スポーツカーに乗りたいけど、お金がない・・・という人。たくさんいると思います。
安月給で車に回すお金がないサラリーマンの方や、貧乏学生の方、もしかすると奥さんに財布を握られて少ないお小遣いでやりくりしている方もいるかもしれません。
そんな方に向けて、今回は50万以下に限定した中古スポーツカーのおすすめランキングを紹介したいと思います!
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大学生でも買える!50万以下の中古車ランキング
はじめにお伝えしておきたいのは、今回のランキングは価格の安さのみで車種を選定しています。走行距離や車の状態、修復歴などは一切考慮していません。ATは省いています。
というか、基本的に50万以下でスポーツカーを探そうと考えているのであれば、過走行、修復歴あり、状態悪い、の三拍子です。中にはそうではない車両もありますが、基本的にはその三拍子だということを頭に入れておいてください。
それを踏まえたうえで、早速ランキングを見てみましょう!
第5位 スズキ・カプチーノ
はい、早速軽自動車です(笑)
しかし、今回のランキングでランクインした軽自動車はカプチーノだけですのでご安心ください。旧アルトワークスやTR-XX、トゥデイなどはランクインしていません。
なぜそれらをランクインさせず、カプチーノをランクインさせたのかというと、決まっています。軽自動車でありながらロングノーズかつFRだからです。
やっぱりスポーツカーはクーペじゃないとね。と言いつつ、ランキングには4ドアやハッチバックもランクインしていますが(笑)
ちなみに紹介はしていませんが、ちなみにホンダ・ビートは多分6位くらいにいるんじゃないでしょうか。マツダ・AZ-1は50万以下で購入できないので除外です。
カプチーノは1992年から約7年間販売されました。ジャパニーズ・ワイルドスピード、頭文字Dでも反則級だと恐れられ、大活躍しましたね。
スタイリングも愛嬌があって可愛いですし、やっぱり軽自動車ながらFRスポーツカーというのは非常に魅力的です。搭載しているエンジンは直列3気筒ターボエンジンで、最大出力は軽自動車の自主規制値の64馬力です。
意外にも中古車市場ではまだまだ現役のカプチーノですが、多くは車の状態に不安が残ります。経年劣化もありますし、仕方のない部分というのはどうしても出てきてしまいますけどね。
50万以下でカプチーノを狙う時は、なかなかチャレンジャーな選択だということを頭に入れておく必要があります。
第4位 マツダ・RX-8
お次はマツダのロータリースポーツ、RX-8です。最大の特徴はその心臓、ロータリーエンジンと観音開きのドア。
マツダがフォードと提携していたころ、マツダはRX-7に代わるロータリークーペを販売したかったのですが、フォードは4ドアじゃないとだめだと却下。しかしマツダも折れず、結果どうなったのかというと、こうなりました(笑)
たしかに、実用性の面では助かりますよね。快適ではないにしても、クーペよりは簡単に4人乗れますし。個人的におすすめのポイントはその走行性能。
インターネットを見ているとなんとも微妙な評価で落ち着いています。それも、RX-8に対する意見が両極端なんですよね。RX-8の低い評価をしている人の多くは、ピュアスポーツであるRX-7と比較をしています。
しかしRX-8はファミリースポーツ。走るためだけに生まれてきたRX-7は、RX-8の比較対象として正しいのか疑問が残ります。あとはロータリーなのにNAだからだめだとか、スタイリングがかっこ悪いだとかそういった意見が多いです。
この辺は単純に好みの問題です。実は私もRX-8のスタイリングは好みではありません。比較対象として正しいのか疑問に残るなどと言ったものの、やはりRX-7の美しさが脳裏に浮かんでしまうからです。
それでも私は一時期RX-8の購入を真剣に考えていた時期がありました。それはロータリーNAならではの超高回転エンジンと国産車随一のブレーキ性能、そして全体的なバランスの良さから生まれる圧倒的なコーナリング性能です。この3つは本当に魅力的でしたね。
でも、結局購入には至らず。なぜだと思いますか?
