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2017ハイブリッド車おすすめランキング!あなたが味わえる面白車はこれだ!
- 2016/12/23
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※この画像は海外の人力+電気モーターのユニークハイブリッドカーです。
どうしてもハイブリッドカーに乗りたい!でも面白い車でないといかん!そんな人、多いです。「例えカタログ燃費と実燃費がかけ離れていたとしても、俺は未来的な乗り物に乗って一目置かれたいんだ!」とか、「あのシュイーンって音が好きなんだ!」などなど人によって意見は様々です。
このサイトではそんなあなたのための、乗って楽しい人生ワクワクカーライフサポートを目指しているので、こりゃおすすめだと思うハイブリッドカー達をいきなり勝手にランキングにしてみました(笑)。これでもう、あなたにとっての面白ハイブリッドカー伝説が幕を開けることになります。
ぜひご参考にしてみて下さい。
表紙出典:http://www.ecopoxy.com
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Contents
国産面白ハイブリッドカーランキング2017トップ10発表!
さぁ、それではどんどんランキングを発表していきたいと思いますが、毎度おなじみ当サイトのランキングは未来期待値的なものも含まれているので、まだ発売されていない車まで登場します。だから「うぉ!何だこの車!?」なんてビックリしないでくださいね。
それではいよいよ第10位から第1位までミニコメントを付けながらご紹介していきますよ~。
第10位
ホンダ CR-Z
はい、きました。ご存知ホンダCR-Zです。ハイブリッドといえど走りを楽しめなくちゃ車じゃない!という信念で誕生したユニークハイブリッドカーのはしりです。
この車が登場した頃の国産車ラインナップはスポーツカーはほぼ絶滅状態で、人々がスポーツカーの存在どころか運転する喜びそのものを忘れかけているような、なんとも寂しい雰囲気真っ只中でした。そんな中硬直した空気を最初にぶっ壊すのはいつも決まってホンダです。かつてのシビックタイプRやCR-XのようなFFホンダスポーツらしいシルエットをまとって彗星のごとく登場したのでした。当然各スポーツドライビング界からは引っ張りだこ。大人気カーとなったのでした。
今となっては絶版車となってしまいましたが、この車が残した功績は大きなものです。なぜならもしCR-Zがこの世に出なかったら、今の日本のモータリゼーションは全然違ったものになっていかもしれないからです。
第9位
スズキ ハスラー
あのチヤホヤされたい放題カーのハスラーが遂にハイブリッド化されるとあって注目を集めたハスラー・ハイブリッドです。
ハスラーに搭載されるのはいつものスズキお得意のハイブリッド技術、「S-エネチャージ」です。これによりカタログ上だけは32km/Lとなり優秀なハイブリッドカー軍団の仲間入りを果たしたハスラー。ハイブリッド界でもチヤホヤされたい魂胆が丸見えな可愛い子です。
ハスラーはシンプルでありながらワゴンRよりもさらに進化したハイブリッドシステムを搭載しており、それに加え相変わらず楽しそうなキャラクターを醸し出しているのでハイブリッド業界にとっては嬉しいゲストといえるのではないでしょうか。相変わらずスズキさんはシンプル&合理的なものがお好きですね。
S-エネチャージの発電に使われるモーターはISGと呼ばれる、従来まではオルタネーターと呼ばれていた発電用の小さなモーター機構です。このオルタネーターを超強化させ、発電充電、エンジン始動や走行の動力源としても使えるようにした画期的なシステムがスズキの誇るS-エネチャージです。ハスラーやワゴンRのように小さな軽自動車には最適なハイブリッドシステムといえるでしょう。
こちらはS-エネチャージのスズキ公式解説動画です。
第8位
ニッサン エクストレイル
北米で人気のエクストレイルハイブリッド版です。
見た目もキャラクターもなんだかすっかり丸くなってしまったエクストレイルですが、初代から受け継がれた確かな走破性を持っている意外と硬派なSUVです。まぁこのデザインは北米向けっぽいので仕方ないですが、このまんま日本市場へ持ってきてハイブリッド化してしまいました。総合成績の高さからランクインしています。
