日産から新型マーチe-POWERスポーツコンセプトがデビュー。EVスポーツの未来を感じる

以前はコンパクトカーの代表的存在として人気を博していた日産・マーチ。

近年はキュートな路線へ方向転換したものの、主婦のお買い物カーとして軽自動車の需要が高まり、現在では存在感が薄れていると感じます。現行型の発売から既に7年が経ち、フルモデルチェンジのタイミングが近づいてきました。

2018年に発売されると言われている新型マーチは、現行型のキュート路線から印象をガラリと変え、欧州車のようなプレミアムコンパクトとしてデビューする模様です。

表紙出展:http://autoc-one.jp/toyota/prius_phv/special-2951159/


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日産・マーチについて

現在ではキュートな外観で、女性向けのコンパクトカーというイメージがありますが、発売当時はそういう訳でもなかったのです。

ターボチャージャーを搭載した快速モデルや、モータースポーツのベース車両など、実に幅広いグレードが存在していたマーチ。2代目までは主に男性からの支持が厚い車だったのだと思います。

3代目以降からは、可愛らしいデザインとなりましたが、それでも気合の入ったスポーティーグレード、12SRをラインナップ、4代目でもNISMO仕様がありますし、男性層への販売にも力を入れています。

 

基本的にどのモデルも、それなりの人気を誇る車ではありました。現行型マーチも販売から3年目までは販売も好調でしたが、4年目からはその人気に陰りが見え始めます。

現在では軽自動車や他社のコンパクトカー、さらには同じプラットフォームであるノート e-POWERなどの人気に押され、以前の存在感はありません。

そんなマーチですが、欧州では既にフルモデルチェンジを行っています。マイクラと呼ばれているそのモデルはどんな車なんでしょうか。

マイクラ(新型マーチ)について

日本ではフルモデルチェンジを控えているマーチですが、欧州では既に新型へと切り替わっています。現行型までのキュートなエクステリアから、スマートなものへと変貌を遂げているようです。

日産マーチの新型が2018年にフルモデルチェンジで劇的に生まれ変わる

現行型マーチのボディサイズは5ナンバーですが、新型マーチは全幅が3ナンバーとなっています。全幅は広がったものの全高は低くなっていて、スタイリッシュなプロポーションです。

内装もレザーを程よく採用しているため、質感も非常に高く、まさにフォルクスワーゲン・ゴルフのようなプレミアムコンパクト路線となりました。

 

エンジンは0.9L直列3気筒ターボエンジンと1.0L直列3気筒NAエンジン、1.5L直列4気筒ディーゼルターボエンジンの3種類をラインナップし、ターボエンジンは90馬力を発生します。燃費もそれなりに良いようです。

安全性能にも力を入れており、車線逸脱防止システムやエマージェンシーブレーキが標準装備。上級グレードには更なる安全装備の搭載も行われています。

ちなみにトランスミッションは5速MTのみとなっています。欧州は日本と比べてATの割合が低いので、5速MTのみの設定でも問題はありませんが、日本でそれは困ります。ほぼ確実に9割以上のユーザーがATを選択すると思うので、新型マーチが日本で発売する際にはATの設定にも期待したいですね。

 

個人的には、新型マーチを同じタイミングで日本でデビューさせなかったワケがある、と個人的には思うのです。基本的にモデルサイクルが長いマーチですが、現行型は既に7年も販売されています。

販売台数が落ち込んでいることを考えると、欧州でのデビューと同時に日本でも発売してよかったと思うのです。ATの設定がないのも気になります。実は新型マーチは、日産の新世代電気自動車e-POWERを引っ提げてデビューするという噂があります。

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e-POWER スポーツコンセプトのスペック(主要諸元)

今年の10月には東京モーターショーが開催されますが、日産は目玉としてe-POWER スポーツコンセプトを初公開するようです。そのベース車両にマイクラ(新型マーチ)が抜擢されたとの見方がされています。

現在、日本ではノート e-POWERが販売されていますね。居住性と積載性を重視しているので仕方のない部分ではありますが、ボディーの後ろ半分がスタイリッシュさに欠けます。

