日本を代表する車の一つ日産フェアレディZがモデルチェンジする模様です。
遂に来ましたね日産の美しき貴婦人!「GT-Rとは違うのだよGT-Rとは」と余裕で吐き捨てる生まれながらのピュアスポーツカーであるフェアレディZさん。その発売時期や価格、そして搭載エンジンのうわさまで掘り進めて見ようと思います。
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フェアレディZとは
初代フェアレディZは1969年に先代のダットサンフェアレディに変わり発売されました。その運動性能とは裏腹に価格も割と安く設定されており日本ならず北米市場でも人気を集めました。
1979年から放送された石原プロモーション制作のテレビドラマ西部警察や1990年、アニメ及び漫画 湾岸ミッドナイトの主人公の愛車 悪魔のZ としてZ30が登場した影響もあり、販売から半世紀近く経った現在でも日本の旧車界での人気はアホみたいに高いです。
また常に国内外のレースシーンを沸かせており、過去に世界ラリー選手権サファリラリーに「240Z」が参戦。シェカー・メッタが総合優勝を獲得するなどの功績を残しています。
フェアレディZシリーズは一時期は絶版になっていたが復活し、現在の型番は6代目でZ34型となっています。
新型の発売時期とエンジン
“Z34で絶版になるのではないかとも噂されていたフェアレディですが、2016年後半から2017年に発売するという情報が各所から発信され始めています。特に2017年の東京モーターショーでの発表という噂も出ています。
そんな新型フェアレディのエンジンがどうもメルセデスのエンジンを使用する模様です。なんとメルツェデス先輩ですか!?エンジンは2つの選択肢があるようでエントリーモデルとして考えられるメルセデス製の直列4気筒2.0Lのターボエンジン。もう1つはメルセデス製のV型6気筒3.0Lのターボエンジンが採用されると予想されます。
メルセデスエンジンを採用する背景には、どうやら国内のスポーツカー市場の縮小化などが影響しているようで、手頃に買える高性能な車を目指してのコスト削減なども背景にはあるようですね。というのも日産が独自にメルセデス製と同等の性能の4気筒ターボエンジンを開発するとなると、約100億円~150億円ともいわれる費用が必要になるといわれております。
日産が自社エンジンではなくメルセデス製のエンジンを使用するということには賛否両論はあるでしょうが、多くの人に楽しんでもらうフェアレディZをつくるためには、メルセデス製のエンジンを採用することは必要な選択ということなのかもしれません。
新型フェアレディZの燃費は?
また燃費についてもこれまでのスポーツカーよりも低燃費になるのではないかともいわれています。新型フェアレディZは従来通りガソリンエンジンを主要動力源として使用し、停止時や発進時などエンジン駆動時に小型のモーターと電池でアシストするマイルドハイブリッドを組み合わせる予定です。
そのため燃費はかなり向上するのではないかと予測されリッターあたり20KMぐらいではないかともいわれています。
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手頃に買えるスポーツカーの価格とそのライバル
日本人が手頃に買えるスポーツカーの価格とはいったいいくらぐらいを指すのでしょうか。様々な憶測が飛んでいますが500万~700万という価格帯が最も多い意見のようです。が、手頃な価格となるとやはり500万に抑えて頂きたいところですね。
そんな新型にはクーペがベースだったZ34とは違いオープンモデルを基本にTバールーフやタルガトップなどのラインナップになるという噂があります。おそらく世界市場で人気のオープンモデルなのでやはり国内だけでなく海外市場も意識してのことかと思います。
新型フェアレディZのライバルとなるのはBMW Z4やアウディ TTなどが挙げられ価格帯や走行性能などもここら辺のライバル達を目指していくのではないかともいわれています。
新型フェアレディZに対して
発売当初から日本ならず世界中で愛された車種でもあるフェアレディZだけに新型の発売はファンならずとも世界中で期待に胸膨らませて待っていることでしょう。
また今回噂されている運動性能と低燃費そして価格帯そしてこれからの日本、いや世界のスポーツカー市場に大きな影響を与えていくかもしれません。
かつてフェアレディZはアメリカでZカー(ズィーカー)と呼ばれ、大変な人気を集めた時代がありました。特にZ32型フェアレディZはコルベットと並んでも遜色ない、それどころかガチバトルではアメリカ人も舌を巻く速さだったという伝説の存在となっております。
アメリカの西海岸沿いのhighwayを飛ばす流麗なデザインの日産の貴婦人、フェアレディZ。当時のモーターファンたちはフェアレディZという美人にどんなアメリカンドリームを託したのでしょうか?
そんなエピソードを世界中に多く持つフェアレディZの新型登場とあっては自動車ファンとして気になるのも仕方ないところです。これから発表される情報に注目しましょう。
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2016年 10月 18日
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