経済合理性を追求するとこうなるのでしょう。その結果、初代からは遠い車になってしまいましたが、それでもこの手のSUVハイブリッド車は貴重な存在です。この車を利用したレジャーシーンを考えれば、2トン超えの重量級車でありながら比較的燃費が良いというアドバンテージは大きなものといえるでしょう 。
ただ、この型には設定されていませんが私が買うならディーゼル仕様車を希望しますね。合理性で判断するとハイブリッドよりもトータルコストは大幅に下がるでしょうから。
第7位
三菱 アウトランダーPHEV
ハイブリッドの中でも比較的新しいカテゴリーがこのPHEVです。メーカーによってPEVとなったりします。違いは立ち位置で電気自動車寄りかハイブリッド寄りかの違いだけで技術的には同じものです。
このアウトランダーPHEVはプラグイン式なので電源コードからバッテリーへ直接充電をすることができます。また大容量バッテリーを積んでいるのでモーターオンリー走行も40~50km可能と比較的長く、自車で発電もできますから大抵の家電が使用可能で、野外基地として活躍間違い無しのアウトドア実戦向けハイブリッド車です。さらに震災時などは非常電源としても活躍しますので、これからの時代はこうした車が保険代わりに売れるようになるのでしょうね。
何かと有名なプロブロガー、イケダハヤトさんなんかも所有しており、実際この車のオーナーさんはひと足早く次世代のカーライフを満喫しています。アウトランダーPHEVと共に山へ行きソーラー発電なども行いながら何泊もテント泊ができたりするのです。完全な電気自動車ではありませんから、フレキシブルにそこら辺のガソリンスタンドでいつでもエネルギーチャージできますので頼もしい相棒となりそうな一台です。
第6位
ホンダ ヴェゼル
もう多くは語ることもないでしょう。デザイン重視の人からコスパ重視の人まで大きな支持を集めまくっているホンダのノリノリハイブリッドカーです。
高燃費、手頃な価格、ちょうど良い大きさ、スタイリッシュな外観。どれを取ってみてもスキが見当たりません。あえて指摘するのなら、少々有機的すぎる昆虫っぽいデザインが心から好きになれないところでしょうか(笑)。また中身がフィットなので過度な悪路走破性は求めないことです。まぁ求める人は皆無でしょうけど。
ハイブリッドのなかで選べと言われたらこの車が選択肢に入ってきますが、縛りが無ければ私はこの車のガソリン車を買うでしょうね。なぜならハイブリッドの高燃費(最も良いモデルでJC08モード燃費27.0km/L)から生まれるガソリン車とのガソリン代の差を埋めようとすると、一般的な使用ケース+今のガソリン価格で元を取るのにおよそ27年かかるからです(笑)。だから売れまくっているイメージのハイブリッド仕様車の販売比率は全体の65%ほどになっています。
でもこのヴェゼルが自動車工業会に与えたショックは大きいです。ジュークの成功もありましたが、「ああ、あんなにコンパクトで簡易的な4WDのルックス重視車がポンポン売れるんだな」とメーカーは感じたことでしょう。そして様々なコンパクトクロスオーバー車が登場するのでした。
さあ、ここからベスト5の発表です!
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第5位
トヨタ CH-R
今話題のトヨタが送り込む正統派ハイブリッドSUVです。
正にヴェゼルのライバルといった車ですが、本当にトヨタはホンダがヒットを飛ばすと間髪入れずに似たような車を出してきますね(笑)。そしてその完成度は必ずホンダを超えてきて毎回ホンダとホンダファンを怒らせるトヨタさんです。まぁ後出しジャンケンだから上を行くのは当たり前ですが。
とはいえこのCH-Rはなかなかスタイリッシュなエクステリアを与えられています。SUVでありながらローアンドワイドなそのルックスは安定感と活発さをイメージさせるので、エコロジーが好きでアクティブ派のユーザーから熱狂的な支持を受けるでしょう。ライバルヴェゼルと並べたらボディーラインの造形の力強さやダイナミック感に明らかな差を感じるでしょう。燃費もJC08モード燃費で30.2km/Lとやはりヴェゼルを少し超えてきました。
CH-Rはモリゾウさん主導で既にラリーなどにも参戦し成績を残しています。都市でもアウトドアシーンでも違和感なく溶け込み、調度良い大きさと比較的求めやすい価格により心待ちにしているファンも多いと聞きます。確かに売れるでしょうね。
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第4位
日産 ノートハイブリッド
やっちゃったよ!日産!