新型マーチはホットハッチとして申し分ないデザインをしているので、日産はこの新型マーチにシリーズハイブリッドシステムを搭載するようです。

 

日産のe-POWERが従来のハイブリッドシステムとどう違うのかと言うと、従来のハイブリッドシステムでのモーターの役目は、あくまでエンジンのアシストに過ぎませんでした。

しかし、e-POWERは、本来車の心臓とも言えるエンジンを発電用とし、モーターの力のみで走行します。モーターはトルク、加速力が優れているので、日産はe-POWERをスポーツカーにして搭載してみようと考えたわけですね。

マーチ e-POWER スポーツコンセプトに搭載するエンジンは2.0Lクラス。最大147馬力程度を発生するエンジンを発電用に搭載し、200馬力程度の出力を発生させることができるモーターとバッテリーを搭載すると予想されています。

 

発電用の1.2L直列3気筒エンジンとモーターで最大109馬力を発生するノート e-POWERの最大トルクは2.5L並み。アクセルオンから即最大出力を発生するモーターの瞬発力を加味すると、そのトルク感や加速力はなんと3.0Lクラス並みとも言われています。

ノート e-POWERのエンジンとモーターでこれだけすごいのですから、マーチ e-POWER スポーツコンセプトはいったいどんなじゃじゃ馬になってくれるのでしょうか。

既にエンジンスペックを公開していますが、マーチ e-POWER スポーツコンセプトのスペックを紹介します。なお、このスペックはあくまで現時点での情報と噂から予想したものです。軽い気持ちで楽しんでいただけたらと思います。

 

全長×全幅×全高(mm)  3,999mm×1,743mm×1,455mm
車両重量(kg) 1,300~1,400kg
ホイールベース(mm) 2,525mm
エンジン詳細(cc) 1,997cc直列4気筒エンジン
エンジン最高出力[kW(ps)/rpm]※ 108kW(147ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク[Nm(kgm)/rpm]※ 207Nm(21.1kgm)/4,400rpm
モーター最高出力[kW(ps)] 147kW(200ps)
トランスミッション 無し
JC08モード燃費(km/l) 25~30km/l
価格 約250~300万円

 

※1ps=0.736kW
※1kgm=9.807Nm

搭載すると思われるエンジンは2.0Lとのことだったので、セレナやエクストレイルに搭載しているMRエンジンが怪しいのではないかと思います。

エンジンとバッテリー、モーターを搭載するので車両重量は重くなると思いがちですが、実際ノート e-POWERの車両重量は1,200kg前後と比較的軽量な部類だと感じました。新型マーチ e-POWER スポーツコンセプトではエンジンとバッテリー、モーターの全てが拡大される見込みなので、少なくとも100kg以上は確実に重くなると思われます。

ボディサイズとホイールベースは、現行マイクラ(新型マーチ)とほぼ変わらないと思うので、そのまま記載しました。EVなので、もちろんトランスミッションはありません。燃費はJC08モードで約40km/lと非常に良いノート e-POWERからのざっくりとした予想です(笑)

 

モーターがノートやリーフより過激になると思われます。エンジンの排気量も大きくなるので、必然的に燃費は悪くなるでしょう。それでも非常に低燃費ですけどね。

そして、気になる価格ですが、ノート e-POWERの価格設定が約200~250万円です。最初は300万円を超えてくるのではないかと思いましたが、EVスポーツはまだまだ未知の存在なので、正直価格設定が高すぎると手を出しにくいですよね。

日産はフェアレディZやGT-Rなどの比較的高級スポーツカーのラインナップは充実しているものの、エントリーモデルと呼ぶべきスポーツカーが不足しているので、そこにマーチ e-POWER スポーツコンセプトで穴埋めするのではないかと予想します。
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まとめ

ノート e-POWERで3.0L並みのトルクと加速力を誇るのですから、新型マーチ e-POWER スポーツコンセプトは4.0L並みのトルクと加速力を堪能できるのでしょうか。万が一そうなれば、日本のスポーツカー市場がさらに活性化しますね。

新型マーチと、e-POWER スポーツコンセプトが全く異なる車種として出展される可能性もありますが、それは10月の東京モーターショーまで楽しみに待っていてくださいね。



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