【最終更新日】2017/08/21

SUV人気ランキング2016!激戦ガチンコ勝負の勝者は誰だ?

さぁさぁやってまいりました。今最も熱いカテゴリー「クロスオーバーSUV」。つい数年前まではSUV乗ってると「あなたって遊びが好きな人なのね」とか「毎週キャンプでも行ってるんですか?」とか聞かれるちょいと変わった車だったのですが、最近ではハリウッドセレブが火付け役になりあらゆるメーカー、あらゆるクラスでSUV、SUV、SUVラッシュです!

もはやセダンなんて存在を忘れられているようで、世間の関心はちょっと大きくて車高の高い、そしてピカピカしてちょっと軟派でオシャレな車=SUVが流行りに流行っています!

SUVって何というあなたはこちら
SUVが人気なのはなぜ?その裏に隠された人の下心とは(笑)

 

SUVが増殖するのは以前のように白セダン銀セダン黒セダンに道路を埋め尽くされる葬式状態よりはマシですが、問題なのは「流行る→廃れる」の流れです。私はクロカン・SUVが大好きなので、雨後の筍のようにどんどん登場するSUVブームが下火になったら遊び心たっぷりの面白グルマが一気に少なくなってしまうんじゃないかと心配してしまいます。

まぁそんな私の心配とは裏腹にSUVはずっと売れまくってますので、調査目的も兼ねて2016年度の注目クロスオーバーSUVランキングを付けてみました。

超激戦カテゴリーですからね。どうなることやら。


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Contents

超人気のSUV、2016年に一番支持されるのはどいつだ??

それではさっそくいってみましょう。このカテゴリーでランクインするということは今後の自動車史に残る名車となるかもしれない候補たちです。

なお、このランク付けには販売実績、将来性、開発理念、日本の車文化への貢献度、人の人生への影響力等を考慮した独自の採点基準を元に作成してます。

またステーションワゴン形式やガチクロカン、超高級ラグジュアリー、軽自動車などの車種は選考から外しました。

純粋にいわゆるSUVのメインボリュームとなるクルマたちから選抜しています。

 

SUV人気ランキング第5位

マツダ CX-3

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2015年カー・オブ・ザ・イヤー2位を受賞したマツダ・CX-3です。

なによりも特徴的なのはその艶っぽいデザイン!マツダは魂動デザインと呼んでますが、近年のマツダのトレンドとなるデザインです。日本車離れした外観は存在感がありますね。合わせてマツダソウルレッドメタリックパールと呼ばれる深いワインレッドのボディーカラーも雰囲気を盛り上げます。

SUVとしては兄貴分のCX-5よりも総合力で勝り、実際に売れてます。ただ、アテンザなども含めたこのマツダ魂動デザイン、少々飽きてきたのは私だけではないのかもしれません。

実際に実車を見るとけっこうクドいデザインなので長年サラりと乗るという使い方には向いてないのかもですね。

兄弟揃って同じ顔ではつまらんな…と思っていたら新型ロードスターなど同じ魂動デザインでありながらぜんぜん違う顔だったのでちょっとホッとしました。(笑)

マツダ・ロードスター、新型NDの魅力とみんなに愛される理由

ただ、やっぱりカッコイイので高い人気を保っています。

 

SUV人気ランキング第4位

日産 エクストレイル

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総合力の高いSUVです。

2000年に華々しくデビューした初代エクストレイルから数えて3代目になります。徹底的に遊びにフォーカスした、ユーザーがあれこれレジャーシーンを想像しやすい車でした。

丸々水洗い可能なシート、スノボやサーフボードなど長尺物もガンガンぶち込める室内設計、エキサイトする音楽に乗せたワクワクテレビCMによる元気で活発なイメージ戦略が大ヒットし、初代エクストレイルは熱狂的なファンを生み出しました。

2代目も3代目も良くできたSUVと言えますが、あの初代の衝撃、訴求力には遠く及びません。一言で言えば普通の車になってしまったエクストレイルです。

初代のあの潔さをそのまま再現し続けていれば良かったのにバカ売れしたもんだからってターゲットを広げすぎたのがエクストレイルです。

なにか「エクストレイルでないと!」というものがなく、まるで三菱・パジェロのようにユーザーと共に年老いてしまうのでしょうか。

日産は「エクストレイルの良さは若々しさだった」というシンプルな事に早く気付いてほしいものです。

あれこれ言いましたが、実はこのエクストレイル、前後タイヤのロック機能を持つので雪道やアイスバーンに強いという評価は有名です。それに安全評価も最高ランクです。クルマとしての完成度はやはり高いのです。

【特集】雪道に強い車ランキング!普通車部門と軽自動車部門

 

