ホンダS2000新型フルモデルチェンジ!2019年にデビューか?

遂に登場するホンダのミドルスポーツ、S2000のデビューが近づいてきました。

S1000の記事でもお伝えしましたが、近年ホンダはスポーツカーに力を入れています。自動車ファンとしてこれほど嬉しいことはないのでこのサイトでもホンダスポーツカーシリーズはマークしていきます。


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ホンダS2000は男の感性を具現化したミニNSX!

最近どうしちゃったの?と言いたくなるホンダのスポーツカーブームですが、クルマ好きとしては願ったり叶ったりなのでそのまま応援していきます。笑

まず、2017年に登場予定のホンダ・フラッグシップスポーツカー(もはやスーパーカー)のNSXがF1ドライバークラスの人間でないと扱えない超弩級の存在に昇華してしまうため、我々庶民が日常の延長線上で楽しむことのできる等身大のスポーツカーが不足していました。

ホンダは軽自動車であるS660を除くとCR-ZやシビックといったFFハッチバックスポーツしかなく、FR好きやミドシップ好きは少々寂しいものがありました。そんな中期待を集めるのが新型S2000です。

 

新型S2000は恐らくシビックに搭載されている直列4気筒2リッターVTECターボエンジンが採用されることでしょう。それをミッドシップレイアウトで搭載してくる可能性が高いです。

 

ああ悲しき初代S2000時代・・・

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初代S2000はオープンカーでありながら高性能スポーツカーでした。通常ルーフのないオープンカーでは不利となる車両剛性もぶっとい補強でクローズドカー以上のカッチリ感を持ち、ステアの量に応じて切り角度の深さを変化させる新しい機構、F1マシンのように吹け上がる出来の良いエンジンを搭載したS2000はサーキットで走ってもクラス優勝当たり前、上級カテゴリーの車もカモることのできる正統派スポーツカーでした。

ところがS2000は販売当初こそ納車待ちの超人気でしたがロードスターなどと比較して少々遊び心が足りなかったり、ユーザー達から走りがつまらないと言われたり、少し危険なマニア臭を嗅ぐわせていたせいか徐々に売れなくなり、その後モディファイを繰り返したものの遂に2009年に実質的に生産終了してしまいました。

正統なFF製造メーカーが久々にFRスポーツ作ったもんだからイメージ的に無理があったんでしょうか。S2000スマートでカッコ良かったんですけどね。初代S2000は本田宗一郎氏の意思を受け継ぎ、ホンダらしくFFかカリスマ軽スポーツ・ビートのようにミッドシップで作れば良かったのかな?と思います。

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少し前の2005年に兄貴分のNSXが生産終了してしまったので、ホンダスポーツカーファン達はさぞかし残念だったでしょうね。私もすごく残念でした。やっぱNSXやS2000がGT-Rやスープラ、MR-S、S15シルビア、RX-7辺りと戯れたあの時代はなんとも言えぬスポーツカー全盛期の輝きがありましたからね。

今、あの時代に活躍した車達が旧車の仲間入りをし始め、中古車が次第にプレミア価格になってきています。S2000はまだ大丈夫だと思いますが、国内の中古車が海外に流通し出すと一気に価格が跳ね上がります。

初代S2000のスタイリングが好きなら、まだギリギリタマ数のある今のうちに中古で手に入れておくのが吉だと思います。

S2000の中古価格を見てみる
初代S2000が生産終了してからしばらくの間、次期S2000の存在を否定し開発の予定もないと言っていたホンダ陣営でしたがここに来て一気に開花。素晴らしいシーズンとなりました。S2000は遠い存在になってしまったNSXに代わり、調度良い存在として生まれ変わります。

巷では「ミニNSX」だとか「ベイビーNSX」だとか言われてます。なかなか良いネーミングだと思います。先に登場したS660のほうがベイビーの名にふさわしいと思うのでS2000はミニNSXが妥当ですかね。

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新型S2000の価格はやっぱり高い?

およそ2000万超えのNSXに対し、新型S2000の価格はおよそ600~800万円ほどと言われています・・・。いやいや、高すぎでしょ!!ホンダさんぜんぜん買えないよ!!!

ホンダさん、売れなかった初代S2000に懲りて日本のマーケットを無視しているのかもしれません。それか狭い国土である日本市場はS660とS1000に任せて、新型S2000は海外の富裕層に向けて開発しているのかもしれませんね。

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新型S2000のスペック(主要諸元)

全長×全幅×全高(mm)  4250×1850×1250
車両重量(kg)
ホイールベース(mm) 2400
エンジン詳細(cc) 直列4気筒
DOHC 1995
エンジン最高出力[kW(ps)/rpm]※ 236(320)/6500
エンジン最大トルク[Nm(kgm)/rpm]※ 402(41.0)/2500-4500
モーター最高出力[kW(ps)]
トランスミッション 6速MT
JC08モード燃費(km/l)
価格 約600万円

※1ps=0.736kW
※1kgm=9.807Nm

ホンダS2000の登場は2019年!

