車を売る時のトラブル未然に防ぐ方法はないか

車の売却に関してのトラブル、やはり増えているようです。この問題は私にとってなるべく避けて通りたいテーマなのですが、最近それではダメだと思い直し、もう一度書くことにしました。

これに関しては、病気の予防と一緒で予防が一番です。これから書くことは予防を目的に書いていきます。

起きてしまってからでは、解決するまで精神的にも時間的にも負担を負うことになり、何より解決しても元に戻るだけで、得る物は何もないという不毛の戦いとなりますから。

昔はなかったトラブル

実はこの売却時のトラブルについては、私はあまり経験が無いのです。そもそも売却時私たちにとっては買取り時ですが、思い出してもこれがそうじゃないかなと思うのが1件あるだけです。周りにもトラブルがあったような話は聞いたことがありません。

それは人間ですから失敗することはあります。私の経験ではありませんが、買い取った車にエアコンが付いていなかった、エンブレムを信じてタイプを間違えた。私のミスは事故車を見落としたなどがあります。

どれもちゃんと確認すれば防げることですが、どうしてもミスというものはおこります。そういう時はどうするか、上司に始末書を提出して、二度とこういう事が起きないよう肝に銘じるのですが、どうやら最近は自分のミスをユーザーに転嫁する事があるようです。

 

買い取った車が、後で事故車だとわかったから値段を半分にしろ。たしかに契約書には瑕疵担保責任について書かれていますが、これを盾に契約解除を迫り、ユーザーに負担させようなんて、今まで聞いたことがありません。

これは実際のケースです。昔今のように法律も整備されていなくて、再生タイヤやメーターの巻き戻しなども頻繁におこなっていた時代でさえ、この様な事聞いたことがありません。

たとえこの様な失敗をおこしても、ユーザーにその責を転嫁するようなことはありませんでした。なんか矛盾しているようですが、仕入れにはある種のプロ意識が当時からあったのです。もし自分がミスした場合、恥ずかしくて公になることを嫌い、知られる前に、自分で買ってしまいマイカーにした仕入れを知っています。

 

お店も、社員のミスをユーザーに転嫁し損害を取り返すことはありませんでした。例えそれが、悪意があるものであっても、騙された仕入れが悪いという全体のコンセンサスがあったのです。

現在のトラブルを生む要因

現在、この様な問題が起きるようになった要因を一言でいうと、「世代交代」です。人だけでなく、業界にも再編による世代交代が起きたことが原因です。

つまり今までの価値観が継続されなくなり、歴史の断絶が起こっていると思われます。それはある意味当然で、再編を行うトップが関心を持つのはより強い利益アップであり、そのために行う合理化はどうしても対象を物として扱うことは避けられず、そうでなければ合理化は出来ません。

それでもトップの方々に分かっていて欲しいのは、対象を物として扱う合理化の究極は、何列も遠くまで連なった養鶏所のゲージの風景だという事です。それを頭に入れつつ合理化を進めて頂きたいものです。

 

でもどうやら、一旦走り始めた合理化への道が止まらないどころか、加速しているようです。緊張感を持った再編が一応成功したため、その成功体験が背中を押し続けているのです。これは色んな所で見ることができ、歴史の中にもちょっと目を凝らせばいくつもみられます。そしていつもそれが原因で、衰退し滅んでいくのですが、でも止める事が出来ないのです。

その為この様なトラブルは、いままでなかった新興勢力の中で起きているようです。昔からのお店では、いまだそういう事は聞いたことはありません。

今の状況は新しい戦国時代に突入している状態で、新しい価値観が産まれつつあるのでしょう。それまでこの状態が続くはずです。少なくてもあと10年はこの状態は続くことになるでしょう。

トラブル未然に防ぐ方法

この現在の状況を嘆いていても始まりません。あなたや私も進化しなければ生き残ることは困難です。その為、トラブルを未然に防ぐためにこちらが気を付けることは次の3点です。

① 心構えから直そう

まず車の売却は商取引だという事です。厳密にいうとコンビニでお弁当を買うのも商取引ですが、ここで言う商取引とは契約書を介する様な取引のことです。決して自分が顧客の様な立場ではないと思ってください。それも初めて取引することになる相手です。

一応名の知れた相手ですけど、実際に取引をするのは初めてで、それも今後続く取引でなく、今回限りの取引です。今後の事を考える必要が無いのは向こうも同じなのです。売ってくれるなら大事な顧客、売らないなら仕事を増やす厄介者と考えていても何の不思議でもないのです。むしろそう思っているだろうなと思った方がいいでしょう。

こちらも納得できる金額を出さないところとは取引しない心づもりでいて下さい。そのくらいで丁度いいのです。こちらはお店を選べるだけ、有利であることを忘れずに。

② 取引は対等

取引時において気を付けることは我儘になる事です。気に入らない言動があれば、気に入らないと言う事です。取引は対等ですよ。この人間は自分の取引相手に相応しくないと思ったら、はっきりと言うべきで、それでこそ対等の商取引です。別に相手を怒らせるのが目的ではありません、対等の関係を築くためです。その時も常に笑顔を絶やさずにです。

契約書に瑕疵担保責任の文字を見つけたら、これは何ですかと聞いてもいいでしょう。事故車の場合と答えたら、それも見分けられずに査定するのかと突っ込むところです。笑顔を忘れずに。

③ お金は現金取引

いついつまでに振り込むと言われるかもれませんが、初めての商取引です。ここは売却車と交換を条件とするべきです。渋るようでしたら、本当に振り込まれるか保証はないというべきです。大手だろうと関係ありません。お金を受け取る前にトラブると、車が人質の様な状態になりかねないのです。その状態は全くもって不利な状況で、それだけは絶対避けたいのです。

最後に

以上3点の注意点を述べましたが、残念ながらこれでもまだ十分だとは言えないのです。そのためにも車と引き換えに現金を貰う事です。そうしておけば、あとでトラブる事があってもこちらのペースでことに当たる事が出来ます。お金は支払われない、車も帰ってこないなどは最悪ですから。

これから機会があれば、逃げずにこれらの問題に答えて行こうと思っていますが、書いている間、いつも情けない気持ちと、怒りに、書くスピードが遅くなるのが難点です。

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