廃車予定車でも下取り査定で値段を付ける方法と絶好の売却タイミング

もうそろそろ乗り換えようと思っているのだが、どうやら今乗っている車、どうやら査定価格はもうないらしい。廃車にするしかないとあきらめてはいるが、ひょっとして下取りならなんとかなるのではないか、ひょっとして時期によっても違うのではないかと、思っておられる方。

そんな方法があるのか、気になるところです。今回はそんなあなたのためのお話です。

まず現実認識からが第一歩

まず、商売はファンタジーではありません、徹底した現実です。決算の時、借方、貸方の双方がピッタリあった決算報告書を見ると実感させられます。日常の中で色んな想いをもって仕事をしていますが、これを見るとそれらがすべて数字として、有無を言わさない現実として、目の前に示されるのです。

この事を前提とすると、査定値が付かない車は、価値が0円なのです。これはまず現実です。もちろん価値が0円といっても、それはそのお店にとってはということで、別のお店であれば、いやまだ価値は0円ではないというところも、さらにお知り合いへの個人売買などはもっと価値が上がるのかもしれません。

でも下取りだとそのお店を対象にしなければなりません。それが嫌なら、下取りではなく買取り店に出す必要があります。個人売買は、手間と時間がかかる上、余計な気も使わなくてはならず、わずかな金額では採算が取れません。

買取り店に出すのは一括査定システムの利用が一番です。

査定値が付かない車が下取りだとどうなるのか

さて価値0の車を下取りに出したとすると、以下の2パターンが考えられます。

新車の場合

新車の場合、下取り対策費として予め予算が組まれています。シェア争いをしているメーカーとしては、下取り車をたとえ価値が0円であっても、無下にすることは無く、対策費として値段を付けます。0円に値段を付けたのではなく、費用として値段をつけたのです。

ただこの対策費からいくら出すかという事は、役職が上がるにつれて権限が拡大されています。新人では少ないでしょうし、店長ならそれなりにあるでしょう。そこはあなたの腕の見せどころですし、また決算期などは特に期待できます。決算期の一台は、儲ける事より、損をしなければ良いとまで思う時期でもあるのです。利益より売り上げ台数の時期です。

3月の年度末決算が狙い目です。2月頃よりキャンペーンが始まります。このキャンペーンには、通常の対策費に加えてキャンペーン対策費も加わります。

 

ただし車の売り上げ計算は、納車時点となりますので、納車時期が3月末まで間に合うになるように計算して交渉を始める必要があります。今決めれば、なんとか3月末まで納車が間に合うという絶好のタイミングを見逃さないでください。もしそれを外すと、次は9月の中間決算が狙い目です。

これは新車の場合だけです、ディーラーでも中古車を販売する時にはこの下取り対策費はありません。もし値段を付けてくれたのなら、それは経理上値引きとして処理されているはずです。0円の物を、値段を付けて仕入れるなど、経理上も損益を計上するなんてありえません。

ようは値引きのできる範囲ギリギリの値段を、表面上ユーザーには下取り価格として、会社には値引きとして出しているのです。

中古車専門店の場合

中古車専門店でも同じ事です。もし値段を付けたなら、値引きの利く店。付けなかったら、値引きの利かない店というだけの事です。

値段を付けたからと言って、いい店とは限りません。むしろ0円に値段を付けたなら、どこかで帳尻を合わせる必要があります。すんなり値引きとして処理してくれれば問題ないのですが、時に善からぬことを考える人間がいることも事実です。

帳尻合わせの手口として、一般的なのは、諸費用を上げる方法です。登録手数料・車庫証明手数料・廃車手数料・他・・などを水増ししたりする手口です。時に保証関係の手数料を充てたりすることもあるそうです。

私としては、査定の値段が付かないことを正直に伝えて「すみませんもうスクラップに出すしかありませんので、思い出のあるものは外させて頂きますが」というお店の言う事を信用します。

営業担当の苦悩

でも営業としてどうやったら帳尻を合わせられるかは常日頃考える事で、お客様に損を与えないように、納得できる形でサービスをすることは出来ないか、それを会社にも納得できる、もしくはわからないように出来ないかと悪巧みを巡らせているのも現実なのです。

私の経営していた会社の営業担当にも数々あったのですが、私は敢えて目をつむるようにしていました。

まぁ私自身やってきたことなので強く言えないだけでなく、その気持ちがよく分かるのです。時に営業担当が身銭を切っているという事実が見受けられるときもあり、彼は車庫証明手数料を値引き分に充てるため、自身の休日に車庫証明の手続きに走ったりしているのが垣間見えたりすると、私としては何も言わずに差し入れを入れたり、買い物を頼んでおつりは取っといてと言ったり、時に自分は何やっているのだと自問する事もあります。

 

車屋はマニュアル対応に適さない職種です、お互いの顔を見ての商談になった時、そういう時もあるでしょう。

でも経営者の対応としては正しいのか疑問に思っています。私自身経営者に気を使われたことはありませんでしたし、むしろ知っていながら無視だけでなく迷惑そうな顔をされたこともあります。それはそうです、もし上記のサービスの途中事故を起こした場合、業務内の事故となり、会社にも責任が問われることにもなりかねないのですから。無能な社員と映ったでしょう。

最後少し脱線しました、要は美味しい話はないということです。もしあればそれには理由があるという事です。たったこれだけのことを長々と書きました。ただこのお話には続編があります。そこでは少し希望が見えるでしょう。それは値段の付かない車を下取りに出そうとするのではなく、値段が付かないなら廃車しかなく、廃車から見ていくと、また違った見方が出来るのです。ご期待ください。

廃車予定車でも下取り査定で値段を付ける方法(続編)

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