雪が降るシーズン。
まさかなまさかな・・・と思っていたら「おわ~!!車が動かねぇ~!!」なんてことありますよね。え?ない?それは幸せものだと思います。
今回は忙しい時に限って車が雪に埋って動かないという最悪の事態が起きたことを想定して、みごと脱出するための方法を順序立てて分かりやすくお伝えしていきます。もう大丈夫ですよ!
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Contents
車が雪に埋まった!脱出までの3ステップ!
あなたの愛車が雪に埋まってしまいました。アクセルを踏んでも、バックしようとしてもタイヤが空転して全く動きません!さぁ大変です!
この時いくら頭に来たからといって間違ってもアクセルをグイグイと踏みまくらないで下さいね。あなたの車は雪の中により深く埋まってしまい一層深刻な状況に突入してしまいますので。
それでは無事に白い悪魔から脱出するまでのステップを挙げていきます。
①とにかく雪を掻き出す!
あなたの車が豪雪によりまるまる埋まってしまったというのならもはや打つ手なしですが、深雪にハマりスタックしてしまったというのならまずはタイヤの周りの雪を掻き出しましょう。
その際スコップがあると作業が捗るので、雪に埋まるリスクを予め予想できるのなら長靴や手袋なども含め用意しておきましょう。
スコップなど無ければ、車内にあるコンテナの蓋や内装のプラスチックなど利用できるものは何でも使って雪を掻き出しましょう。素手で雪を掻き出そうとするとしもやけになってしまいますよ!
②タイヤの下に布切れor板切れを敷く
雪を書きだした後はタイヤをまっすぐにして、路面との摩擦を増やすために空転しているタイヤの下に布切れや板切れを敷きます。バスタオルや毛布などがあれば良いのですが、なければフロアマットなどを代用してもいいでしょう。なるべくギュッと押し込みます。
準備ができたらじわ~っとアクセルを踏みましょう。間違っても勢い良くアクセルを踏まないことです。せっかく敷いた布切れが吹っ飛んでしまいますし、最悪タイヤハウスの中に絡んでどうしようもなくなりますので気を付けて下さい。
タイヤは動き始めの瞬間が1番グリップが掛かる時です。一度滑りだすとあとは意味無しの虚しい空転が始まるので、タイヤが動くか動かないかぐらいのゆ~っくりなアクセルワークを心がけて下さい。
もし応援者がいるのなら、外で後ろから車体を押してもらうと脱出できる可能性が数%上昇するでしょう。ただ、無理は禁物です。
こちらの動画では、何やってもスタックから脱出できなかったジムニーが、あるビックリな方法で無事脱出しています!やってみるもんですねぇ!
③最後の手段、JAFを呼ぶ
もはや素人の持っている道具や手段では太刀打ち出来ない場合、プロを召喚しましょう。
車が雪に埋まって動けないという状況はヘタしたら生死に関わることなので、無理だと思ったら潔く諦め、JAFなどの専門機関に電話して助けを求めましょう。
しかし注意点があります。JAFは年会員だと何回呼んでも無料ですが、あなたが会員でない場合でもJAFは助けてくれるかわりに有料となることです。料金は非常に高額で、作業工賃+救助に要したJAFレスキュー隊の基地から現地までの移動距離代が加算されていきますので、総額2~3万円は見ておいたほうが無難でしょう。不安なら電話口でおおよその見積額をオペレーションセンターの人から聞くことができますので、それから救助要請を出すか決めても良いと思います。
ただ、雪降るシーズンはJAFはほぼパンク状態です。忙しなく出動しているのでなかなか捕まらない上に救助要請から実際に白い悪魔から脱出できるまで1~2時間あるいはそれ以上掛かるかもしれません。それでも電話さえコールセンターに繋がればいずれは助けに来てくれるので、車内で暖かくして待ちましょう。
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あなたは出来るか?高等テクニック集!
まだ自分の力で状況を打破する気力のある場合、やってみる価値があるテクニックをご紹介します。それは振り子テクニックです。
ただし、運転上級者はATでもMTでも車を前後に振り子のように動かして惰性で脱出とかできるようですが、とても普通の人にはできない高等テクニックでしょう。
またもう一つ、普通の車にはLSDと呼ばれる浮いてしまったタイヤの空転を抑える特別な機構が付いてません。そのため一輪でも雪で滑ってしまうとトラクションを失うのですが、FF車であればフットブレーキ、FR車であればサイドブレーキを軽く作動させながらアクセルを踏むことでエンジンパワーの力抜けを防ぎ脱出できる場合があります。
しかし調整が鬼難しいのでこれも一般ドライバーには現実的ではないでしょう。
雪道はFFか、それともFRか?どちらが優れているのかを調べる
最後に、タイヤの空気を少し抜くのも効果的です。が、普通の人はどうやって抜くのかも知らないでしょうからこれも現実的ではないですね。
まぁスタックに備えてこれらのテクニックを覚えたり駆使するよりも、車が雪に埋まるのを未然に防ぐ方が遥かに簡単でおすすめです。
また、雪上で立ち往生していると結構周りのドライバーが助けてくれるものです。日本人の素晴らしいところなので、困ったときはお互い様。素直に好意を受け取って脱出させてもらいましょう。
しかし脱出に手こずってあれこれやっている間にJAFの到着のほうが早かったなんてことも有るかもしれません。
やっぱりJAFを呼ぶのが1番安全で確実です。無理せずJAFや保険会社のロードサービスを利用しましょう。時間は掛かってしまいますが、雪降りしきる危険な路上では1番安全な手と言えるでしょう。それに吹雪いたりしているときは他の車からもあなたの車を発見し難いので、身の危険を感じたら車内に居たほうが安全でしょう。
私はJAFに入会してますが過去にスタックのほかバッテリー上がり、鍵のとじ込みやパンクなどで何度もお世話になっています。会員でないと高額な料金を取られるため、日本の殆どのドライバーが加入しています。
無理だけは禁物ですね。正しい知識で焦らずに行動しましょうね。
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