ホンダ新型S2000は2019年に登場すると言われています。そうなれば先日お伝えしたホンダの新しいコンパクトスポーツS1000や軽自動車のS660、そしてすでにデビューしているNSXと合わせ、魅力的なホンダスポーツカー豊作の時代となります。いやー凄いです!超期待ですね!

 

S2000考察

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新型S2000は先に登場しているS660のようにホンダらしさを全開に出したクルマであると思います。

ただ、私はS2000のようなクルマだったらどうしてもロードスターやS660、コペンなどのクルマと比べてしまいます。なぜならS2000はれっきとした「オープンカー」だからです。オープンカーという乗り物は昔から豊かなクルマライフを送る人たちの遊び道具に使われてきたものです。だからオープンカーと名乗るクルマは車体の剛性や絶対的なスピードという要素よりも、もっとフランクで肩の力が抜けた「高次元な気楽さ」や「遊び心ある余裕」が必要となってきます。

初代S2000はエンジンも足回りも高性能なカチカチのスポーツカーでした。そしてとても速く走ることのできるいわゆる「良くできた」クルマでした。しかしサーキットなどで最速ラップタイムを目指すことがこのクルマのコンセプトなら、始めからクローズドカーで勝負するのが本質ですし、オープンにするのならオープンエアを好むドライバーの文化的・情緒的喜びといった感性的な部分を刺激するようなクルマにしないと、クルマというものを俯瞰し楽しんでいこうという気概を持つ視野の広いカーガイな層からそっぽを向かれることになりかねません。なぜならそこに乗り手の幸せを第一とした信念が無いからです。この点ではロードスターの目指している理想像ほうがクルマの持つ喜びを上手に再現できているのではないでしょうか。

 

ホンダというメーカーはF1参戦で成績を出してきた技術屋でもあり、一級のエンジンサプライヤーともいえます。しかし技術者目線のスペック至上主義のクルマは本来ならフラッグシップモデルだけで良いはずです。と言うのもその他のクルマにいくら絶対的性能を求めても、どのみちフラッグシップの弟分という事になってしまうからです。

だから私はホンダさんには技術者のこだわりを重視するあまり、実際にハンドルを握るエンドユーザーの喜びの部分をスポイルしないようにして欲しいですし、かつてのS600が生み出した世界観を大切にして欲しいなとも思います。それは不安定な部分があるからこそのスリル・冒険色の強さです。といっても、なにもわざと弱いクルマを作るという意味ではありません。現代のオープンカーとして妥協なしの安全性を確保していながら、誰もがファントゥドライブを楽しめる総合的な車体構成を目指すという点にあります。

オープンカーは頭上の守りがありません。高速域でスピンなどしてひっくり返った時危険です。その代わり抜けるような空が広がり、開放感の中ドライブを楽しむことができる乗り物です。そんな素晴らしいひとときを味わっている最中、誰が目先の最速ラップを死ぬ気で目指すでしょうか。そういったスピードを追求することもクルマを楽しむ大切な要素の一つですが、それはクローズドカーでやればいいことです。このように二律背反するようなテーマを背負わされるがオープンスポーツカーと呼ばれるクルマです。

 

だからこそ、私は改めてホンダさんに期待したいです。もしホンダさんがこの足し算引き算を理解していれば、初代S2000のような運転席からの景色の眺めを阻害するようなぶっといAピラーにはならなかったはずです。コーナーを速く曲がるためだけにクルマが一切ブレないように強化された車体剛性の高さやカッチリ固められた足回りといった要素は、オープンカーという喜びに満ちた人生の箱モノの感受装置の働きを結果的に鈍らせることになりかねません。

クルマを心から楽しむためには、一般的な表面上だけの合理性や、一つのことだけを意識した数字主義スペック主義などの蛸壺化視点より、ドライバーをハラハラ・ドキドキさせる「瞬間感度の高さ」や「各信号伝達の増幅」といった部分の特殊なスペックを高められたクルマが必要です。

これは釣り竿などもそうなのですが、「機械的に魚を数多く釣ることを目的とした竿」よりも、「一匹一匹を感動的に釣り上げることを目的とした竿」のほうが、使っていて遥かに面白いのと同じことです。これは釣り竿のカーボン含有量や反発力、重量、テーパーなどのカタログスペックなどでは決して分からない部分ですが、メーカーが高度な技術を持っているからこそ実現できる趣味的な魅惑の世界といえるもので、2流メーカーでは満足のいく演出を作ることはとても難しいものです。クルマも同じで一流メーカーであるホンダだからこそこういったスパイスを上手に効かせ「車の魅力は絶対的スピードだけではない」と考えている多くの一般ドライバーに向けて「心から虜になってしまうような絶妙な味付け」を持つクルマを作れるのだと思っています。

 

私はホンダが好きで、オープンカーも好きです。だからこそS800の正統後継車であるS2000に対しては本音が出てしまいます。ぜひ新型S2000ではスピードだけではない、スペックだけではない素晴らしいホンダファンワールドの世界を創って、私たちに魅せていただきたいですね。

 

【特集】ホンダ新型スポーツカー軍団S660からNSXまで一気に大集合!

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