いよいよ開催が迫る2016F1ですが、レース観戦するときにある程度戦いの舞台となるコース図や概要を知っておくとよりF1観戦を楽しむことができます。
そこで2016年F1の各サーキットのコース図に簡単な解説を加え、全21戦で争われる白熱のレースをもっと深く味わってみましょう。
今回は前編に続き後編としてハンガリーGPからお伝えしていきます。
2016f1カレンダー 、各サーキットのコース図解説と簡単メモ【前編】
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Contents
ラウンド11 ハンガリーGP 7月24日
ハンガリーGP「ハンガロリンク・サーキット」です。
全長4.381㎞のコースを70周します。最速ラップはダニエル・リカルドの出した1分24秒821です。
抜くに抜けない低速の攻防戦が繰り広げられるサーキットでマシンの性能差が埋まりやすく、大どんでん返しが起こることも多く、毎年ドラマが生まれます。
ラウンド12 ドイツGP 7月31日
ドイツGP「ホッケンハイム・サーキット」です。
全長4.574㎞のコースを67周します。最速ラップはハミルトンの出した1分19秒908です。
ドイツGPはこのホッケンハイムとニュルブルクリンクが隔年開催されます。しかし2015年はニュルブルクリンクサーキットの財政難とホッケンハイムの諸事情によりドイツグランプリ自体が行われませんでした。
ラウンド13 ベルギーGP 8月28日
ベルギーGP「スパ・フランコルシャン・サーキット」です。
全長7.004㎞のコースを44周します。最速ラップはニコ・ロズベルグの出した1分52秒416です。
ずば抜けて長く開催当初は14㎞もあり、あまりにもスピードが出過ぎるために年々改良されていったという歴史があります。
また02ポイントの名物「オー・ルージュ」コーナーで超有名なサーキットです。
オー・ルージュ後の上り坂でドライバー達は路面方向への強いGに苦しめられます。オー・ルージュの名前はコーナー下に流れる川の色から名付けられたものです。
ラウンド14 イタリアGP 9月4日
イタリアGP「モンツァ・サーキット」です。
全長5.793㎞のコースを53周します。最速ラップはルイス・ハミルトンの出した1分26秒672です。
スーパーバイク選手権の第一戦が行われるコースで、世界一の超高速サーキットです。最高速度はなんと340㎞にも達し、予選を入れると2005年にファン・パブロ・モントーヤが372.6㎞をマークしています。各マシンのエンジンパワー勝負となります。
ラウンド15 シンガポールGP 9月18日
シンガポールGP「マリーナ・ベイ市街地コース」です。
全長5.065㎞のコースを61周します。最速ラップはダニエル・リカルドの出した1分50秒041です。
ナイトレースが行われるコースとして有名で、ドライバーの視界を稼ぐためスポーツ競技場の4倍以上の明るさでコースを照らします。夜にレースが行われるのはヨーロッパの日中にライブ中継を合わせるためです。幻想的なレースが見ものです。
ラウンド16 マレーシアGP 9月25日
マレーシアGP「セパン・インターナショナル・サーキット」です。
全長5.543㎞のコースを56周します。最速ラップはニコ・ロズベルグの出した1分42秒062です。
赤道直下の高温多湿サーキットです。そのためマシンにもドライバーにもかなりの負担がかかります。セパン名物の2本ロングストレートは、まるでマリオカートのフラワーカップ・マリオサーキット3のようです。
ラウンド17 日本GP 10月9日
言わずと知れた「鈴鹿サーキット」です。
全長5,807㎞のコースを53周します。最速ラップはルイス・ハミルトンの出した1分36秒145です。
あの本田宗一郎氏の支持の下生まれた日本初の本格サーキットで、テクニカルサーキットとして有名です。S字が続く区間の難易度は高くドライバーからの評判も良く、立体交差は世界的にも珍しいです。高低差はスパに続く世界2位です。
鈴鹿の周辺は行楽地なためモータースポーツ観戦がてらバカンスに訪れる人も多いです。
ラウンド18 アメリカGP 10月23日
アメリカグランプリ「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」です。
全長5.516㎞のコースを56周します。最速ラップはロズベルグの出した1分40秒666です。
アメリカ初のF1目当てとして作られたサーキットで、世界中の名物コーナーを集めた面白サーキットです。でもパット見はカートのコースのような雰囲気ですね。
ラウンド19 メキシコGP 10月30日
メキシコGP「エルマノス・ロドリゲス・サーキット」です。
全長4.304㎞のコースを71周します。最速ラップはニコ・ロズベルグの出した1分20秒521です。
標高2300mの高地にあるため空気が薄く、エンジン出力も落ちて空力も影響を受けるため非常に厄介なサーキットです。
ラウンド20 ブラジルGP 11月13日
ブラジルGP「インテルラゴス・サーキット」です。
全長4.309㎞のコースを71周します。
インテルラゴスとは湖の間という意味です。素敵な名前ですね。このコースの1番付近は地元の英雄アイルトン・セナを称え「エス・ド・セナ」と呼ばれ、6番7番コーナーでは全F1サーキット最大となる5Gがレーサーたちを苦しめます。
レースが終わると名物サンバリズムが流れます。笑
ラウンド21 アブダビGP 11月27日
F1最終戦となるアブダビGP「ヤス・マリーナ・サーキット」です。
全長5,554㎞のコースを55周します。最速ラップはフェルナンド・アロンソの出した1分43秒434です。
こちらのサーキットはレース中に日が落ちるためレース後半はなんとナイトレースに突入する「トワイライトレース」が行われています。最終戦を飾るのに相応しい演出ですね。
うーん、幻想的ですねー。バトルが楽しみです。
2016F1サーキットまとめ
いかがでしたか?今年のF1も大白熱なレース展開が予想されます。しかも今年は今までよりも一戦多い21ラウンドですから見応えたっぷり!思いっきりレース観戦を楽しんじゃいましょう。
2016f1カレンダー 、各サーキットのコース図解説と簡単メモ【前編】
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