボが取得税、重量税が免税され、2リッターターボも取得税60%、重量税50%軽減の対象となっている点も大きな魅力ですね。 また2016年シーズンから参戦しているイギリスツーリングカー選手権(BTCC)では参戦初年から大活躍中で、既に初勝利を飾るなど偉業を達成しています。
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レヴォーグの口コミ評価が高いのはなぜか?

subaru-levorg-2

レヴォーグの車両価格は270万円からと決して安くはない価格設定です。しかし、ネットなどの口コミなどでは評価は結構高いものが多いように見えます。なぜなのか?

まず最初に言えることはスバルが日本向けに作った車であるということです。どうしても道の狭い箇所が多い日本の道路に合わせて取り回しのいいサイズに仕上がっていることは運転のしやすさに繋がってくると思います。

そしてなかなか車を複数持てない日本の車事情の中でステーションワゴンという形、そしてスポーツ性能の高いエンジンと足回りさらにエンジン性能から見ての燃費の良さは1台で複数の要望を叶えてくれるのではないでしょうか。今後もレースなどでの活躍などは人気アップに多少なりとも影響してくると思います。

レガシィのワゴンやインプレッサワゴンのようにステーションワゴンで高性能スポーツカーといえるのがレヴォーグなのではないでしょうか。決して安くはない価格ですがその性能をよく見ていけばレヴォーグの人気が見えてくるかもしれません。





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