久々に日産車から未来を感じるワクワクカーが登場しました。それが2代目ノートハイブリッドバージョンの「ノートe-power」です。フロントマスクに近年の日産のアイデンティティであるVモーショングリルを引っさげ若々しくなり、ハイブリッド市場へ日産渾身のオレンジの槍として放たれました。
あの保守的な日産がジュークならまだしも、この世界戦略インテリキャラクターである真面目な孝行息子ノートに派手なオレンジカラーを施すなんてよほど自信と希望が詰まっているのでしょう。実際この「プレミアムコロナオレンジ」は洗練されたメタリックオレンジでとても綺麗です。それに早くもe-powerNISMO仕様がスタンバイしています(笑)。ノッてますねぇ!
ノートe-powerのカタログ燃費37.2km/Lはなんとトヨタのアクア超え!(アクアは37km/L)。しかしこの最高燃費を叩き出すノートはエアコンレスのスパルタンモデルなので除外。さらに市街地や高速道路などの実燃費ではノートe-powerは26km/L前後、アクア29km/L前後でアクアに軍配が上がるようです。うーん、やはりアクアには敵わないか。。。
とはいえこのノートe-power。ほぼ電気自動車のような走行フィールも持っているのでリーフのエントリーカーということもできます。走行音も「シュイーン」と未来的です。そんな車が200万円以下から購入できるなんて凄い時代になりました。
第3位
スズキ イグニス
この画像はイグニスウォーターアクティビティコンセプトという市販化はされていないモデルですが、イグニスはかっこいい!
スズキイグニスにもハイブリッド仕様車があります。ハイブリッドといえども簡易的なスズキ式、つまりハスラーの項でもお伝えしたS-エネチャージが搭載されるのですが、ハイブリッドという響きが飛び抜けてプレミアムな意味を持つ国内マーケットでは、モーターのみの駆動はできないS-エネチャージでも立派にハイブリッド車として扱われます。
しかし私はこのシンプルな機構のS-エネチャージに未来を感じます。なぜならどこにも無駄がなく、機構もコンパクトで重量増も抑えられる上、部品点数の関係や扱うパーツの熟成度、信頼度から故障も少ないと予想できるからです。つまりこのハイブリッドは真の意味でエコカー(エコロジー・エコノミー)であり庶民の味方といえるものです。
そんな素晴らしい機構をワクワクイグニスに詰め込んだスズキさん。これからはこんなシンプルで環境負荷の少ない、そして今すぐ多くの人が実践できることが大きな結果を生み出していきます。もしかしたら、このS-エネチャージというものをもっと簡素化したものを往年の旧車に取り付けて燃費改善、ローインパクト化することもできるかもしれません。それこそが無駄にものを捨てることもない本当のハイブリッド、これから始まる新しいモーターライフのカタチではないでしょうか。
私はイグニスの小さなボディーから訴えかけてくる力強いメッセージをそう受信してしまいます。
第2位
スズキ ハスラーワイド
出典:http://bond-diary.jp/tokyo
こちらはハスラーのオーバーフェンダー仕様車ですが、最近のスズキは落ち込む軽自動車市場以外の収益の柱作りに勤しんでおり、イグニス、スイフト、バレーノなどの登録車の充実を図っています。
そんな中最も注目を集めるであろう車が、2017年冬に登場予定のハスラーワイドです。この車は軽自動車のハスラーの1L版車で、オーソドックスな3気筒エンジンを搭載。かつての初代スイフトが軽自動車のKeiのボディーデザインをそのままボリュームアップさせたような雰囲気に仕上がることでしょう。そして当然搭載されるハイブリッドシステムはスズキお得意のS-エネチャージ。このハイブリッドシステムもよりブラッシュアップされてくる上に内燃機関として高燃費を出すのに都合が良い1L車としてのデビューですからエンジンパワー的にも丁度よく、実燃費でも20km/Lは余裕で超えてくると思われます。それに今販売されている1.2Lのソリオの販売が割りと好調なので、それらの研究データを練り込んでくる模様です。
いやー、ハスラーのリッターカーなんて楽しそうですね!もしかしたらトヨタ日産ホンダのコンパクト勢を差し置いてカテゴリー内売上首位なんてことになるかもしれません。もうすぐ実現するであろう兄弟ハスラーの勇姿、今から楽しみです。
それではいよいよ面白ハイブリッドカーランキング1位の発表です!!
