2000年F1グランプリ。あの感動をもう一度・・・
レーサーたちの熱い魂が広い青空に抜けていく・・・現れては消える一瞬の輝きを放つ儚い人間の感情の美しさ・・・2000年F1グランプリ・・・数々の人間ドラマを我々に魅せてくれたF1史上類を見ないあの激動の時代・・・人の持つ、無限の可能性を画面を通して訴えてくる筋書きのないドラマ・・・そして圧倒の映像・・・あの日、本物の生きる情熱がここから出発しました。
Contents
2000年F1の魅力とは?
まず前年である1999年からテーマソングがTRUTHからB’z松本さんによる「Go Further」になりました。
感動を呼ぶ映像と共に松本さんの手掛ける迫力ギターサウンドがF1のスピード感、人間ドラマと相まって「もう感動です!松本さん!!」という感じでした。
映像では青空の回想シーンやハッキネンの感情爆発グローブ投げ事件、シューマッハの落ち着きなど人間の記憶模様をよく表していて映像編集者のF1愛が伝わってきます!
この年は日本の自動車メーカーホンダがエンジンサプライヤーとして「BAR HONDA」として参戦し、そのマシンを王者ジャック・ビルヌーブが駆る絵面が印象的で、また久々の日本人レースドライバーである佐藤琢磨さんのデビューの噂も流れ日本人として垂涎モノのビール片手に観戦するにはもってこいの時代でした。笑
白の流麗なデザインが印象的でカッコ良かった・・・。
「BAR HONDA」が好き過ぎて、この頃の愛煙タバコはラッキーストライク一本でした。笑 ちなみに今はタバコ止めました。
2000年は帝王ミハエル・シューマッハーの神妙な笑顔に挑戦するミカ・ハッキネンの魅せる熱い魂の叫び、それら全ての感動の人間ドラマが味わい深かったのが印象的でした。
それに2000年のF1マシン達が歴代F1マシンと比較してもボディプロポーションが整っていて全チーム抜群にカッコ良かった事、それらの魅力に乗せるB’z松本さんの名曲「Go Further」がハマっていたことなど、本当に見応えがありました。
全てが眩しい光の塊となって未だ我々を魅了してやまない栄光の記憶なのです。
F1への想いをB’z松本さんが語っています。
この後、佐藤琢磨さんは2001年にはB・A・R Hondaの若手ドライバー育成プログラムに参加し、F1マシーンのテストにも携わるようになりさらに、翌2002年にはジョーダンHondaからのF1デビューが決定するなど多くの出来事の始まりでした。
佐藤琢磨さんは日本人として最高3位まで上り詰めます。できれば表彰台真ん中まで行って欲しかったですが、あの時テレビで見ていた私は夜中に思いっきり叫んで喜びました。笑
モナコマイスターとは?
F1グランプリの各国コースの中でも一際異彩を放つのが、モナコ公国にあるモンテカルロ市街地コースで行われるモナコグランプリです。私はモナコグランプリが一番好きなコースでした。モナコ公国は優雅な景観で有名です。
コートダジュールを始め、高級リゾート地など世界屈指の富豪の地としてその地位を保っています。
大会期間中は市街地に3段ガードレールが設置され、F1レーサーたちを苦しめます。
見ているこちらは大興奮ですが追い抜きも難しくワンミス=即クラッシュとなるモナコグランプリでウィナーとなるのは困難を極めることからモナコサーキットを制したものに敬意を評して昔から「モナコ・マイスター」の敬称で呼ぶのだそうです。
こちらではF1から見たモナコの魅力を語っています。モナコ・マイスターの生みの親となったアイルトン・セナの逸話も語られています。
2000年、ホンダのマシンを振り返って
2000年はBARホンダのジャック・ビルヌーブとリカルド・ゾンタ共に振るわなかったですが、予選で勝ったドライバーが決して決勝で勝つことができないというモナコのジンクスや、ローズヘアピンでの各チームの攻防戦など見ていてハラハラドキドキでした。
王者シューマッハの駆るフェラーリは本当に速かったですが、私はホンダのエンジンを積んだ白いマシン、BARホンダをずっと応援していました。あまり活躍はできなかったのですが、遠い日本からの唯一の参加者であったHONDAは日本人である私にとって特別な存在でした。
かつてあのアイルトン・セナが大活躍していた時のマシンを生み出したマクラーレンホンダ。そのマシンが去年から復活し私たちに夢を魅せてくれています。
2015年は目指したゴールが壮大過ぎて成績はイマイチで非難轟々でしたが、本領発揮はこれからです。
2016F1ホンダエンジンはまたしても遅いのか?2015年製と比較
頑張れマクラーレンホンダ!私は2016年シーズンのマクラーレンホンダを応援します。
追記 特集記事を追加しました
2016年は面白くなる!F1マクラーレンホンダ特集です。
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