SUV人気ランキング第3位

トヨタ ハリアー

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およそ国内一モテるSUVとして有名なハリアーです。

初代、2代目、3代目とずっとモテてきました。上質で落ち着いたインテリア、大柄な車体、パワフルなエンジン、清潔感あるエクステリア、数々の運転補助機能、安全安定。クルマをよく知らない女子も、ハリアー見ると本能でステータスを感じ「カッコいいね」とつぶやきます。そういう意味で、ハリアーだけはSUVの持つスポーツと言う意味・目的がちょっと他とは違うようですね。笑

実際ハリアーは高価なのにもかかわらず良く売れています。企業の役員クラスのおっちゃん達にも大人気なハリアーです。うちの親父もエクストレイル買うと言ってたのに直前で母親の意見を取り入れ、ハリアーにしてしまったという逸話があります。

私は個人的にはハリアーというクルマにあまり魅力を感じないのですが、モテるのですから仕方ありません。笑

コチラは島下泰久さんのハリアーの試乗ムービーです。

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SUV人気ランキング第2位

ホンダ ヴェゼルハイブリッド

もうとにかく売れまくっているのがこのホンダ・ヴェゼルです。町中のいたるところで見かけます。

今までありそうでなかったまとまりのいいカッコ良さ。使いやすい大きさ。抜群の燃費。買い求めやすい価格。全部ユーザー視点のナイスなSUVです!

乗って快適!使って快適!外観、内装ともに素敵ですね!みんなが支持するのも納得です。SUVでありながら新しいハイブリッド技術である「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載し、カタログ値リッター27㎞、実測値リッター20㎞の燃費を叩き出すのですから凄いです。

なにせ世界中を走っている超有名なコンパクトカーの鬼、フィットがベースですからね。素材が超優秀なんです。またホンダらしいドライブする楽しさも散りばめられたのがこのヴェゼルです。なんとパドルシフトスポーツモードがあり、イケイケのドライブを楽しむことも可能なんです。

ワインディングを味わい、そのまま不整地にも入れてお財布にも優しく、その上カッコいいとなったら売れない理由がありません。(笑)

 

今後数年は日本のクルマ市場においてこのヴェゼルクラスのクロスオーバーSUVが大幅に増えることになるでしょう。

 

こちらは河口まなぶさんのヴェゼル試乗記です。

 

SUV人気ランキング第1位

トヨタ C-HR

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こちらは2016年12月に登場のトヨタ製ハイブリッドクロスオーバーSUVです。もう売れること必至。世界一の燃費技術をまとった遊べるハイブリッドがこのトヨタ・C-HRです。

王者プリウスの燃費を引き継ぎ、最高の環境性能を乗せてアウトドアシーンを走り抜けます。ハイブリッド仕様でない1.2L直噴ターボモデルもありますが、もしかしたらそちらのほうがコスパ面で遊び倒せるかもしれません。

ホンダ・ヴェゼルの人気の理由はスタイリッシュな外観と適度な大きさ、そして燃費の良さでした。C-HRはそれらに高レベルで答えてますから確実にユーザーが振り向くSUVといえ、いずれ公道で沢山見かけることになるでしょう。

 

2015年の東京モーターショーでは、このトヨタC-HR以外にも日産・グリップスコンセプトなど魅力的なハイブリッドクロスオーバーSUVが多数登場しました。今後白熱する分野ですので、今から大注目です。

そんな中、このC-HRはもしかしたら今年のSUVのエポックメイキングとなるかもしれませんね。

トヨタ・C-HRの発売日迫る!新型ハイブリッドSUVの実力は?

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SUVランキング編集後記

mazda-cx-5

SUVランキング、いかがでしたか?案外楽しい車が少ないと感じたのではないでしょうか。

結局、メーカーが出すクルマというのは売れるクルマです。つまり私達ユーザーの意見が今後のクルマ像を決めるということです。

いくら魅力満載な車であっても売れなければメーカーは潰れてしまいますからどうしても圧倒的大多数の意見寄りな車作りに偏ってしまいます。結果町中はつまらない車で溢れかえります。

 

そこで貴重になってくるのが私達クルマ好きの意見です。最近日本体育大学にモータースポーツ育成学部として「レーシングドライバー養成講座」が開設されました。こうした動きは日本人として歓迎すべきことですね。日本のクルマ文化は工業製品や機械としてのレベルは一級品ですが、エモーショナル、感性といった部分では2流以下です。そしてそれは私達日本人の気質でもあるのです。

でも本来の日本のスタイルが受容の精神なので、今持っていないものを上手に取り入れながら目立つばかりではない、日本の持つ奥ゆかしさ、未完の美、情緒といった美しさを車全体に散りばめ、そしてそれらをユーザーが評価する。そんな時代が来ると良いですね。

無難に落ち着くSUVカテゴリーとは全く違い、今スポーツカーカテゴリーは乗りに乗っています。どうしたの日本のクルマメーカーさん!といった状況です。SUVのほうもスポーツカー部門のように個性的な車作りが行われれば良いのですが。

スポーツカー人気ランキング2016!面白カテゴリ分け大集合!前編





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