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第1位
日産 グリップスコンセプト(新型ジューク)
今の私の中でハイブリッドカーランキングぶっちぎりの一位がこの車、グリップスコンセプト(新型ジューク)です。
とにかくかっこいい。もはやそれだけで存在価値があります。この車がこのままのスタイリングで出たら恐らく私は多くを考えずに購入するでしょう。それほど惚れ込める造形をしてます。それにこのレッドに近いメタリックオレンジも最高で、まさに理想の車です。
大人気を博したジュークの後継ともなれば日産にかかるプレッシャーは相当なものでしょうからものすごく作り込んでくると思われます。まぁVモーショングリルはそのまま採用されると思いますが、この車のかっこよさは全体のプロポーションつまりシルエットです。ものすごく高次元でまとめられているので、市販化による作り込みによって刺激的なコンセプトデザインから現行のような丸みを帯びたイノシシスタイルにならないで欲しいなと願うばかりです。
搭載されるエンジンは1.2~1.5L前後でしょうね。ハイブリッドシステムは今話題沸騰中のノートe-powerのシリーズハイブリッドが採用される模様です。クロスオーバーSUVですから燃費はノートほどはでないでしょう。それでも実燃費で20km/L前後は出るのではないでしょうか?本当にデビューが楽しみな車です。このグリップスコンセプトのNISMO仕様も相当イケてると思われます。
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まとめ
いかがでしたか?もはや全てを把握するのも困難なほど、各車様々な仕組みのハイブリッドシステムが乱立しているのが現状です。
あるカテゴリーに収まる人間が使う道具というものは、時代とともに進化し複雑化・大型化され、いつのまにか削ぎ落とされシンプルに統合されていき本質に戻っていくということを繰り返します。今それが自動車の世界でも起こっています。
初代プリウスは100年続いた内燃機関にイノベーションを起こしました。そして今、プリウスは複雑怪奇なシステムへと進化を遂げ、反対に非常にシンプルで高性能なテスラモーターズが台頭しようとしています。また韓国のヒュンダイも大きな力を付けてきています。これは日本の自動車工業会にとって大きな危機なのですが、トヨタを始め国内の大企業は従来のシステムを崩して大きく動けない理由があります。それはグループ傘下の会社達です。
トヨタが電気自動車市場に乗り込んでしまうと、従来からの子、孫、ひ孫系列会社たちが供給してきた部品の大部分が不必要となってしまうのです。それほど電気自動車というものはエンジン車よりもシンプルで部品点数が少ないのです。つまりそれだけ車作り未経験のベンチャー企業が参加しやすいということでもあります。
トヨタは世界的企業ですが、内需も大切です。もしトヨタがこうした大規模な系列会社達を見限ってしまうと、多くの失職者が出ます。そうすると国内の雇用関係が悪化し結果的に内需も弱っていきます。これはホンダやスズキなど割と外資の力が入っていない他のメーカーにもいえることではないでしょうか?だから大手メーカーはそう簡単には産業構造的なイノベーションを起こすことができないという背景があるのです。
でもそうした背景があるからこそトヨタやホンダはハイブリッドから始まる燃料電池車実現への道のりを歩き出し、見事市販化も(実質リースですが)果たすことができました。それに電気自動車の充電スタンドなど社会的なインフラが未整備だったころからハイブリッドカーという未来への橋渡し的な存在を世界に先駆けていち早く市場に投入し、多くの研究データを早いうちから収集開始することができたのです。そしてその研究結果の積み重ねが、上でご紹介した素晴らしい面白次世代カー作りへと続いています。
私は近年のマツダのターゲットを絞りに絞ったマーケティングや、日産の新しいデザイン、そしてスズキの思わず唸ってしまうアイデア技術に驚き、これから味わうことのできるモーターワールドに対し、改めてとても期待しています。
あと数年も立てば日本には軽自動車よりも小さなミニモビリティーが沢山出てくるでしょう。その時に、今各社がしのぎを削っているクリーンエネルギー効率向上の技術や安全技術がフルに使われ、私たちは今以上に豊かで楽しい暮らしを享受することできるようになります。例えば海の近くの家から2人乗りのミニ電気自動車で近くの岬までちょいとドライブなんて使われ方が一般化するでしょう。そんな未来が本当に楽しみですね。
今からあれこれ未来の車たちとの付き合い方を考えておくのも、一人のクルマ好きとしての嗜みだと思っています。
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