それはロータリーエンジン搭載車特有の維持費の高さです。やはり、RX-8を購入するとなるとここがネックになってきます。
果たして、格安価格でスポーツカーの購入を考えている人が、走行距離に応じてエンジンのオーバーホールや日々の定期的なメンテナンスにお金を払うことができるのでしょうか。現実的には厳しいと思います。購入はできるけど、他の生活が圧迫されそうです。
現に私も第4位にランクインさせているので。それだけの魅力がこの車にはあります。ただしっかりとした貯金と計画が必要です。
それもできず、お金がない人がこの車の魔力に取りつかれると、廃車かそれとも借金か、この二択です。これを聞いてもまだ購入したいと思うのであれば、RX-8がよほど好きだということになります。人生の優先順位の上位に来るのですから、他のことを犠牲にしてでも乗ったほうが幸せなのかもしれません。
第3位 マツダ・ロードスター
50万以下で車を購入しようとなると、個人的に現実味を帯びてくるのは第3位からです。世界的に高評価を得て、それでも進化を続けるライトウェイトスポーツカー、マツダ・ロードスターです。
今回紹介するのは2代目にあたるNB型ロードスターですね。本当は栄光の初代モデル、NA型ロードスターもランクインさせたかったのですが、もはや旧車で近年は本当に値上がりしています。数年前まではもう少し安かったと記憶していますが。
NB型ロードスターであれば、年式も1998年からと比較的新しいです。(とは言っても、初期型ならば約20年近く前の車両ではありますが)
さらに、スタイリングの完成度はNA型に及ばぬものの、それ以外はNA型を単純にブラッシュアップさせているので、全体的なバランスが良く走行性能に関しても全く問題はありません。
もちろん、50万以下で購入するとなると個体差がありますし、経年劣化も心配ではありますが。それでもNA型から熟成された走りはお見事と言わざるを得ませんね。本格的に走りを楽しむのもよし、オープンにして気持ち良くドライブするのもよしと、正直貶すポイントが見つかりません(笑)
スポーツ走行などで酷使された車両も、他のスポーツカーと比べると少ないですし、50万以下で探そうというならば、NB型ロードスターは本当に良い判断だと思います。
ただし、過走行、修復歴ありの車両が多いですので、しっかりと見極めて状態の良い車両を選ぶことが大切です。
第2位 トヨタ・MR-S
注目の第2位は、トヨタ・MR-Sです。名前からわかる通り、駆動方式はMRです。
巷ではプアマンズ・ポルシェ(貧乏人のポルシェ)などと揶揄されることもありますが、個人的にはそう悪くないと思います。そもそも日本にはプアマンズ・ポルシェが多すぎる。まあ、MR-Sは車に詳しくない人が見たらポルシェだと勘違いしてもおかしくはないデザインだとは思います。
なぜ、MR-Sが2位にランクインしたのかというと、単純に走行距離が少ないのに価格安いんですよね。あまり人気が出なかったということもあってか、酷使された車両も少ないし、50万以下で考えるならば良い選択だと思います。
MR-Sの排気量は1.8リッターで、最大出力は140馬力と控えめです。エンジンは1ZZ-FEというカローラやプレミオ、アイシスなどファミリー向けの車に搭載されていたものですが、侮ってはいけません。
このエンジンはライトウェイトスポーツの名門であるロータス、エリーゼにも搭載されていました。1tを切る軽量コンパクトなボディと、ミッドシップエンジンならではの運動性能はなかなか50万円以下では味わえませんよ。
ライトウェイトスポーツとしての絶対的な楽しさはロードスターに一歩譲りますが、それでもミッドシップエンジンの楽しさは十分味わえます。
さらに、ミッドシップエンジンでありながらマイルドな味付けになっているのもMR-Sの特徴です。先代モデルにあたるMR-2のピーキーさからは一転、MRにしては乗りやすい車となっています。
第1位・・・
栄光の第1位はこの車。スズキのハッチバックスポーツカー、スイフトスポーツです。今回チョイスしたのは、2代目にあたるZC31S型です。
意外なところに収まったと思う方もいるかもしれません。何しろ、今回ランクインしたスポーツカーの中では、最もスポーツカーから遠い存在だから。
たしかに、今回ランクインした車の中では、スポーツカーとしての資質も少ないし、何より純粋な楽しさというのを感じにくいかもしれません。ロー&ワイドなスポーツカーなんて、運転席に座った段階から楽しいですからね。少なくとも、スイフトスポーツはスポーツカーならではの演出を感じることはできません。
それでも、それなりの走行性能で、圧倒的な実用性の高さを持ち合わせ、さらには50万以下という予算の中で選ぶのでしたら、ベストな選択だと言えます。
他車と比べて、過走行の車両も少なければ修復歴がある車両も少ない。スポーツ走行などで酷使された車両も少ないでしょうし、50万以下でも比較的安心して購入することができます。年式も割と新しいですし、経年劣化も少ないでしょう。
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後悔のない車選びをしよう
ということで、50万以下で買えるスポーツカーランキングの王者はスイフトスポーツでした。
もちろん、それぞれ一長一短あります。最もベストだと思うのは、しっかりとした予算を作ること。これに尽きると思います。
まあ、それができるのならとっくにやってるよという話ですよね(笑)
限られた予算や乗せる人数、維持費にデザインなど、検討する要素はいくつもあると思いますので、しっかりと悩んで、後悔のない車選びをしましょう。
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