細部までビシッと磨かれてキラッと光る黒い車は独特のカッコよさがありますね。
今回は「黒い車の洗車方法を教えてよ♪」ということで、黒、もしくはダーク系の色合いの車の洗車方法について、気を付けるべきことをいくつか述べたいと思います。
黒の洗車がわかれば、もちろん 白、あるいは銀などの明るい色の洗車方法もわかるので、明るい色の車に乗っているあなたもよかったらご覧ください。
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黒はなぜ汚れるのか?
「黒い色の車はよく汚れる」「手入れが大変だ…」などとよくいわれます。本当にそうでしょうか? 普通に考えればわかることですが、同じような使われ方をする車は その色に関係なく、同じように汚れます。
要はこういうことです。黒い車の場合、ホコリなどの白い汚れが目立ち、白い車の場合、水垢などの黒い汚れが目立つ、ということなんです。また黒は、ボディー表面の細かなキズも 乱反射で白く光ることになりますので、目立ちます。
それではこういった特性を踏まえたうえで、黒い車の洗車における注意点を、具体的に見ていこうと思います。
洗車機に入れてはいけない
これは白い車でも同じことなのですが、黒の場合は特に…というか、間違っても入れてはいけません。キズがつきます。
洗車機のメーカーさんや、それで営業なさっている方々のために申し添えておきますと、これらの洗車機も、車にキズをつけないよう、また、お客さんに喜んでもらうよう、常に最大限の努力と改良を重ね、現在に至っています。
しかしながら結論からいいますと、こと洗車に関しては、機械は人間の手には追い付いていない、といえると思います。
黒い車の洗車の実際
では、どのように洗うか? まずは水をかけるところから見ていきましょう。
まず水だけで大半のホコリを落としてしまう
まず水圧だけで、ボディー表面に乗ったホコリを洗い流してしまいましょう。パネルのチリから順番に、ホコリを追い出すように流していきます。一通り濡らしたら一旦おいて、ホイールなどを洗うといいでしょう。時間をおくとしつこい汚れがふやけて落としやすくなります。ただ、この間ボディーが乾くようなことがあってはなりません。乾きそうになったら常に水をかけてあげましょう。
スポンジはなでるように、優しく
シャンプー液をつくったら、いよいよボディーをスポンジで洗っていきますが、この時、スポンジとボディーの間に 常にフレッシュなシャンプー液があるように意識して、優しくなでていきます。どうしても細かな汚れを噛み込んできますので、シャンプー液とは別のバケツを用意して、時々ゆすぐといいでしょう。スポンジの動きは円を描くのではなく、タテタテ、ヨコヨコがいいです。
ボディーパネルのすべてをこのように、というのはちょっとムリかもしれません。大筋はこの通りで、多少のアドリブというか、臨機応変さがあっていいと思います。力加減など、このあたりのさじ加減は 現場で覚えていくものかもしれません。
すすぎは徹底的に
水のかけ方は最初に水をかけたのと同じ感じでいいでしょう。今度はホコリではなく、シャンプー液を追い出します。2倍くらいの時間をかけて充分に、徹底的に洗い流します。
拭きあげも擦らずに
拭きあげは専用のマイクロファイバークロスを用意して、ボディー表面を擦るのではなく、クロスをパネルに広げて、それに水分を吸わせるように拭きあげます。チリの部分など、どうしても水滴が残りがちなところは、軽く拭いてあげましょう。
手洗い洗車の基本を徹底的に守っていく
いかがでしょうか? 黒い車の洗車方法は、突き詰めれば「手洗い洗車の基本を徹底的に守っていく」につきると思います。そのココロは「いかにキズをつけずに汚れを落とすか?」であって、その基本さえしっかりと理解していれば、あとは車の状態に応じたさじ加減の問題だけになります。
確かに「黒」は難しいです。でも、だからといって洗わないわけにはいきませんから、この際、思い切ってやってみましょう。今日、ここに書いたことを意識してやるだけで、結果は見違えるように違ってくると思います。
そうそう、「黒」は難しいですが、上達すると、その分ぐっと光るようになるんですね、(^_^)/
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