前回に続き、パチッといや~な車の静電気対策のお話をしていきましょう。グッズで効果が出ない、毎回あれこれするのが面倒、忘れていた時に不意を突かれるというあなた。そんなあなたにおすすめの方法があります。
それが「アース」です。今回は静電気対策として乗車時に施すアースについてお話していきます。
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Contents
静電気対策!アースを意識しよう!
静電気は「摩擦と乾燥」と前回お話ししました。
人はセーターやシートなどの摩擦によって帯電すると、プラスの電気を帯びます。プラス側に寄ってしまうと電気はマイナスを求めるようになります。そして目の前のマイナスの塊(帯電していない)車などがあると一気に放電してしまうのですね。
この時指の先にショックを受けます。そこで前回は先に車をパシッと叩くという技をお伝えしました。
前回記事↓
ただ、これでは毎日車に乗り降りのたびに車を叩かないいけないので、あなたは納得できないかもしれません。
そこで「アース」です。
アースとは「地面」とか「大地」という意味ですね。家電なんかでも過剰電圧を放電させるためにアース用のコードが付いてたりします。
同じように車に帯電した電気をバッテリーのマイナス側に戻すようアース線というものがあります。こうして車自体は平気なわけです。
ところが人間にはアース線などありませんから、行動しているとどんどん帯電していきます。歩いているときは靴の裏はゴムですし、運転中に触るハンドルや内装などは皮もしくは樹脂、つまり絶縁体です。よって放電する暇がありません。
さてどうしましょう。
車から降りる場合
車から降りる場合はおしりをシートから離す前に車の金属部分を触りましょう。そうすると無感で放電することができます。アースの役割ですね。
また、静電気対策用のクッションなどが販売されているので、それらも効果あります。つまり放電用の特殊クッションがアースの役割を果たしているわけです。
さらにセルフガソリンスタンドなんかで必ず見かける「コチラにタッチしてから給油して下さい」と書かれている黒の丸い物体。あれもアースです。そしてあの物体と同じようなものを車内に貼り付けてアースの役割を兼ねるものも市販されています。
車に乗り込む場合
車に乗り込む時も、溜まった電気を予め逃がせるアースのような存在があれば良いわけです。
あなたが外にいる時、常に地面とくっついているところはどこでしょうか。そう足です。世の中には帯電防止シューズというものがあります。この靴なら常に放電できますから車を触ってもパチっときませんよ!おすすめです。
そもそも帯電しやすい物って何?
静電気はマイナス側のものが帯電しやすいです。では一体マイナスとはなんなのか?
ここに分かりやすい図があります。
こうしてみると塩化ビニールやポリエステルなどケミカル系はやっぱり帯電しやすいのですね。反対に羊毛や毛皮などの動物由来のものはプラス寄りなので静電気には強いと言えるでしょう。
本来人はマイナス側に帯電し難い方なんですが、アクリル生のセーター着たりフリース着たりするとパチパチです。
着るものを選ぶのも静電気対策として有効です。
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