【最終更新日】2018/03/05

新型プリウス4代目モデルチェンジに見る日本の職人魂車作り

新型プリウス始動。

4代目となるプリウスが2015年に発売されました。私は最初見た時に「ん?ミライか?」と思ってしまいました。新型プリウスのデザインはまるでミライとアクアを足して2で割ったようなデザインでした。

トヨタは自社のハイブリッドに一定の共通デザインを持たせ、自己ブランディング構築を狙っているのでしょうか?そんな新型プリウスについての考察です。

 

新型プリウスの燃費は?

気になる新型プリウスの燃費ですが、

なんとリッター40km・・・

これは現存する地球上の全てのガゾリン車のトップに君臨する数字です。さすがプリウス!!ローインパクト初代代表は伊達ではありません!

やはりこの車が今日の世界中の自家用車トレンドを環境へと向け、みんなの意識レベルを引き上げたのですからもっともっと評価されるべきです!

 

確かに未だハイブリッドと言う技術も完璧ではなく、ストップ・アンド・ゴーの多い日本の交通事情では力を発揮するシステムもドイツのアウトバーンのような永遠高高速でひた走るような環境では意味なしというものですから、そういった海外での場面でクリーンディーゼル車や高効率コンパクトターボ車などと比較されるとイマイチという面もありました。

 

しかし皆がそうやって燃費のことや排気ガスのこと、車が地球に与える影響のことをよく考えるキッカケを作ったのもこの車であり、今生産される車たちは燃費の数字が1つのステータスです。

今クルマ好きの間の会話でも、「俺の車は〇〇馬力!」というよりも「俺の車はリッター〇〇!」と言った方が盛り上がるものです。新型プリウスの気になる価格はおよそ240万円~とのことです。

 

今後の日本の自動車工業会は

日本人はきめ細やかな人種です。世界中のどこの国よりも細かいことが得意です。それは生産された車を見れば一目瞭然です。

車というものは、あらゆる生産技術の集大成ですので車をみるだけでその国の総力を見ることができるのです。

 

たとえばトヨタが世界に誇るセルシオなどはチリが皆無です。チリとは、例えばボンネットとボディの左右のすき間(クリアランス)の差などを指します。これらが完璧なのが日本車なのです。

この完璧さはボディ全体からエンジン内部まで全てにおいて発揮され、それが日本車の絶大なる信頼性へと繋がっています。

 

日本人は欧米人と比較してアイデアに乏しいとよく言われます。これはある意味仕方のないことなのですが、その分他国の追随を許さない極限までの丁寧な仕事により未だにアドバンテージを保っています。

そんなお国柄だからこそ誕生したプリウス。当初ハイブリッド技術というものは構想こそ昔からあったのにどこも実現することは叶わなかった夢の技術だったのです。

それを成し遂げ、プリウスを市販化まで漕ぎ着け、さらにアクアをセールス的に大成功させ大量生産したトヨタという会社はやはり世界一だと思いました。

 

新しいプリウスが世界とどう戦っていくのか?新型プリウスの今後に注目です。

トヨタアクア、マイナーチェンジ後のトータルコスト評価は?





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